メルマガでどのような件名(タイトル)で送るかで開封率は変化します。件名(タイトル)はセールスレターでいうキャッチコピー(ヘッドライン)なのです。
ここでは、開封率を上げるメルマガ件名(タイトル)の作り方を解説します。メルマガを発行している僕が作成した件名の中で開封率が良かったサンプルも合わせて公開します。
開封率を上げるメール件名(タイトル)10の作り方
一般社団法人日本ビジネスメール協会が発表した「ビジネスメール実態調査2016」では、1日の平均受信数は55通だと発表されています。
これはどういうことかというと、55通の中で光り輝く真珠のようにならなければいけないということ。
そのために、重要なのが、メールの件名(タイトル)になります。なぜなら見られない可能性が高いからです。メールを見られなければ、、読者と信頼関係を築くこともできません。
言い換えれば、メルマガを送信している意味がなくなるのです。そこで、メルマガの件名(タイトル)10の作り方をご紹介します。
①価値を暗示させる
読者が何を得られるのか?という価値を暗示させる。これはメルマガの件名(タイトル)を作る上で基本原則です。
最も確実かつ安定して高い開封率をあげています。
これを読むことで読者は何が得られるのか?ということを具体的かつ簡潔に分かりやすく書くことがポイントになります。
客観的なデータや数字を使うことも同じように心がけてください。読者は自分にとって何か役に立ちそうなことしか興味を示しません。
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②ニュース性
人は新しいものが大好きなんです。新しい情報、商品、サービス、流行りなど、、。
時代に取り残されたくはない。知らないで恥ずかしい思いをしたくない。という避けたい欲求や最先端の情報を知っていることで自慢できるなど自己重要感も感じられます。
だから、ニュース性がある件名(タイトル)は開封率が高いです。トレンド、世間で話題になっていることなど積極的に使ってみてください。
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③挑発系
読み手の心理を逆手にとった件名の付け方。「本当にできるの?」などと挑発されたりすると、、なにくそ!負けてたまるか!と負けん気根性が生まれます。怒りや負けたくないという感情を呼び起こさせ、開封率を上げる方法です。
多用しすぎるのはやめてください。ただの嫌なヤツに思われ嫌われますから。
- どうせ見ないですよね?
- どうせできっこないですよね?
- 行動できない人は読まないでください。
④緊急性
「時間がある時に読もう」と思ったメールを読んだことありますか?人は毎日忙しいです。仕事、家事、遊び、趣味、恋人、友達、テレビ、、、、。
「明日でいっか」、「後で」、「また今度」などと心の中で言い、開封することはありません。しかもメールですから。開封しなくても痛くも痒くもないですからね。
だから、読者が今すぐに確認してもらうための方法が緊急性です。
期間、数、価格を限定したりすると、開封しないと損するかも?と思わせることができます。この行動しないことのデメリットが生まれるからこそ、開封率に大きく影響します。
僕も実際にプロモーションやイベントの案内メールを送った際にこの緊急性をいれるかいれないかで10倍も開封率がUPしました。
①の価値を暗示させるものと組み合わせた件名(タイトル)は最強です。
- 先着10名!・・・・
- 今なら30%オフ!明日まで・・・
- 本日限りのご案内・・・
⑤挨拶
見知らぬ人から挨拶され、とっさに返したことありませんか?僕はあります。(自分から挨拶したこともありますが、、笑)
普通は知り合いからされるものですよね。年賀状にしろ、「おはようございます」「こんにちは」にしろ。シンプルですが効果抜群です。
- 本年もよろしくお願いします。
- お礼
- 大山です、お元気ですか?
⑥名前を差し込む
件名(タイトル)に自分の名前が入っていると思わす開封してしまいます。大山さんと呼ばれたら居酒屋でも、東京駅でも、電車の中でも思わず振り返っちゃいます。
名前(ニックネーム)情報もあるのであれば、使ってみてください。自分だけにメールをくれたと思ってくれる人もいるほど、読者(個人)に響かせることができます。
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- こんにちは、〇〇さん
⑦『無料』タダ、プレゼント、特典
無料ってなんか嘘っぽくて使うの嫌。だとダダこねないでください。やっぱり無料っていうのはめちゃくちゃ効果あります。
「タダで貰えるんだったら貰っとこう。」こんな風に思う人多いんですよ。もちろん僕もそうですが、、、(恥
ただし、薄っぺらい情報や価値がないものを無料でプレゼントしても意味がありません。最終的な成約に繋がりませんから。
無料であげるなら、これ無料でもらっていいの?と驚くほどのものをあげてくださいね。無料であげるものを具体的に書くことも重要です。
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⑧興味性
気になるな、、、見てみようと思わせる件名(タイトル)の付け方。メルマガ本文とまったく関係ない話の件名(タイトル)にならないように注意してください。
サンプル(件名&冒頭文)
件名(タイトル):浮気されてますよ
本文(一部):
「あなたの奥さん(彼女)が浮気していますよ。」
いきなり誰かから
こんなことを言われたらどうですか?
「なにを言っているんだ!お前は、、?
うちの嫁がそんなことするはずないだろう?」
と言ってしまうかもしれません。
急に言われたらびっくりしますし
感情が乱されるのでイラッとしますよね。
僕も同じように言われたらそうなります。
ですが、それと同時に、、、
「まさか、、、本当なのか?」
と心配になってしまいます。
でも、、心配にはなるけど
100%信じることはできません。
嫁を信じたい気持ちと不安が入り混じり
なんとも言えない感情に陥るでしょう。
では、言葉だけではなく、
浮気相手(男)と一緒にラブホテルに入る
写真を見せられたらどうですか?
よくある週刊誌のスクープのように
男の人と一緒にラブホテルに入っていく写真です。
その写真を見た瞬間、、黒(クロ)が確定しますよね。
信じたくないが信じざる得ない状況になるのです。
分かりやすい極端な例を用いたのですが、
===================================
人は、圧倒的な証拠やデータがあると
信じるしか道がなくなる
===================================
のです。
という風に浮気されていますよ!という一言から、圧倒的な証拠やデータがあると人は信じると論理立てています。
もういっちょ。
サンプル2(件名&冒頭文):
件名(タイトル):ビクンビクンさせてください
本文(一部):
『強い単語』を使うということです。
強い単語とは、
読み手がビクンっと反応しざる負えない
一言で身震いしてしまうような単語のことです。
コンビニに入り思わず
手に取ってしまう本ってないですか?
なぜだか分からないが、表紙の文章や文字、
女性のグラビアが気になり読んでみてしまう。
このような経験、
一度はした事があると思います。
僕は週刊誌を思わず手にとり、
パラパラとめくってしまいます。
週刊誌の表紙にやられ
思わず手に取ってしますのです。
キレイな女性の裸体写真ページを食い入るように見つめ
唾をゴクりと飲み込むのが最後の落ちです(笑
なぜ多くの人は週刊誌を手にとり
読んでしまうのか?
週刊誌の表紙は、『強い単語』を
とても多く使っています。
例えば、
脅迫、極秘、Hカップ美乳裸身、
お泊まり愛、激白、噂の彼とのベット写真
殺す、暴力団、潰される、死ぬ、破産…
このように数ある単語の中でも、
ビクンっと震え反応してしまう
“強い単語”なのです。
==============
このように、本文で伝えたいことと関係あることを興味深く、好奇心をくすぐるようなタイトルをつけます。
⑨『VS』
『VS』とは、(versus)バーサスの意味です。何かと何かを戦わせるのです。そんなこと言われなくても分かるとは思うのですが、、
何と何を戦わせるか?これが重要です。果たしてどちらがいいのか?というすでに議論されている事柄を戦わせます。
結局どっちが正解なの?という疑問を解決できるということを暗示させられるので、開封率が良いです。論争に終止符を。
- 『長いVS短い』その答えは?
- テクニックVSマインド(考え方)
- 早起きVS遅起き
⑩『=(イコール)』
物事が複雑すぎるのは頭に入ってきません。「結局コレさえやれればOK」などということはありませんが、シンプルに伝えられると理解しやすいです。
複雑すぎることを=を使い、たった一言で伝えます。また、ギャップ法のように読者が信じていることを=を使い逆説的に伝えることも効果的です。
件名(タイトル)の文字数は25文字までに収めた方が良いので、シンプルに伝えるためにも=を使ってみてください。
- 成功=早起き
- ダサい=正解
- 上手い文章=〇〇
まとめ
以上、10の作り方。
ここで紹介したものはメルマガの件名(タイトル)だけでなく、ダイレクトメールやちらしはもちろん、セールスレターのヘッドライン(見出し)でも使えます。
件名(タイトル)の目的は開封してもらうこと。バスケットでゴールを見ずにシュートしたら、、当然、ボールが入る確率は低くなります。
それと同じです。目的(ゴール)だけをみて、そのゴールに向かい、10の作り方を参考に作ってみてください。
メルマガの反応(開封率)が上がること間違いないでしょう。もちろんビジネスマンなら誰も理解しているテストをすることの大切さも忘れないでくださいね。
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