ステキなカフェでコーヒーを飲みながら、「ノートパソコンのキーボードをカチャカチャする」
自由でオシャレに仕事をし、時間にも場所にも縛られないフリーランスのノマドワーカーという姿に憧れをお持ちですか?
- 毎日会社に通勤する必要も無い
- 上司の目を気にする必要も無い
- 好きな場所で仕事ができる
- 好きな時間に仕事ができる
そのような生活を目指したいと思っているのであれば、フリーランスのセールスコピーライターはベストな選択肢の一つと言えるでしょう。
しかし、普通の生活をしているとフリーランスのコピーライターなんてなかなかお目にかかれないですよね?
どんなスタイルで仕事をしているのか、そして肝心の収入、報酬の形態はどのようなものになっているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは現役のフリーランスのコピーライターが、その生活と収入について率直にお伝えしていきます。
セールスコピーライターがノマド生活に向いている理由
まずは、なぜセールスコピーライターがフリーランスでノマド生活に向いているのかをお伝えしていきます。
フリーランスになれば収入は青天井
フリーランスになれば収入は上限が無い、青天井です。
後述しますが、セールスレターを書いて一件いくら、という報酬形態だけでなく、売上や利益からの歩合制とすることもできるからです。
また、セールスレターはその商品の販売が終わるまで半永久的に働き続けてくれるため、書けば書くほどストック型の継続収入としてプラスされていきます。
フリーランスでは仕事が無くて全然稼げていない人もいる一方で、年収1000万円を超える人もザラにいます。
会社員のライターさんの場合はよほどの大企業で長く務めない限り、年収1000万円には到底届かないのが現実です。
フリーランスのセールスコピーライターであれば、やればやるだけ、成果を出せば出すだけ稼ぐことができるのです。
場所に縛られずに仕事ができる
セールスコピーライターに必要な機材、環境はパソコンとネット環境くらいです。
ハイスペックなパソコンも、超高速な通信環境も必要ありません。
なぜなら、作業としては文字を書くことがメインだからです。
つまり、パソコンとネット環境があればどこでも仕事ができます。
普段のクライアントとの連絡も基本的にメールやチャットで十分ですし、SkypeやZoomといったアプリを使えば通話だってネット回線だけでできてしまいます。
普段は生まれ故郷に住みつつ、打ち合わせ等の際だけ東京に来るという二重生活をされている方も多いです。
私も今は首都圏に住んでいますが、夏の暑さが苦手なため、もう少し仕事が落ち着いたら長野県あたりに移り住むのも面白そうかなと思っています。
さすがにネットがまともに繋がらないような僻地だと難しいですが、東南アジアやハワイなど、海外で仕事している人も多数います。
国内在住でも会社や自宅で仕事をする必要は無く、カフェ、図書館、ファミレス、コワーキングスペース等、どこでもできます。
時間に縛られない
フリーランスのセールスコピーライターは好きな時間に仕事をすることができます。
もちろんフリーランスなので上司も同僚もいませんし、前述のように場所も自由です。
歩合制によるストック型の継続収入を増やしていけば更に時間の自由が増えていきます。
たとえば、成果報酬として売上の20%をもらえるような案件をいくつも重ねていって、自分が手がけた全ての案件の総売上が毎月100万円を達成するようになれば、それだけで毎月20万円の収入が不労状態で自分に入ってくることになります。
あまり贅沢をせず、一人で生活する分には十分な額ではないでしょうか?
また、ある程度の年収規模までなら従業員を雇ったりせず一人でこなすことができます。
一人でこなす限界となる目安の年収規模などは、歩合制の案件がいくら売り上げるかによって違うので一概には言えませんが、少なくとも年収1000万円や2000万円程度のセールスコピーライターの多くは基本的に従業員を雇わず一人で仕事をしています。
上述のようにパソコンとネット環境があれば仕事ができますし、取引する客数も多くはないため管理も難しくはないからです。
他人に何かをお願いするにしても、税理士さんに入ってもらったり、単純作業を友人やクラウドソーシングサイトで依頼したりするなど、外注という形でほぼ解決できてしまうことがほとんどです。
年収1000万円を一人で稼げるビジネスというのは、他ではなかなか無いのではないでしょうか?
さらに、フリーランスですから勤務時間なども決まっていませんし、自分がレベルアップして作業を効率化することによりどんどん働く時間を減らすことができます。
数日間ほどでサラリーマンの平均給与を稼げるので、「更に稼ぐか?」「もっとゆっくりするか?」を自由に考えているセールスコピーライターは多く見られます。
ただし、フリーランスということでオンオフが曖昧になり、ダラダラしてしまうのに注意しましょう。
サラリーマンのように上司がいないため、業務の管理をすべて行うのは自分自身だけだからです。
私も気を抜くとダラけてしまうので、作業に集中するための環境を整えるといった策に重きを置いています。
たとえば、以下のようなものです。
- ヒーリングミュージックや自然環境音といった集中するための音声を流す
- 作業中に余計なものが目に入らないようにデスクをキレイにする
- 休憩時間を細かく挟んでいく
手に職付けるので一生食べていけるスキル
文章でものを売るコピーライティングの能力は、一生食べていけるスキルです。
自分の商品やサービスを取り扱うビジネスをしているのであれば、時代の流行り廃りによって売上が大きく左右されます。
しかし、集客とセールスはいつの時代も必要とされ、売る商品さえ替えればいくらでも応用が利くのです。
事実、世の中で潰れてしまう会社の多くは、その原因が「販売ができなかったこと」です。
多くの職人気質の方が、「これは良い商品だ!」と思ってビジネスを始めるのですが、「集客能力」「セールス能力」が無いために苦労してしまうのです。
セールスコピーライターはそういった彼らを助け、共存共栄していくことができます。
もちろん未来に何が起こるかは誰にも分かりませんが、単純労働のビジネスとは違い、人の複雑な感情を動かすことができるセールスコピーライティングがAIやロボットに取って替わられる可能性は高くはないでしょう。
よって、一度マスターすれば一生お金を稼ぐのに困ることはないといえます。
さらに、セールスだけでなく人の心を動かすための本質を学ぶため、人と人とのコミュニケーションが存在する限り人生の役に立つといえます。
コピーライティングは本当に稼げるのか?
「そんなことを言ってもコピーライティングは本当に稼げるのか?」
まだリアリティをもって実感できていない方もいらっしゃると思います。
実際のコピーライターの報酬形態についていくつかお話しましょう。
1つのレターで数十万円
1つのセールスレターを書くだけで、買い取りの場合は制作料5万円~40万円が相場となります。
セールスレターの良し悪しで売上が大きく変わるため、それを知っている企業はしっかりと予算を出してくれます。
クラウドソーシングサイトとして有名な「クラウドワークス」や「ランサーズ」でセールスレターの案件を探してみてください。
5万円以上や10万円以上の案件が多いはずです。
もちろんクラウドソーシングサイトを通じてではなく、直接の依頼ならもっと高いのが普通です。
1つのセールスレター制作で大きな収入になるわけですね。
単価が高いのはフリーランスにとって非常に嬉しいことです。
売り上げの何割かを貰う
売上や利益から何割かをいただく、歩合制の成果報酬というのも選べます。
相手企業にとっても、セールスレター買い取り型のように売れなかった場合のリスクが少なく、最初のお金の持ち出しも無くて済むため、契約のハードルが下がることになります。
成果報酬は売上の20%程度をもらうのが理想です。
売上の20%をいただくとすると、そのプロジェクトで1,000万円の売上が出せれば200万円の利益となります。
実績がない最初は10%でも良いですし、実績を作る目的であれば無料で請け負うことも1つの方法です。
活動初期は生活費のためにも「1件いくら」という買い取り型の仕事をしつつ、少しずつ歩合制の仕事を増やしていけると良いですね。
コンサルティング契約を結べば安定収入が入る
セールスレターの受注毎の案件というだけでなく、毎月のコンサルティング契約も可能です。
こちらはセールスコピーライターというよりは、「マーケティングコンサルタント」といった仕事になります。
セールスコピーライターであれば、文章だけでなくマーケティング全般のことにも精通していくことになりますので、マーケティングコンサルタントとして契約することも十分に可能です。
目安として月々20万円、30万円といった報酬をいただくことができます。
相手企業からしたら、社員を一人雇うとすると給料としての20万円30万円だけでなく、さらに保険料や年金などで会社の負担は増えることになります。
企業側としても、社員一人を雇うよりも外注してしまったほうが費用が明確になります。
手間やリスクも減り、それで成果に繋がるなら万々歳です。
月30万円 + 出来高の歩合という契約を3社と結び、毎月月収90〜120万円程度の収入を得ている方も実際に知人にいます。
良い関係を作れれば安定収入になり、営業も不要になるので、セールスコピーライターとして経験を積んだら月額のコンサルティング契約を狙っていきましょう。
コピーライティングで年収1,000万円を稼ぐために考えておくこと
では、以上の内容も踏まえて、コピーライティングで年収1,000万円を稼ぐために考えておいたほうが良いことをお伝えします。
フリーランスで働く
やはり年収1,000万のためにはフリーランスにならないと相当厳しいでしょう。
大きく稼ぐということは大きな責任を取る必要があるからです。
雇われていれば、取引先に迷惑をかけた場合などに会社が責任を取ってくれます。
その責任分の報酬が自身の成果から引かれていると言えます。
決して簡単なものではありませんが、全ての責任を取る覚悟でフリーランスになってください。
単価を上げる
ビジネスで最も大変なのは新規顧客の獲得です。
広告費の予算が大きく新規顧客を獲得し易い大企業と異なり、中小企業や個人事業主などは顧客の数を増やすのが難しいのです。
よって、低単価商品を沢山の顧客に販売するのではなく、限りなく単価を上げていくことを考えましょう。
セールスレター作成単価で100万円というのも有り得る話ですし、最高1プロジェクト1000万もらうセールスコピーライターもいます。
最初は実績作りも兼ねて安く請け負うのもアリですが、実績に応じて徐々に単価を上げていってください。
歩合制によるストック型の継続収入を増やしていく
セールスレター買い取り案件のみで毎月100万円近くを安定して稼ぐのはとても大変です。
少しずつ歩合制によるストック型の継続収入を増やしていくのが現実的でしょう。
売上の20%といった歩合制の報酬、それも1回のプロジェクトのセールスレターではなく、数年間販売できる商品・サービスのセールスレターを作成することで毎月の継続収入になっていきます。
ぜひ、時間を味方につけて長期的視点で稼ぐことを考えてみてください。
月額のコンサルティング契約を結ぶ
月20万円のコンサルティングを4社と契約すれば月収80万円×12ヶ月で年収960万円、5社なら月100万円×12ヶ月で1200万円です。
しっかり成果を出して良い関係を作り、長期継続してもらえれば安定した収入となります。
月20万円と聞くとものすごく高いと感じるかもしれませんが、上述のように相手の企業が社員一人を雇うよりも高い成果を出せば良いのです。
実際、マーケティングコンサルタントで月20万円は相場としては普通、もしくは安いくらいです。
まとめ
場所の自由、時間の自由、フリーランス、ノマド生活に憧れるのであれば、セールスコピーライターは非常に都合の良い仕事です。
これだけの条件が整った上で、年収1000万円を現実的に目指せる職種もそうそう無いでしょう。
自分の実力を上げて成果を上げられるようになることで、金銭的自由、時間的自由を着実に増やしていけるので、やりがいも感じられます。
そんなセールスコピーライターのお仕事に興味を持っていただけたのであれば、このサイトの別の記事からもっと深くコピーライティングの世界を覗いてみませんか?
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