本屋に行くと、ビジネスコーナーに『成功法則』の本がたくさん並べられています。それだけに多くの人が成功者から成功法則を学びたいと思っているのでしょう。
確かに、成功者に共通した成功法則は存在します。これらの共通した習慣を知り、身に付けることができれば成功への階段を登ることができるのかもしれません。
今回、この記事では成功者の共通する主な習慣を紹介していきます。
成功者のノウハウを身に付け、成長したいと考えている方に大いに役に立つ内容です。未来へのヒントを手に入れてください。
真似したい成功者の習慣5選
成功者は、独特な行動や思考を持っている人も多いのです。しかし、共通した成功習慣があるのも事実です。
ただ、気をつけていただきたいのが、『成功者の習慣を真似ることによって、必ずしも何らかで成功する』という保証はありません。しかし、成功習慣を真似ることで、成功体質を身に付けることができます。
試しに、成功者が習慣化していることの1つを真似してみてください。あなたに変化が起き始めます。
ここでは、成功者が行っている習慣5つを紹介していきます。全て、「なぜ成功につながるのか」が説明できるものです。
早起きをしてその日の準備を整える
成功者は朝が早いです。早起きして、その日の準備を整えましょう。成功者の中には5時台に起床する習慣を持っている方もいます。
朝起きの習慣で有名なのは、Facebookの創始者マーク・ザッカーバーグや、AppleのCEOティム・クック。日本人ではライフネット生命保険代表取締役副社長の岩瀬大輔氏やベネッセホールディングス会長兼社長の原田泳幸氏など、紹介しきれないほどの方が早起きを実践しています。
多くの成功者は、朝に余裕を持って一日の仕事の準備を行ったり、その日にやることを書き出したり、成長するための今日の目標を定める時間に当てることが多いようです。
他にも、、、
- 散歩をしたり、軽い運動を行うことで頭をスッキリさせる時間に当てる
- サラダやスムージーなどの朝食をしっかりと摂り、一日の体調を整える
- 6時前には出社し、その日の仕事の準備やメールのチェック
というような使い方もあります。このように、成功者にとって朝の時間は、一日を有意義なものとするための準備時間となっているのです。
成功者の多くは、朝の過ごし方でその日一日の質が変わってくることを理解しているのです。
睡眠の重要性を理解して睡眠時間を確保する
多くの成功者は、睡眠時間の大切さを知っています。
中にはショートスリーパーと呼ばれる1日3~5時間の睡眠で十分であるという方もいます。しかし、人口の0.5%ほどの人数しかいません。多くの方にとっては睡眠は重要なものです。
ホリエモンこと堀江貴文氏は、睡眠時間は最低6時間取らないと頭が回らないと述べており、多くの方が睡眠を8時間取ることで仕事のパフォーマンスが上がると説明しています。
睡眠には、心身の疲労回復はもちろんのこと、睡眠によって成長ホルモンが多く分泌されることによって代謝活動が促進されるのです。これらの作用によって、脳も休まります。それに伴って自律神経の働きが整い、ストレスからの回復が行われます。
もちろん、睡眠によって頭がスッキリすることで仕事の作業効率も上がるのです。
また、睡眠時間の管理を行えるということは、自身のタイムマネジメントにも繋がります。時間の管理を公私ともに行えることが、成功者の共通したものであるとも言えるでしょう。
毎日の振り返りのために日誌を付ける
スティーブ・ジョブスやピーター・ドラッカーなど、毎日の日誌の習慣を持っていた成功者は多いです。日誌は単なる記録ではなく、自身の成長に繋がるものであると実感している方が多いのです。
日誌は、書くことで自分自身との対話となり、セルフマネジメントのための効果的な方法となります。
日々の行動と思考パターンを書き、振り返っていくことで失敗した理由はもちろん、成功した要因を知ることができるようになるのです。また、毎日の自分の目標を設定し、達成したものを記録していくことで成長を可視化することができるようになり、自信に繋げていくことができます。
毎日の成長を積み重ねていくことで、階段一段一段と登るように大きな目標を実現していくことが可能となっていくのです。
現在では、ブログなどを利用して記録を残す方も多いようです。ただ、成功者の日誌は手書きです。そもそも日誌を書くことを楽しんでいるようで、ノートや手帳、筆記用具に拘っている方も多いようです。
学ぶこと、情報を集めることの重要性を理解している
成功者は学ぶことを止めません。日々の業務に追われて忙しい経営者であっても、読書家であるという方は数え切れないほどいます。
ライフネット生命創業メンバーの1人である出口治明氏は、まさに現代の知の巨人と呼ぶのにふさわしい方で、これまでに読んだ書籍は1万冊にも及ぶといいます。
世界には学ぶことが多く、興味が尽きないことを知っています。自身の専門分野も日々新しい情報や知識が生み出されていきます。また、専門分野以外にも常にテーマを持ち、アンテナをいつも立てて情報を集めることを怠りません。
他分野で学んだ知識が、繋がり、新しいアイデアを生み出す可能性があるのです。
また成功者は、学ぶことに対して貪欲で、セミナーや書籍代に出し惜しみしなません。最近では、You Tubeなどの良質のコンテンツや、オンライサロンなどで知識に磨きをかけることができますね。
僕のゼロ起業副業チャンネルでも、あなたの学びとなるような起業・副業のノウハウをお伝えしています。
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運動することがビジネスにメリットがあることを知っている
多くの成功者が、週に何時間かの運動を行っています。早起きが多い成功者が多いと前述しましたが、その中の多くの割合の方が朝に運動をしているのです。
運動を行うことは、健康面でのメリットは言うまでもなく、ビジネスに非常にメリットが多いと言われています。ランニングやウォーキングなどの有酸素運動中は考えるのに適している時間のようで、運動をしながら新しいアイデアが生まれることが多いようです。
これは有酸素運動のみならず、運動一般に言えることです。運動によって血流量が増えることによって脳に充分な酸素が供給され、脳が活性化すると言われているのです。また、運動によって記憶能の向上にも役に立つと言われており、成功者の多くは運動の効果を経験から実感していると言えるでしょう。
成功者が絶対にやらないこと
成功者に共通する習慣が多いことを説明してきましたが、同じく成功者が共通してやらないということも多いのです。
ここでは、いくつかの成功者がやらないという習慣を紹介していきます。これまで身に付いてしまっている習慣も、1つ1つ改善していくことで手放していくことができるでしょう。
まずは、自分がこんな悪習を持っていたということに気付けるきっかけにしてください。
人の悪口を言わず、悪口を言う人からは距離を置く
成功者は、他人の悪口を言いません。
悪口を行ったところで何も生み出されることはないのを理解しており、悪口を言う暇があるのなら行動し、学ぶことに時間を使った方がよいと理解しているのです。
悪口を好んで言う人の周りには、類は友を呼ぶもので悪口を好む人たちが集まってくるものです。そのようなグループで時間を費やして、何が生まれるのでしょうか。悪口は、何も生み出さない無駄なものと成功者は理解しているのです。
悪口を言うべきではない脳科学的な理由もあります。脳科学上では、脳は主語を理解できません。
「Aの仕事のやり方が効率悪くてバカみたいだ。」
脳の仕組みとして、Aを誰なのかを理解することができないため、全て自分のことであると理解してしまうのです。つまり、仕事のやり方が効率悪くてバカみたいなのは、自分であると認識してしまうのです。
他人の悪口が自分のこととして潜在意識に刷り込まれるとしたら、もしかしたら行動を起こすときにマイナスに作用するかもしれません。脳科学の1つの説かもしれませんが、マイナス要因になる可能性がある悪口は控えるのにこしたことはありません。
ネガティブな言葉を使ったり、ネガティブな行動をしない
成功者はネガティブな言葉を使わず、ネガティブな行動を取りません。
ネガティブな行動や言葉は、自己肯定感が低くなり、自信消失に繋がります。自信がなくなれば、新しいことへの挑戦意欲も減り、成長につながる行動を起こすことができなくなってしまいます。
さらに挑戦することだけでなく、現状に対しても否定的となっていくことで、成長ではなくマイナス成長となる恐れもあるのです。
ネガティブな行動や言動は人間関係にも影響を及ぼしていく可能性があります。ネガティブな思考を持つ人の周りにはネガティブ思考の人が集まり、職場などでは周りの雰囲気を暗くさせてしまうこともあり得ます。
このようにネガティブな行動や思考は、自分だけではなく周りにも影響を与えてしまいます。成功者は、仕事における成功は自分だけのものではなく、周りの協力があったからだと考えます。周りがネガティブな雰囲気になればそれだけ成功が遠ざかることを知っているのです。
失敗を恐れてチャレンジをせずに諦める
成功者は、新しいことや興味があることにチャレンジをしないで諦めることをしません。
成功者の多くは、失敗を悪いことだとは考えていません。失敗をしたことに目を向けるのではなく、 なぜ失敗をしたのか、どうすれば成功したのかに注目します。失敗を重ね、そこから学び、修正していくことで成長につなげていくのです。
成功者は新規事業を考えた時に、必ず実行していきます。現実的な問題が山積みであったとしても、実行しながら解決策を考えて対応していくのです。
才能豊かな成功者だからこそ、出来ると考える方がいるかもしれません。しかし、成功者であっても、まったく新しいことの成功率は10回やって2回成功すればいい方です。
成功者は、多くの失敗から学び、その経験を活かすことで次なる挑戦の成功率を上げていくのです。
対して、多くの人は新しいことを考えてもやらない理由を並べ、チャレンジをせずに行動を起こしません。チャレンジを起こさないということは、失敗することもありませんが、成長もしないのです。
成功者と、それ以外の人間の差は失敗をして成長を繰り返していくかどうかなのです。
成功者の中に、「早い段階で小さな失敗を繰り返しなさい」と言う方もいます。小さな失敗を繰り返し、その都度原因を解明することで改善が行われ、結果的に大きな失敗を防ぐことにもなるのです。
失敗したことに言い訳をして成長する機会を逃す
成功者は、失敗を悪いこととは捉えていないため、言い訳をしません。
例え失敗したとしても、成功者は失敗を自分の責任で対処します。言い訳をし、逃げることは解決にはなりませんし、次に失敗を活かすことができなくなってしまいます。失敗を認め、改善や修正を行うことが大事であると成功者は知っています。
自分の失敗に対して責任を持って対処する一方で、他人の失敗に関して責めることもしません。失敗は誰にでもあることですし、責めることは相手の成長に繋がるものでもなく、問題の解決にもならないからです。例え、失敗を責めたとしても、本人が失敗に対して言い訳をせずに失敗の原因を考え、改善していかなければ意味がないのです。
成功者は、失敗した人に対して責めることはせず、成長するためのヒントを与えるのみでしょう。失敗した者が原因をみつけ改善することが本人にとって一番の成長に繋がるものであり、原因を指摘することは本人のためにならないことを知っているのです。
まとめ
成功者には共通した習慣があるのは間違いありません。
今回紹介した習慣以外にも、多くの成功習慣が存在します。これらの習慣を真似ることで、成功体質を手に入れることになると言えるでしょう。
しかしながら、重要なことは習慣そのものを真似ることではありません。なぜ成功者が紹介した習慣を共通して持っているのか、その1つ1つの理由を知ることが重要です。その理由を知ることで、自分に合った効果的な習慣を見つけ、身に付けることができるでしょう。
多くの方がいい習慣を身に付け、人生における成功を目指していきましょう。
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