大山です、
何かをする時に
・良く考えて行動する人
・後先考えずに行動する人
がいます。
どちらも一長一短あるので
正解、不正解はありません。
どちらにしても行動するには
決断をしなければいけません。
人間は毎日、
何かしらの決断をしています。
何を食べるのかや、誰にどんなメッセージを
送るのか?から布団に入る時間まで。
些細な日常も決断から行動をしています。
今日はこの『決断』をテーマに
コラムを書いていきます。
有名な話なので
知っている人も多いと思いますが、
“あえて”お伝えします。
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アメリカの大富豪だった
アンドリュー・カーネギーが
当時貧乏学生だったナポレオン・ヒルに
「私は君に、これから億万長者になると
見込んだ500人を紹介しよう。
彼らの共通点をまとめて
成功哲学としてまとめて欲しい。期限は20年。」
「しかし、資金の援助は一切しない。」
(無給で20年間働きませんか?
という無慈悲な提案でしたが、、、、)
ナポレオン・ヒルは
これに対して『イエス』と答えました。
カーネギーは、
「君が答えを出すために29秒かかった。
私は1分を超えたら 君を見込みのない
ただの人間としてあきらめるつもりだった。」
この出来事によって
ナポレオン・ヒル博士は
近代の成功哲学をまとめ、
自分自身も大富豪になりました。
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100年以上前の話ですが、
今でも伝説として語り継がれています。
この話で学べること、
それは決断は早い方がよいこと。
そういっても、、、人は時に
なかなか決断することができないことも
あります。
「決断を早くすれば、するほど
間違い(失敗)も起こりやすくなるよ」
そう不安にかられる人もいますが、
むしろその逆だと考えています。
というより、運を逃すことを
みすみすしてしまっている。
そう思っています。
運が悪い人は、
決まって「遅いこと」が特徴です。
なぜ、、遅いのかというと
「遅いことがいいこと」だと
思っているからです。
ゆっくりすれば「熟慮」
しているように思え「慎重」に
なっているかのような感じがします。
そして、、、
真面目な印象も出てきます。
考える人の像(ロダン作)に
心酔してしまっているです。
つまり、、こう言い換えることも
できるかもしれません。
慎重派の人は、好き好んで
ゆっくりを選択している。
そして、、うまくいかなかった場合は
こう思います。
「自分の熟慮が足りなかったんだ。
もっと慎重にゆっくり考えればよかった」
ただでさえ遅い決断なのに、
“まだ早い”と思っています。
例えば、仕事を任されたとき
「絶対に失敗しないように」と慎重になります。
しかし、お願いした側からすれば、
終わるまでに時間がかかっていると
「まだできないのか」といらいらします。
仕事が遅いと、業務に支障が出るため、
だんだん仕事をお願いされることがなくなります。
仕事が振られなくなった理由を
「仕事のできが悪かったんだ」と思い、
次からもっと丁寧で完璧に仕事をしようとしています。
下手でもいいから、
まずさっと仕事を終わらせることの方が
次のチャンスを掴みやすいのに。。。
恋愛も同じです。
好きな人がいても、
なかなか告白できません。
「もっと相手のことを知ってから」
慎重派の人は、
決断までに時間がかかり、
行動しようとする前に日が暮れます。
もたもたしているうちに、
「男らしくないわ!」
などと思われ、、
相手はほかの人と付き合い始めます。
でも、、自分がチャンスを逃した理由を
「自分に魅力がないから」と思っています。
そうではなくて、
ただ決断が少し遅かったからです。
うまくいかない人は
「自分が遅いことが原因」
ということに気づいていないのです。
むしろ「自分はまだ早すぎる」とさえ、
勘違いしています。
早すぎる決断だから失敗したんだと思い、
さらに遅くなり、
運もチャンスも逃げていくのです。
そもそも決断は、
早いほど正しくできるものなのです。
早い決断は、間違えることはありません。
少しでも早く決断しようとすると
「直感力」が働くからです。
直感で決断したことは、
過去の膨大な経験の蓄積から
湧き出ていること。
その過去の経験から、
ふと思いつく直感を頼りにした決断は、
頼りになります。
過去何十年もの経験が
一瞬の判断のために、
総動員されているのです。
しかし、時間を置いて、
ゆっくり考えようとすると、
これができなくなります。
いらないことまで
考えてしまうようになるからです。
お金、スケジュール、人、場所、
メリット、デメリットを考え出して、
せっかくはじめにあった直感を打ち消してしまいます。
早い決断ほど正しくなり、
遅い決断ほど間違えやすくなります。
頭で考える時間を与える間もなく、
次々と決断したほうが
不思議とよい方向へ向かいます。
自分の直感を信じて、
早く決断、早く行動するスピード
これが上手くいくには
必要になってくる一つのピースかも
しれません。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
セールスコピーライター
大山祐矢
追伸:
有り難いことに、メッセージやリアルで
一緒に仕事しませんか?
とオファーを受ける機会があります。
・誰と一緒に仕事をするか?
・誰と一緒に仕事をしないか?
・一度やってみて、継続する?しない?
など決断が求められます。
僕はすべて直感で動いています。
なんとなくこんな感じの人。
(裏がみえる人っていうのかな、、)
とは距離を置くようにしています。
なぜなら、人は誰と付き合うかで
思考も感情もすべてもっていかれます。
なので、元凶はいち早く
除去しなければいけないのです。
心苦しいこともありますが、
人に伝えるということをしている以上、
通らなければいけない道ですね。
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