大山です、
今回のテーマは
心理をついたモノの売り方についてです。
モノと一言でいっても
世の中には様々なモノが存在します。
生活用品では、歯ブラシやバスタオルなど
衣料品ではTシャツやジャケットなどなど、、
モノが溢れかえっています。
そんな、溢れているモノでも大きく分け
2つの種類に分けることができます。。
1:予防策のモノ
2:解決策のモノ
この2つのモノについて理解すると
今、扱っている商品やサービスでの売上を
上げられるので、しっかり聞いて下さい。
1つ1つ、説明していきます。
1:予防策のモノを一言でいうと、
「今すぐに何かしなくても大丈夫」
ということです。
もう少し分かりやすくいうと、
コトが起きる前に予防できるモノになります。
例えば、
日焼け止め、虫よけスプレーなどです。
日焼けや虫に刺されることを嫌がり、
事前に予防策として購入するモノになります。
次に、2:解決策のモノというのは、
「今すぐにどうにかしなければならない」
というモノになります。
言い換えると、何かしらの問題を解決できるモノ。
殺虫剤や風邪薬などです。
まず、世の中のモノは大きく分け2つある。
1:予防策のモノ
2:解決策のモノ
ということを覚えてください。
突然ですが、、、
ここで、質問です。
あなたは虫歯になったらどうしますか?
もちろん、歯医者に行って
治療してもらうと思います。
多くの人が、虫歯になったとわかっていても
歯が痛くならないと歯医者に行きませんよね。
「行かなきゃ、、行かなきゃ」と思いながらも
痛みがくるまで行くことはありません。
僕も虫歯になったことがありますが、
歯が痛くなってから、歯医者にいきました。
ですが、虫歯になっていないのに
わざわざ薬局や歯医者に行って、虫歯に
ならないために薬を買ったりしないですよね?
という風にこれは、
極端な例えなのですが、、、
例え、病気を予防する薬が5千円で
売られていたとしても、ほとんどの人は
買いません。
しかし、病気になった人は、
仮にその薬が1万円で売られてたと
しても必要なので買いますよね。
このように、、、
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予防策のモノより解決策のモノの方が
需要があり、売れるのです。
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理由として、
今すぐにどうにかしないといけない
緊急性があるからです。
緊急性があるかないか?
これは住む場所によっても変わってきます。
車で例えると分かりやすいのですが、
僕の地元である宮崎は車が必須です。
田舎育ちの方は分かると思いますが、
バスやタクシーがなかなか通らない場所では
移動手段は車しかありません。
就職先も車があるか?ないか?で
限られてきます。
車がないと通勤時間に何時間も
かかってしまうからです。。
車は、安くても100万くらいします。
それでも、移動する時の問題を解決を
してくれるので車を持っている人は多いです。
逆に東京などの都心では、
地方に比べると持っている人はいません。
都道府県別の車所有率を調べると、
1位 群馬県(1.4人に一台)
46位 大阪府(3.3人に一台)
東京都は、47位(4.3人に一台)
人口密度の違いもありますが、
上記のようなデータにも出ています。
東京は交通手段は電車です。
車を持たなくても生活できます。
そして、周りも持っている人が少ないので
それが当たり前になってきます。
では、緊急性がない予防策のモノを
どのように売れば良いのか?
ということですが、答えは、簡単です。
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予防策のモノから解決策のモノに変える
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だけです。
「買ったほうがいいかな」から
「買わないといけない」と
お客さんに感じさせるのです。
例を挙げると、
テレビショッピングでやってる青汁。
青汁は解決策のモノではなく
予防策のモノです。
ざっくり言うと、
毎日、青汁を飲むと健康になるよ
とうたっています。
この青汁の販売方法が予防策のモノではなく
解決策のモノの売り方をしています。
これ爆発的に売れています。
売れている青汁は、累計で10億杯を超えています。
※10億杯の青汁を想像すると、
吐き気がしてきますが、、(笑
また、青汁の市場は、年間で
1000億円を超える勢いです。
なぜ、こんなに売れているのか?
ということですが、
1日に必要な野菜は350グラムとされています。
数字だけで、350グラムと言われても
人は、想像できません。
ここで、実際の1日に必要とされている
野菜の量の写真を見せるのです。
私も見た事ありますが、350グラムの
野菜は、結構な量があります。。。
田舎の隣近所の老夫婦がおすそ分けしてくれる
野菜の量ぐらいです。
これを見た人は、
「毎日この量を食べないといけないの?」
と思ってしまいます。
それに伴って、
・食費が増える
・野菜はこんなにいらない
・そもそも野菜嫌い
・料理するのがめんどう
・食べ飽きる
と視聴者に問題意識を生ませます。
「それをたった青汁一杯で
解決できるなら買おう!」
と思わせているのです。
緊急性があるということは
何かしらの問題があるということ。
まずはじめに問題を抽出し意識づけさせ、
それを解決できるという見せ方をしています。
そうすると、自ずと予防策のモノではなく
解決策のモノに変貌を遂げます。
この売り方で青汁の市場は、
今も右肩上がりで年間で
1000億円を超える勢いです。
年間1000億円といえば、
味噌やマヨネーズとほぼ一緒です。
あんなまずい、、青汁がですよ。。
(青汁LOVEの方すいません。)
そう考えると、すごいですよね?
このように、予防策のモノでも、
どう解決策のモノに見せるかで
売上が全く違ってきます。
何か購入する際に、
・予防策のモノ
・解決策のモノ
を考えてみると面白いし、
深く理解できると思います。
そして、何か商品やサービスを販売している方は
取り扱っているモノが
「予防策のモノ?解決策のモノ?どっちだろう?」
「予防策のモノならどんな解決策の魅力に変えれるだろう?」
と考えて上手くお客さまに伝えることを
考えてみてください。
ビジネスはいつもシンプルです。
答えは日常に落ちていることもたくさんあります。
たった「一捻り」ですべての物事が
急変することは当たり前なのです。
伝え方一つで売上があがります。
是非、参考にしてみてください。
いつも最後までお読みいただき
ありがとうございます。
あなたの成功を楽しみにしています。
セールスコピーライター
大山祐矢
追伸:
今日も近所のコメダです。
正直、、もう飽きました(笑
福岡でおすすめの作業スペースや
カフェがあれば教えてください。
これから神田先生の
新刊をゲットしにいきます。
人間学×マーケティング
というこれからの時代に欠かせない
テーマについての本なので楽しみです。
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