ここでは、反応率がスグに上がる「魔法のチェックリスト」を惜しみなくご紹介していきます。45個とチェックする部分は多いですが、「反応率をあげたい」「レターを書いたけど不安だな」と思っている方はチェックして損することはありません。
45個のチェックをするだけで反応率が上がるのですから、しない理由がないですよね。では早速、あなたが書いたセールスレターを見ながら一緒にチェックしていきましょう。
1.テーマはブレていないか
ついつい、書きたいことを書いてしまい読み返すと、伝えたいことがブレていることがあります。また、目的(ゴール)もブレていることもあります。
まずは、テーマはブレていないかをチェックしてください。
2.メリットだけではなくベネフィットを伝えているか
メリットだけでなく、ベネフィットも伝える必要があります。
ベネフィットとは、商品・サービスを使うことで得られることです。商品・サービスのメリットにプラスして「どう生活がよくなるのか?」「どのような未来になるのか?」というベネフィットも訴求しているかチェックしてください。
3.文章の先に人間がいることを理解しているか
文章を書いている時は、常にパソコンと向き合っていますよね。ですが、書いている文章の先には人間(人)がいることをしっかりと理解してください。
4.「あなた」に言い換えているか
よく「あなたたち」「〜のような方」「お客様」と書かれていますが、セールスレターでは、「あなた」に言い換えてください。
セールスコピーは、営業マンのトークを文章に起こしたものです。1対1のトーク調に統一してください。
5.相手は1人でセールスレターを読んでいることを意識しているか
あなたが書いたセールスレター人は、1人で読んでいることを意識して書いてください。先程も述べましたが、セールスレターは1対1での文章だからです。
6.見出しを使っているか
見出しとは、本文が長くなる際に本文を要約した小見出しです。見出しコピー、リードコピーとも呼ばれます。
見出しの文字を大きめにすることで、段落をつける効果だけでなく読みやすくなります。本文が長くなる場合は、見出しは必ず使ってください。
7.文章の1文は短くなっているか
こちらの健康食品は、ビタミン、タンパク質、など大人が一日に必要な栄養素が全て含まれておりますので、こちらの商品を一日3回食後に飲むだけで健康な体を維持でき、さらに栄養のバランスも気にせずに好きなものを食べることができます。
このように一文が長いと、読む気もしないですし何を伝えたいのかが分かりづらくなりますよね。
これだと、いくら良いことを書いていても読み手は途中で読むのを辞めてしまいます。そうならない為にも、出来るだけ文章の一文は短くしてください。
8.ユーザーが使っているキーワードを意識しているか
ユーザーが使っているキーワード(言葉)を意識してください。
良く目にするのが、専門用語や分かりにくい説明です。読み手に一つでも分からない言葉や説明が書かれているだけで読む気が失せてしまいます。
専門用語は使わずに、使う場合はしっかり説明も付けて小学生にもわかる文章を書いてください。
9.お客様の声はあるか
実際にあなたが書いているセールスレターの中にお客様の声は入っていますか。お客様の声があるのと無いのでは、反応が全然違います。
実際に、通販などでレビュー(お客様の声)をみて購入を決断する人が多いのも事実です。お客様の声は必ず入れましょう。
10.無料という言葉を使っているか
可能であれば、「無料」または「タダ」という言葉を使いましょう。人間は「無料」「タダ」と言う言葉には、無意識に反応してしまうのです。
11.お問い合わせや注文は簡単にできるのか
お問い合わせや注文は簡単に出来るかを確認してください。
- お問い合わせはこちらから。
- 注文は下の空欄に名前、住所など必要事項を入力し「注文する」をクリックしてください。
- こちらにメールアドレスをゆっくりと記入し、「登録する」をクリックしてください。
このような感じで、お問い合わせ・注文までの手順も1ステップずつ細かく分かりやすく書いてください。文字の大きさを大きくして見やすくするのも一つのてです。また、誰にでもわかるようなことでも書いた方が良いです。
12.USPを意識しているか
USPとは、「Unique Selling Proposition(ユニーク セリング プロポジション)」の略です。日本語に訳すと「他社に負けないアピールできる強み」という意味になります。もっと簡単に言えば、「他社との違い」です。
同じサービス・商品を扱うライバル会社は数多くいます。読み手は、「似たような商品・サービスは他にもあるけど何が違うの?」と疑問に思っています。
その読み手の疑問を解決する為にもUSP(他社との違い)を訴求してください。
13.チンパンジーでもわかるような文章か
何か詳しい分野がある人にありがちですが、専門用語を使った文章が入っているレターがあります。もし、そのような文章が入っている場合は、すぐに訂正してください。
先述にもありますが、誰にでも分かる文章を心がけてください。言ってしまえば、チンパンジーでも分かる文章を書くのです。
14.限定性・希少性を使っているか
限定性・希少性とは、数や期間を限定することや数が少ないことを強調することです。
例えば、お菓子などである「季節限定」やテレビショッピングでは「限定30個」「先着100名様」など様々なところで活用されています。この限定性・希少性を使うことで、今しか手に入らないから買おうという人間の心理が働くのです。
「なぜ限定なのか?先着100名様だけなのか?」という明確な理由を訴求することで信頼度が増します。限定性・希少性は確かな理由も提示して活用してください。
15.保証は付けているか
一言で言うと保証とは、買い手のリスクを無くすことです。代表的な保証といえば、返金保証があります。例えば「もし、効果が出なければ全額返金いたします。」といったものです。
「一ヶ月以内に効果が出なければ、全額返金します。さらに使っている商品は使い切っても構いません。」という返金+無料プレゼントにすると、もっと強力な保証になります。
ここまでしなくても良いですが、何かしらの保証は付けた方が反応は良くなります。
16.特典は付けているのか
商品・サービスに特典(付加価値)を付けることで、お得感を出すことができます。さらには、価格以上の価値があるという印象を与えることができます。
特典を付ける場合は、特典の説明をきちんとしましょう。そうすることで特典(付加価値)がより高まります。
17.特典は魅力的なものか
特典を付けるだけでも良いですが、出来る限り魅力的な特典を付けてください。特典だけでも欲しくなるようなモノを付けることが出来れば、ベストです。
18.お問い合わせフォームのテストは実際に行ったか
お問い合わせ・注文フォームでは、実際にあなたがお問い合わせや注文をしてください。また、フォームで入力する箇所、クリックする箇所など誰でも分かるようなことも書いてください。
19.最初の数行で読者を魅了しているか
人間は、最初の数行を読んでその後の文章を読むかを判断してしまいます。最初の数行で読み手を惹きつけることができないと読んでくれないのです。残酷ですが、これが現実です。
最初の数行で読者を「これは読まないといけない」「なにこれ、気になる」と惹きつける文章にしてください。
20.キャッチコピーは魅力的か
キャッチコピーとは、セールスレターで最初に目にする文章です。セールスレターでは生命線と言えます。キャッチコピー次第で読むか読まれるかが決まってしまうと言っても過言ではありません。
キャッチコピーを変えただけで、売上が数倍になったり開封率が上がったりと反応が変わることはザラにあります。それほど、結果を左右するキャッチコピーは読み手を惹きつける魅力的な文章にしてください。
21.キャッチコピーでターゲットは絞れているか
ターゲットとは、商品・サービスを使って欲しいお客さん、使うであろうお客さんのことです。最初のキャッチコピーでターゲットを絞ってください。
「全ての人に向けた文章にした方が良い」と思っている方もいると思います。ですが、それでは逆に誰も読んでくれません。ターゲットを絞った方が「これは私のことを言ってくれている」と感じ、ウズウズして読みたくてたまらなくなるのです。
22.キャッチコピーの売り文句は間違っていないか
売り文句とは、商品・サービスの性能や特徴を分かりやすく、明確に表した言葉です。キャッチコピーの売り文句は、間違っていないか読み手に響く言葉になっているか、を読み手目線で確認してください。
23.キャッチコピーに簡単という言葉を使っているか
キャッチコピーに「簡単」という言葉を使っていますか。「簡単」という言葉には反応してしまいます。
例えば、「今までダイエットしても諦めていたあなたへ。自社の商品さえあれば、簡単に痩せることができます。」という感じで簡単というキーワードを入れるだけで、反応しざるを得なくなります。
24.キャッチコピーに確実という言葉を使っているか
「確実」という言葉を使うとより強力なキャッチコピーにできます。
「今までダイエットしても諦めていたあなたへ。自社の商品さえあれば、簡単にそして確実に痩せることができます。」
このように読み手が惹きつけられるキャッチコピーには、簡単というフレーズも入れると良いです。
25.キャッチコピーに短時間という言葉を使っているか
最後にもう一つ、入れて欲しい言葉が「短時間」です。
今までダイエットしても諦めていたあなたへ。自社の商品さえあれば、1日3分という短時間で簡単にそして確実に痩せることができます。
この「簡単」「確実」「短時間」の3つの言葉を入れるだけで、読み手を惹きつける強力なキャッチコピーになります。
26.キャッチコピーからボディコピーにちゃんと誘導できているか
ボディコピーとは、一言でいうと商品・サービスの広告文です。商品・サービスのメリットや特徴、ユーザーにもたらす未来やプラスになること(ベネフィット)を訴求する一番読んでもらいたい部分です。
ほとんどのセールスレターは、キャッチコピーの次にこのボディコピーが来ます。適切にキャッチコピーからボディコピーに誘導できているかチェックしてください。
27.キャッチコピーにベネフィットは入っているか
キャッチコピーにもベネフィット(商品・サービスを使うことでプラスになること)が入っていますか。ベネフィットを入れることで、響きやすくなりキャッチコピーでトリコにし、ボディコピーに誘導しやすくなります。
注意して欲しいのですが、メリットではなくベネフィットを入れてください。
28.理由や具体例は書いてあるか
ただ「この商品を使えばあなたの不満を解決できます」とだけ書いても、信じてくれません。なぜそのように断言できるのか? と言う理由を具体的に書くことで納得してくれます。
他には、買わない理由を提示し無くすことで行動してくれる可能性がグンと上がります。
また、「美容商品は、たくさんあるけど何が良いのかわからないと困ってしまいますよね」という感じで、実際に悩んでいることを具体的に書くことで読み手の共感を得ることができます。
明確な理由付けと読み手がイメージできる具体例を書きましょう。
29.難しい漢字を使っていないか
難しい言葉(専門用語など)はもちろんですが、難しい漢字も使わないようにしましょう。読めない漢字や単語があるとそこで読むのをやめてしまいます。
30.専門用語ばかり使っていないか
専門用語は、可能な限り使わないようにしてください。どうしても使う場合は、カッコ書き()などで分かりやすく説明を書くのが良いです。
31.読み手のことを考えている文章か
セールスレターを書いていると、ついつい書き手目線で書いてしまいがちです。必ず読み手のことを考え、読み手目線での文章になっているか確認してください。
32.教科書のようでなく人間味のある文章か
人間は、感情が動いた時に行動します。教科書のように淡々と書いている文章では当然、感情を動かすことは難しいです。眠くなるだけです。
「人間味のある文章」と言われても難しいと思うかもしれません。常に読み手のことを考えて書いている文章は、自然と読み手の感情を動かす文章になります。
33.追伸を書いているか
追伸をあまり重要視していない方もいますが、実はキャッチコピーの次に多く見られるとても大事な部分です。追伸は、ほとんどのレターの最後に書かれることが多いです。
2番目に多く見られる追伸に、特典や保証、理由などの要点を書くことで本文を読んでもらうことができます。また、最後のプッシュとして活用できます。
ダラダラと書くのではなく、簡潔に書くのが良いです。「追伸だから」と手を抜かずに書いてください。
34.重要な部分は赤文字などを利用しているか
読み手は、セールスレターの最初から最後まで一語一句読むことはありません。流し読みしてもわかるように、重要な部分や強く訴求したい部分は赤文字にしたり文字の太さを変えたりすることで目に止まり読んでくれます。
ただし、赤文字ばかりでは逆効果になってしまします。赤文字、太字はバランス良くしてください。
35.レターを声に出して読んでみたか
レターを書いた後、確認する際は目で見るのではなく声に出して読んでください。実際に声に出して読んだ方が、文章の繋ぎがおかしい箇所、脱字誤字が断然分かりやすくなります。
37.1日置いて推敲したのか
推敲(すいこう)とは、あなたが書いた文章を何度も読み直し、作り直したりしてより良い文章に仕上げることです。
書いた後スグではなく、1日置いて推敲してください。書いた後スグでは、脳ミソが冷静になれません。1日置くことで、冷静に推敲が出来るのです。
38.誰かに読んでもらったのか
自分で声を出して読んでも、自分では気づかない部分があることがあります。誰かに読んでもらいおかしな部分を指摘してもらうと誰もがスラスラ読めるセールスレターに仕上がります。
39.文字のサイズは読みやすいか
文字のサイズ(大きさ)は、多くても3種類までにしてください。それ以上多くなると、どこが大事な部分なのかが判別できなくなります。
小さすぎても目が痛いです。逆に大きすぎても読みづらいです。適切なサイズがわからない場合は、他の人に読んでもらい調節してください。
40.文字の改行は適切なバランスか
文字の改行も読みやすさに関係します。改行が無さすぎるのも文字の塊になって読みづらいです。改行もバランスが大事です。
改行する目安としては、何か一つのことを書いたら改行するという感じで、段落ごとに改行してください。
41.あなたが誰なのか記載しているか
先述にもありますが、「あなたたち」「〜のような方」「お客様」ではなく、「あなた」に言い換えてください。つまり、あなたとはターゲット(商品・サービスを使って欲しいお客さん、使うであろうお客さん)のことです。
ただ単に、あなたと書いても誰のことなのかさっぱり分かりません。この「あなた」は、誰のことを言っているのかを細かく記載しなければ読み手には響きません。
- 性別
- 年齢
- どのような悩みを持っているあなたなのか
- 何を求めているのか
これらのようにターゲットにしている「あなた」について出来るだけ詳しく書いてください。
42.無駄・関係のない文章は書いていないか
チラシやDMの場合は、文字数に限りがありますが、セールスレターに文字数は関係ありません。
必要なことを書いていれば、短くても長くても良いです。しかし、無駄・関係のない文章が書かれている長いレターほど嫌なものはありません。
少しでも関係のない無駄な文章は省いてください。
43.何が言いたいのかわからない文章になっていないか
最終的なゴール(目的)にしっかりと導いている文章になっているか確認してください。途中に話が断線したり話が飛んだりしていては、読み手も何をすれば良いのか分からなくなってしまいます。
きちんと最終的なゴールに導く文章にしてください。
44.セールスレターの構成・順番は間違っていないか
一概には言えませんが、基本的にセールスレターは次のような構成になります。
- キャッチコピー(読み手の興味をひく)
- ボディコピー(商品・サービスの広告文)
- クロージングコピー(具体的な行動を促す文章)
- 追伸(要点、最後のプッシュ)
これを元に順番や構成はおかしくないか確認してください。
45.120%の力でこれ以上ないセールスレターを書いたか
「これ以上、良いセールスレターは書けない」と自信を持って言えますか? 「100%ではなく、120%の力で書いた」と自信を持って言えますか。
言えない方は、自信を持って「Yes」と言えるまで何度も推敲してください。最高のセールスレターが出来上がるでしょう。
まとめ
反応率がスグに上がる「魔法のチェックリスト」をお伝えしました。
この魔法のチェックリストを活用していただいて、反応率の良いセールスレターを作成していただきたいです。ぜひ、ブックマークしてもらいセールスレターを書き終えた際にチェックしてもらえると嬉しいです。
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