クラウドソーシングは、2005年に提案された比較的新しい働き方です。今では、代表的な副業の一つです。クラウドソーシングは誰でもすぐに始められる、という理由が挙げられます。
ここでは、大きく分けて以下のようなことをお伝えします。
- クラウドソーシングとは
- クラウドソーシングサイトの違い
- クラウドソーシングでの平均収入
- 稼げない理由
- 稼ぐために必要なこと
- オススメの職業(副業)
「副業としてクラウドソーシングを始めたい」という方は、最後まで目を通してみてください。
クラウドソーシングとは
「クラウドソーシング」という言葉を初めて聞く方もいるでしょう。
クラウドソーシングとは、ネット上で企業が不特定多数に作業をしてくれる人を募集することです。もっと分かりやすく言えば、仕事を提供する企業と仕事をしてくれる人を繋ぐ場所(マッチングサイト)といえます。
- パソコンがあればできる
- スキマ時間に作業できる
- 時間、場所を問わずにできる
- 初心者の方でもできる簡単な作業もある
これらの理由があり、会社員の方をはじめ専業主婦などたくさんの方に人気があります。お小遣い稼ぎ、副業、在宅ワークに向いていることから今後もクラウドソーシングを活用する人は、増えていくでしょう。
クラウドソーシング市場は、開始されて以来、年々拡大している市場です。総務省が発表したデータによると、2018年の市場規模は「1,820億円」に達すると言われています。
- アンケート・データ入力
- 記事のライティング
- キャッチコピー
- アプリ開発、Web(ウェブ)作成
- イラスト作成、デザイン、ネーミング
これらは一部ですが、様々な作業をしてくれる人を募集しています。今では、大手企業だけでなく政府(官公庁)も利用しているほど、注目されている働き方です。
代表的なクラウドソーソングサイト
それでは、代表的なクラウドソーシングサイトを3つご紹介します。初めての方は、ご紹介する3つからはじめてください。無料で登録するだけであなたの好きな仕事を選び、報酬を得ることができます。
クラウドワークス(Crowd Works)
クラウドワークスは、最も注目されているサイトの一つです。2011年に設立され、経済新聞など各メディアから取り上げられています。
ユーザー数は「約190万人」と実績・信頼のある日本最大級のクラウドソーシングサイトです。実際に使っているユーザーの方からの評判もとても良いです。プロのスキルを持っている方、何も資格を持っていないという方などすべての人にオススメできます。
ランサーズ(Lancers)
ランサーズは、日本初のクラウドソーシングサイトです。2008年にサービスを開始し10年以上も日本で上位に君臨しています。
業界最多の240,000社以上に選ばれており、依頼件数は日本No. 1です。KDDI、Yahoo! JAPANなど大手企業はもちろん、中堅ベンチャー企業もこのランサーズを利用しています。
クラウドワークスと並んで、信頼・実績がある日本トップクラスのクラウドソーシングサイトです。ランサーズも評判はとても良く、多くのユーザーに愛用されています。
ビズシーク(Bizseek)
ビズシークの特徴は、他のクラウドソーシングサイトより手数料が安いという点です。手数料の安さでは、業界No. 1です。
実は、クラウドソーシングで報酬を得る場合、手数料を取られます。分かりやすく言えば、クラウドソーシングサイトに仲介手数料を払うということです。
クラウドワークスとランサーズは次の手数料がかかります。
・クラウドワークスの手数料
画像引用元:クラウドワークス
・ランサーズの手数料
画像引用元:ランサーズ
それに比べて、ビズシークは次の手数料です。
画像引用元:ビズシーク
分かりやすく、10万円の報酬の作業をした場合で比べてみます。
クラウドワークス・ランサーズでは「報酬額の20%」の手数料がかかるので、手取りは8万円(10万 − 20%の2万円)になります。一方、ビズシークでは「報酬額の10%」なので、手取りは9万円(10万 − 10%の1万円)です。
このように、報酬が同じ10万円の作業をした場合でもビズシークの方が1万円多く受け取れます。少しでも多く受け取りたい方は、ビズシークが良いでしょう。
クラウドソーシングでの平均収入
クラウドソーシングで収入を得ている方の平均収入(月収)をお伝えします。マイナビウーマンが1000人に調査した結果によると、平均月収は「45,650円」となっています。
画像引用元:マイナビウーマン
クラウドソーシングを専業としている方の平均月収は「73,268円」です。副業でクラウドソーシングしている方の平均月収は「30,249円」です。
これらのデータからすると、月に3万円稼げれば良いでしょう。
クラウドソーシングで稼げない理由
クラウドソーシングを始める前に知っておいた方が良いことがあります。それは「思ったよりも稼げない」という声、意見をよく目にします。
報酬が低い
最も多い意見が、報酬(単価)が低いということです。データ入力やアンケートなどのスキルを必要としない案件はかなり低いです。
これらは「誰でもできる」というメリットもありますが、1件あたりの単価が10円未満の案件もあります。時給に換算すると、200円に届かないこともあります。
そう考えると、2、3時間だけパートやアルバイトでお金を稼いだ方が賢明でしょう。
手数料を引かれる
先述にもありますが、クラウドソーシングは手数料を取られます。
報酬が10万円の場合、クラウドワークス・ランサーズでは2万円、ビズシークでは1万円も引かれます。これが、パートやアルバイトで10万円の報酬の場合だと、たったの720円(所得税)しか引かれません。
同じ10万円を稼いだとしても、かなりの差があります。年間で見ると相当の差額が見て分かりますよね。クラウドソーシングを始める前に、これらのこともふまえて考えてみる方が良いと言えます。
クラウドソーシングで稼ぐためには
必ずしも「クラウドソーシングで稼げない」ということはありません。実際に月収50万、100万円を稼ぐ方もいます。では、稼ぐ人と稼げない人では何が違うのでしょうか。
ここでは、クラウドソーシングで稼ぐために欠かせない3つのポイントをお伝えします。
特定のスキル(能力)が必要
クラウドワークスで稼ぐためには、次のような特定のスキルが必要になります。
- アプリ開発
- ホームページ製作
- プログラミング
- セールスコピーライティング
上記の案件は、1件10万円〜50万円と非常に報酬が高いです。中には、100万円の案件もあります。これらのスキルを身につけている人が少ない上に、簡単ではない作業のため報酬が上がるのは必然でしょう。
しかし、どのスキルも明日、明後日で身につけられるモノではありません。それでも「身に付けたい」という方は、興味があるモノから始めることをオススメします。
相場をチェックする
クラウドソーシングサイトでは、似たような仕事の案件が多々あります。ですが、サイトによって微妙に単価が違うのを知っていますか?
たとえば、同じ案件でもクラウドワークスでは1万円なのに対し、ランサーズでは、15,000円ということもあります。誰もが「少しでも多く稼ぎたい」と思っています。いくつかのサイトを比較し、少しでも報酬が良い案件・サイトを選びましょう。
実績を作り、値段交渉する
3つ目は、自分自身の実績を作る、ということです。あなた自身の実績があれば、値段交渉できることもあります。発注している企業(個人)の方の専属になる、というやり方も一つあります。
実績があれば、自ずと重要視されるようになり、発注している企業(個人)の方に交渉し、値段を決めることが可能です。値段を交渉できるようになれば、提示されている金額よりも良い単価で仕事を受けることができます。
そのためには、まずは少しずつでも良いのであなた自身で実績を作ることが必要不可欠です。少しでも興味がある分野など一つに決めてやることをオススメします。
オススメの職業(副業)
「クラウドソーシングでは稼げない」という方に、ぜひオススメしたい職業(副業)があります。何をしようか迷っている方は、必見です。それでは、ご紹介します。
セールスコピーライティング
セールスコピーライティングとは「人を文章だけで行動させることができるスキル」のことです。このような文章を書くセールスコピーライターは、あまり知られていない職業です。
また、セールスコピーライティングのスキルは企業(個人)から重要視されます。なぜなら、セールスコピーライターはまだまだ少ないからです。売上・集客アップを望んでいる企業は多いですが、ライバルが少ないのです。
文章は、至る所で使われます。当たり前ですが、絵だけでは、売上・集客アップはできません。いかに文章(文字)だけで、購買意欲を高めることができるか? 行動を促すことができるか? がキーになります。
「なんか難しそう」と感じる方もいるかもしれませんね。正直言って、口が裂けても「簡単に手にできるスキルです」とは言えません。1日2日で取得できるスキルでもないです。コツコツ勉強し続けないといけません。
しかし、セールスコピーライティングは売上に直結するので、報酬は他の職業に比べると良いと言えます。また、時間や場所にとらわれずに仕事をすることができますし、好きな人と仕事ができるという利点もあります。
うまくいけば、セールスコピーライティングだけで時間的、金銭的自由を手に入れることも可能です。
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まとめ
ここでは、クラウドソーシングでの平均収入から稼げない理由についてお伝えしました。
クラウドソーシングは、誰でもできるという利点がある反面、誰でもできる案件は非常に単価が低いです。効率的に言えば、悪いと言えます。
「少しでも稼げれば良い」という方はなかなかいません。やるからには、「少しでも多く稼ぎたい」というのが本音ですよね。そのような方は、スキルをつけるか実績を作り、値段交渉するしかありません。
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