大山です。
最近、YouTubeでよくみる、切り抜き動画。
実はあれ、年収数千万円も目指せる
超狙い目の稼ぎ方なんです。
切り抜き動画は、顔も声も出さずに稼げる方法です。
そして、そこまで複雑な編集技術も必要ありません。
動画編集初心者の方であっても、
今から始められるYouTubeの稼ぎ方です。
特別なスキルがなくても
高い収入が目指せるというのは、
かなりの魅力ですよね。
とはいえ、こんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。
「切り抜き動画って、人の動画を借りてるじゃないですか。
あれ、元の動画作った人が見たら怒るんじゃないですか?」
たしかに、「人の動画を使って稼ぐ」という点は
多くの人が引っかかるポイントかと思います。
果たして、切り抜き動画は
ルール的にセーフな稼ぎ方なのか?
こちらについても、しっかりと解説しますので
ご安心ください。
今回の記事では、
・切り抜き動画の仕組み
・どのくらい稼げるのか
・稼ぐためのコツ
こういった内容について解説します。
切り抜き動画で稼ぎたい方、
切り抜き動画の意外な仕組みについて知りたい方は
ぜひご覧ください。
切り抜き動画とは?
まずは、切り抜き動画について簡単に説明します。
切り抜き動画は、一言で言うと
人気YouTuberの動画の一部を切り取って
見やすく編集したものです。
ためになる系のものだと、
・中田敦彦さん
・ひろゆきさん
・DaiGoさん
この辺りの方々の切り抜きが有名でしょう。
彼らはYouTube Liveや動画で、
多くの情報を発信しています。
彼らの発信する情報は非常に有益ですが、
10分から数時間とかなり動画の尺が長いという特徴を持っています。
そのため、
「あの人の話好きだけど、
動画の尺が長いからなかなか時間をとって見れないんだよなぁ…
ポイントだけを抑えて、まとめてくれないかな。」
こう思う視聴者も非常に多くいました。
そうした需要を見事に押さえたのが切り抜き動画です。
切り抜き動画は、話の重要なところだけを
1分から5分程度でさくっと見られます。
そのため、忙しい人たちにうまく刺さったんですね。
切り抜き動画の需要は絶大で、
有名なチャンネルだと登録者数が80万人を超えているものもあります。
需要の高い切り抜き動画は、
かなり狙い目の稼ぎ方だと言えるでしょう。
切り抜き動画はルール違反ではない?
とはいえ、切り抜き動画は人の動画を使っていますよね。
それでお金を稼ぐのは、ルール違反なのではないかと
感じている人は多いのではないでしょうか。
切り抜き動画で稼ぐのはセーフな行為なのか、ですが…
結論から言うと許可をとっていればセーフです。
有名な切り抜き動画チャンネルのほとんどは、
公式に許可をとって運営されています。
その証拠に、概要欄には
「このチャンネルは〇〇さんに許可をとっています」
こう書かれているチャンネルも多くあります。
しかしこれを聞くと、
こうした疑問が浮かぶのではないでしょうか。
「切り抜き動画って、投稿者本人からしたら
自分の動画の収益を横取りされる感じじゃないですか。
許可する人なんているんですか?」
しかし、切り抜き動画は実のところ
元の動画の投稿者にもさまざまなメリットがあるんです。
1つ目は、切り抜き動画が宣伝材料となることです。
自分の動画を見やすくしてくれることで、
より多くのユーザーが見るようになります。
切り抜きを見た人の中には、
「この人の動画見たことなかったけど、面白いな。
元のチャンネルも見てみようかな。」
こう思う人も増えてくるでしょう。
さらに、YouTubeのアルゴリズムの関係で
切り抜きを見た人のおすすめ欄に
元の動画が表示されるようになります。
こうしたことが発生することで、
元のチャンネルにも大量に人が流れてきます。
結果、切り抜きチャンネルだけでなく
元のチャンネルも登録者数が増えますよね。
もう1つのメリットは、切り抜き動画の収益が増えることで
元のチャンネルも儲かるケースがあることです。
実は、切り抜きチャンネルの中には
「元のチャンネルの運営者と収益を折半する」
こうした約束の元運営されているものもあります。
その最たる例が、ひろゆきさん。
ひろゆきさんの切り抜き動画は、
得た収益が折半になるようになっています。
つまり、切り抜きチャンネルが稼いだ
お金の半分はひろゆきさんに流れるということです。
こうした仕組みを利用することで、
切り抜き動画を黙認しているYouTuberは
ほかにもたくさんいます。
・岡田斗司夫(おかだ としお)さん
・DaiGoさん
・宮迫博之(みやさこ ひろゆき)さん
こちらの方々も同じ仕組みを採用しています。
こうした理由があるからこそ、切り抜きによってお金を得ることが
許されているんですね。
切り抜き動画は稼げるのか?
しかし、実際切り抜き動画は
そこまで稼げるものなのか。
そう気になっている人も多いはずです。
たしかに、実際に稼げている証拠がないと
なかなか信じられないものですよね。
そこで今回は、切り抜き動画チャンネルが
どのくらい稼げているのかを調べてみたいと思います。
例としてここでは、ひろゆきさんの切り抜き動画を
投稿しているチャンネル、
「ひろゆきの部屋」さんの
推定収益を調べてみましょう。
今回は、Tuber Town(チューバータウン)
というサイトを使用します。
こちらは、YouTube チャンネルを検索するだけで
YouTuberの推定収益が調べられるサイトです。
「ひろゆきの部屋」さんを検索してみると…
このような画面が表示されます。
これを見ると、こちらのチャンネルは推定で
年収7,960万円以上稼いでいることがわかりますね。
なお、このチャンネルは動画管理元であるガジェット通信と
正式な契約を結んだ上で運営されています。
この場合、受け取った収益は折半となります。
つまり、実際の収益は先ほどの半分となりますね。
よって、実際に受け取っているお金だけを見ると
年収はおよそ3,980万円以上となります。
もちろん、こちらはサイトが予測した
推定年収にすぎません。
実際の収益よりは下がる可能性もあるでしょう。
とはいえ、多少の誤差はあるとしても…
年収4,000万円近い、というのは相当な額ですよね。
切り抜き動画で稼ぐコツ
切り抜き動画の量は、日々どんどん増えています。
そのため、いくら名のある人の動画を借りても
質がよくなければ伸びません。
ここからは、今から切り抜き動画に参入する人が
特に意識したいコツを解説していきます。
稼ぐコツ1:編集は丁寧に行う
切り抜き動画で稼ぐコツの1つ目は、
編集は丁寧に行うことです。
カットやテロップ挿入といった編集は丁寧に行いましょう。
あなたは、こんな切り抜き動画があったら見るでしょうか。
「テロップもなく、音量も調整されていなくて見にくい。」
「カット編集があまりされておらず、関係のない話も入っている。」
当然、見ることはないはずです。
切り抜き動画は、元の動画を
より手軽かつ見やすく視聴したい人が集まっています。
それなのに、見にくいのであれば切り抜きを見る意味が
ないですよね。
せっかく切り抜くのであれば、なるべく
フルでテロップを入れましょう。
さらに「えっと」「えー」といった音声はカットし、
テンポの良い動画に仕上げる必要があります。
音量を調整して、音声を聞きやすくすることも大切です。
こうした、徹底的な見やすさ対策が必須となるんです。
中には、あえて再生速度を本家の1.5倍にしているような
切り抜きチャンネルもあります。
切り抜きの視聴者は
「とにかく手短に見たい」という人がほとんどなので、
スピードを上げて尺を縮めているんですね。
視聴者にとっていかにわかりやすくなるか。
いかに見やすくなるか。
これを考えている切り抜きは、やはり他の切り抜きのライバルよりも
伸びている傾向にありますね。
稼ぐコツ2:サムネイルにこだわる
2つ目は、サムネイルにこだわることです。
サムネイルは、YouTubeで動画をクリックされるか否かを左右する
最も重要な部分といっても過言ではありません。
タイトルだけしっかり書けばいいのでは?と
思われる方もいるでしょう。
しかし、視聴者は動画を選ぶ際
0.5秒くらいしか動画を見ていません。
0.5秒の間に、タイトルに書かれた小さな文字だけで、
視聴者を惹きつけるのはかなり難しいですよね。
その点サムネイルであれば、はっきりとした文字や画像で
人の目を惹きつけられます。
よって、サムネイルをこだわることは
視聴率アップに大きく関係するんです。
サムネイルに重要なのは、主にこの2つです。
・大きな文字
・心を動かす内容
1つ目として、文字は大袈裟なくらい大きくしましょう。
スマホで見た場合、YouTubeのサムネイルはあまり大きく表示されません。
そのため、せっかく重要なことを書いても文字が小さいと
何が書いてあるか見えなくなってしまいます。
伸びているチャンネルの動画を参考に、
サムネイルの文字は大きいものにしましょう。
そして、内容は心を動かすものにしてください。
「○○さんがおすすめする家電3選」
こうサムネに書かれていても、その投稿者に興味のない人は
見ませんよね。
しかし、
「家電はこのメーカーで買わないでください。絶対損します」
こう書かれていたら、
「損したくないな。どのメーカーだろう?」
と気になってしまいます。
「ひろゆきが視聴者のスパチャを返す動画」
こんなサムネではよっぽどのファンでない限り見ませんが、
「ひろゆきが思わず泣いた感動のスパチャとは」
こう書いてあったら、
「あのひろゆきが泣くって、
どんな内容だったんだろう?」
と思わず押してしまいます。
サムネイルは、視聴者に衝撃を与えるものにする必要があります。
もちろんウソはNGです。
切り抜いた内容の中で、特に視聴者を惹きつけそうな内容を
簡潔に伝えましょう。
切り抜き動画で稼ぐメリット・デメリット
ここからは、切り抜き動画で稼ぐ上での
メリットとデメリットを解説します。
切り抜き動画のメリット:誰でも始めやすい
切り抜き動画最大のメリットのひとつが、
誰でも始めやすいことです。
普通YouTubeというと、
・高性能なカメラ
・高額な動画編集ソフト
・高い編集技術
こういったものが必要になります。
しかし、切り抜きにおいてすごいカメラや編集ソフト、
高い編集技術は必要ありません。
たしかに、テンポのいいカットを行うのには
慣れやセンスが必要です。
とはいえ、
「映像の専門学校で習うような
すごい編集技術を駆使しないといけない」
なんてことは一切ありません。
ソフトも、テロップとカットの機能があれば
どんなものでも大丈夫です。
その上切り抜き動画は、
多くの人が抵抗を感じやすい
顔出しも行う必要がありません。
切り抜きは、他のYouTube動画のジャンルよりも
気軽に始められると言えるでしょう。
切り抜き動画のデメリット
切り抜きのデメリットは、
・ライバルが多い
・すぐには稼げない
この2点です。
1つずつ見ていきましょう。
デメリット1.ライバルが多い
1つ目のデメリットは、ライバルが多いことです。
切り抜きはホットな稼ぎ方なので、
たくさんのライバルが参入してきています。
ライバルたちに勝つためには、
差別化できるようなポイントを加える必要があります。
たとえば、DaiGoさんの切り抜きは
すでにたくさんありますよね。
そのため、単なるDaiGoさんの切り抜きでは
ライバルの動画に埋もれてしまうでしょう。
「DaiGoさんの話のうち、
食生活系の話だけを切り抜く動画」
などのように、ターゲットをより絞るなどして
ライバルたちと差別化をする必要があります。
そのほかにも、先ほど解説したコツを意識して
見やすい動画作りを心がけることも大切です。
デメリット2.すぐには稼げない
もうひとつのデメリットは、すぐには稼げないということです。
ご存知の方も多いかと思いますが、
YouTubeは動画を投稿した瞬間に
お金が入ってくるようになるわけではありません。
ある条件を達成しなければ、お金を1円も稼ぐことはできないんです。
その条件とは、主にこちらの2つです。
・直近12ヶ月の再生時間の合計が、4,000時間以上
· チャンネル登録者数が1,000人以上
切り抜き動画という稼ぎ方は、
始めて数週間でお金がどんどん入ってくる稼ぎ方では
決してありません。
しかし、地道にコツコツと継続を続けていくことで
大きな稼ぎが生まれる可能性も出てきます。
長い間0円でも継続できるような根性が必要なことは、
よく覚えておいてください。
切り抜き動画の未来に潜むリスク
動画をここまで見て、切り抜きをやってみたいと
思った方もいるでしょう。
ですが、切り抜きを始める前に
1つ知っておいて欲しいことがあります。
それは、切り抜きという稼ぎ方の将来性についてです。
新たに副業を始める上では、将来性を考えることが欠かせません。
ここからは、「切り抜き動画の将来と
そこに生まれうるリスク」について解説していきます。
YouTube側関連で考えられるリスク
まずは、YouTubeのアルゴリズム上
考えられるリスクについてです。
YouTubeで危惧すべきなのは、
「類似動画によるスパム判定」を受ける可能性です。
YouTubeは、スパム判定する動画の要素として
このような条件を用意しています。
・繰り返しの多いコンテンツ
・再利用されたコンテンツ
チャンネル内の動画が他の動画と酷似している場合や、
第3者のコンテンツをほぼそのまま利用している場合などが
ここに含まれます。
こうしたコンテンツはスパム判定され、
チャンネルが収益化審査に通らなかったり
収益化資格を突然剥奪されたりします。
切り抜き動画は、これらの条件に引っかかりやすいジャンルです。
なぜなら切り抜き動画というのは、
内容は違えど、本質はすべて
「同じ人が喋っている動画」だからです。
切り抜き動画が違反コンテンツ扱いされるのを防ぐためには、
先ほども解説した通り独自性を持たせることが重要となります。
テロップなしよりは、
フルテロップの方が独自性があると判断されます。
また、ただ単に喋っている言葉のテロップを入れるのではなく、
話の要点をまとめたテロップを表示するのも良いでしょう。
同じ切り抜き動画でも、できる限りオリジナリティを加えることで
将来的に生き残れる可能性がアップします。
本家側関連で考えられるリスク
続いては、本家側の動きによるリスクについてです。
本家側関連で考えられるリスクは、この2つです。
・切り抜かれる側が自分で切り抜き動画を出す
・分配の割合が変化する
1つ目は、切り抜かれている本家側が
自分で切り抜き動画を出し始めた場合です。
実際、Vtuber(ブイチューバー)界隈などでは
「公式が切り抜きをアップする」という流れが
すでに出てきています。
知名度が高く登録者数も多い本家が
切り抜きをアップすれば、当然その動画も伸びやすくなります。
公式による切り抜きが当たり前となっていけば、
非公式の切り抜きチャンネルは伸びにくくなっていくでしょう。
2つ目のリスクは、分配の割合が変化した場合です。
「多くのYouTuberは、
切り抜きチャンネルと折半することで
5割の収益を受け取っている」。
先ほど、このように説明しました。
しかし、切り抜き動画の数がどんどん増えていくことで、
この割合が変化する可能性はいくらでもあります。
たとえば、突然本家側が…
「これからは収益の9割をもらいます。」
こう言ったらどうなるでしょうか。
切り抜きチャンネルが受け取る収益は1割となり、
当然儲けは大きく減少しますよね。
【切り抜き動画の将来性について】
切り抜き動画は、今は稼げるものの
将来を見据えるとさまざまなリスクが潜んでいます。
そして有名人の力を借りて稼いでいる以上、
それらのリスクを防ぐのは簡単ではないでしょう。
切り抜き動画には絶対に未来がない、
とは言い切れません。
しかし、今流行っているからとはいえ
「切り抜き動画」という稼ぎ方が永遠のものとは決して考えない方がいいです。
切り抜きを始めるのであれば、他の副業と並行して行い
常にリスク分散していくことを忘れないようにしましょう。
まとめ
今回の記事では切り抜き動画の稼ぎ方について
解説しました。
切り抜き動画は、年収4,000万円近く稼いでいる人もいる
かなり狙い目のジャンルです。
・手短に見られること
・本家よりもわかりやすく編集されていること
・ライバルと差別化できるようなポイントがあること
切り抜きチャンネルを伸ばすためには、
この3つを意識して丁寧な動画を作っていくことが何よりも大切です。
切り抜きで大きく稼ぎたい方は、
ぜひ今回の動画を参考にしてみてください。
あなたの副業がうまくいくことを祈っています!
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