・英語を活かすって一部の高レベルの人だけでしょ?
・英語を活かした在宅ワークはないの?
過去に留学をしたり、英会話教室に通ったりして英語を勉強した人はたくさんいます。しかし現在、過去に学んだ英語を活かしてお金を稼いでいる人は少ないのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「英語を活かした在宅ワーク」について解説していきます。英語を活かした在宅ワークのメリット・デメリットや、英語力別のおすすめの仕事、仕事のとり方までまとめて解説します。
この記事を読めば、「学んだ英語をお金に変える力」を身につけることができます。ぜひ最後まで読んで、参考にしてみて下さい。
英語力が活かせる在宅ワークのメリット
まずはじめに、英語力が活かせる在宅ワークを行うメリットを解説していきます。
英語力を高められる
仕事をする上で英語を使うと、自然と英語力が高まります。これは、英語を使う在宅ワークを行う上で、一番とも言えるメリットです。また、「かつては英語を勉強していたけど、今は全然使ってないなぁ」という人でも、もう一度英語を勉強するチャンスだと捉えることもできます。
実際、独学で身につけた英語よりも、仕事の中で身につけた英語のほうがより実践的で、中身の濃いものになるでしょう。現在、自分の英語力に自信が無くても、仕事を通して英語力を高めることで、より高単価の仕事が取れるようになります。これが、結果的に大きな収益に繋がるのです。
英語を使った在宅ワークは、お金をもらいながら英語力を高めることができます。勉強法の一つとして取り組んでみるのはいかがでしょうか。
空いた時間でコツコツ稼ぐことができる
英語を活かした在宅ワークは、空いた時間でコツコツ取り組めるところもメリットの一つです。
在宅ワークであれば、基本的にパソコン一台で仕事をすることになります。出勤に時間を取られることもなければ、仕事の納期さえ守っていれば時間に縛られることもありません。
子育てや介護など、何かしらの理由で外出しにくいという方でも、無理なく収益を得ることができます。
初期投資が必要ない
英語を活かした在宅ワークには、初期投資がほぼ必要ないところがメリットです。仕事をするにあたって必要なものといえば、パソコンくらいのものです。
既にパソコンを持っている方は多いと思います。英語を活かした在宅ワークには、ハイスペックなパソコンは必要ありません。自分が趣味で使っているパソコンが、そのまま仕事用のツールになるのです。
また、翻訳ソフトなどの仕事に必要なツールは、ほとんどが無料で利用できるようになっています。よって、仕事を始めるにあたって、初期投資はほとんどないと言っていいでしょう。
英語力が活かせる在宅ワークのデメリット
ここまでは、英語を使った在宅ワークを行うメリットを話してきました。しかし、これは誰にでも無条件でおすすめできる仕事ではありません。
そこでここからは、英語を活かした在宅ワークのデメリットについて紹介していきます。
高い英語力が求められる
英語を活かした在宅ワークには、当然ながら高い英語力が求められます。考えてみれば分かる通り、誰にでもできるような仕事では、高い報酬はもらえません。そして一般の人と比べて、突き抜けた英語力がないと、1つの仕事を取ることすら難しいでしょう。
とは言え前述したとおり、英語力は仕事をしていくうちに身についていくものです。始めは自分の英語力に自身がなくても、一つ一つ確実に仕事をこなしていくうちに「突き抜けた英語力」を身につけることができます。
「自分には高い英語力がないから仕事ができない」と考えるのではなく、「仕事の中で高い英語力を身に着けよう」と考え、取り組んで行くことが大事です。
仕事を継続的に受注するのが大変
英語を使った在宅ワークを行うためには、まず仕事を取ってくる必要があります。そして、その仕事を取ること自体がとても大変なのです。
会社員であれば、仕事を取ってくる手間は省ける場合が多いでしょう。しかし、フリーランスで仕事をするとなると基本的には「自分で仕事を取ってくる」という作業に手間と時間を使う必要があります。
ここで個人の「営業力」が問われることになります。高単価の仕事を継続的に受注できるようであれば、高い収益が見込めます。一方、営業がうまくできないと、いつまで経っても給料が上がらないという事態になりかねません。
英語を活かした在宅ワークは、メリットが多いのも事実です。しかし、仕事が継続的に受注できなければそれらのメリットも意味のないものになります。フリーランスでやっていく上で「営業力」が大事だという点は、実際に仕事を始める前に覚えておきたいポイントです。
英語力別おすすめ在宅ワーク4選
英語を活かした在宅ワークとはいえ、個人の英語力次第で受注できる案件に差があります。ここからは、TOEIC L&Rのスコアを目安に、英語力別のおすすめ在宅ワークを紹介していきます。
TOEIC L&R 600~695点
TOEIC L&Rで600~695点は、細部までは理解できない程度に長文が聞き取れ、簡単な意見が言えるようになるレベルです。上場企業の一般社員に求められるくらいの英語力となります。
英語学習系の記事執筆
この段階では、翻訳を始めとした「英語を使った」仕事を受け持つには、少しハードルが高く感じてしまうでしょう。しかし、TOEIC L&Rで600点以上をとることができた人の勉強ノウハウは必ず誰かの役に立ちます。そういった、自分がTOEIC L&Rで600点以上をとるまでに行った学習法やノウハウを、日本語で執筆する仕事です。
事実、TOEIC L&Rでは、受験者全体のおよそ半数が600点以下となっています。これらの人々にとっては、600点以上取れた人の学習法が知りたいのは、当然のことです。
また、英語の学習法を発信しているメディアは世の中にたくさんあり、常に記事執筆の仕事が募集されています。これらの仕事に積極的に応募していけば、いずれ仕事を獲得できるでしょう。
「日本語で記事を書いていても『英語力』は上達しないんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。しかし、こういった記事執筆を通して、より効率的な英語の学習法を身につけることができます。
そして、その学習法を自ら実践することで、それまでよりも効率的に英語力を向上させることができるでしょう。こうして、より高単価の案件に結びつけていくのです。
TOEIC L&R 700~795点
TOEIC L&Rで700~795点は、長文でも細部まで聞き取れるようになるレベルです。意見を述べたり、限定的ではありますが、比較的複雑な要求に対しても応えられるようになります。上場企業の国際部門で働くにあたって必要となる英語力です。
交渉・メッセージ翻訳
海外に取引先を持つ事業主から依頼を受けて、交渉や対応などのメッセージを翻訳する仕事です。
確かに、メッセージでのやりとりとなると、AIを使った英語翻訳ソフトを使えば十分である場合もあります。しかし、細かいニュアンスを伝えたい時や説得するための文章は、未だに人間が翻訳する方が確実に行なえ、かなり需要があります。
また、案件によっては電話での対応を求められるケースもあります。例えば、取引先から特定の情報をヒアリングしてほしいという案件であれば、海外の取引先と直接電話で話さなければならない場合もあるでしょう。
こういった、電話でのコミュニケーションでは、緊急性を要する場合も多いです。そういった時に迅速、かつ確実に対応できる人は重宝され、高単価の案件を獲得することができます。
TOEIC L&R 800~895点
TOEIC L&Rで800~895点は、長文でもさらに複雑な内容を聞き取ることができ、それに対して適切に応えられるレベルです。外資系企業を含め、大手企業では800点をとることができれば、国際部門や海外赴任に抜擢されるケースもあります。
英文翻訳
日本語の文章・音声を英語に翻訳する仕事です。一般的に「英語翻訳」というと、この仕事をイメージする方が多いのではないでしょうか。基本的には、1案件あたり〇〇円といった具合に報酬が決められます。記事を翻訳する場合だと、1文字〇〇円といったような「文字単価」で報酬が決まる場合が多いです。
日本語から英語に翻訳する業務の中でも、種類は様々あります。具体的には、本やホームページ、ニュース記事、YouTube動画の字幕などの翻訳です。これらの英文翻訳業務は「ただ分かればいい文章」にするだけでなく、「違和感なく人に伝わる文章」である必要があります。
そして、AIを使った英語翻訳サービスには、こういった緻密な作業はできないのが現状です。よって、英文翻訳の業務はまだまだ需要があるのです。
英語から日本語に翻訳するスキルにも需要があります。代表的なのは、海外のニュース記事を日本語に翻訳する業務です。しかし、ただ英語から日本語に直訳するだけでは、1件あたりの単価はそこまで高くはなりません。通常の翻訳に加え、自分なりの考察を書いたような記事が書けると、需要はグッと上がり、それに比例して単価も上がります。
TOEIC L&R 900~990点
TOEIC L&Rで900~990点をとることができれば、高度な英文を理解し、英語で的確な文章を書くことができるレベルになります。このスコア帯は、受験者全体でも3~4%しかおらず、ビジネスシーンで非常に重宝されます。
商品説明書・マニュアルの翻訳
商品の取扱説明書やマニュアルを翻訳する仕事です。この仕事では、ただの英語力ではなく、専門性が求められる部分も多々あります。商品や業界における基礎知識や、専門的な単語を使う必要があるのです。
加えて、商品を知らない人にも簡潔に伝わるように書く必要があり、誰にでもできる仕事ではありません。こうした専門性が問われる仕事では、AIを使った翻訳ソフトだけではかなり難しい領域です。よって、TOEIC L&Rで900点以上の英語力が求められるのです。しかし、例えTOEIC L&Rで900点以上のスコアを持っていたとしても、過去の翻訳業務の実績がないと、仕事を獲得することは難しいでしょう。
より高い専門性は、単価も自然と高くなります。一旦、こうした業務をこなせるようになれば、在宅ワークのみで大きく稼ぐこともできるのです。
英語が活かせる仕事のとり方
ここまで、英語力別のおすすめの在宅ワークを紹介してきました。しかし、気になるのは「具体的な仕事のとり方」です。
現在世の中には、たくさんの仕事をとるためのサービスが存在し、中には英語翻訳の分野に特化したものもあります。
ここからは、英語を活かした在宅ワークの仕事のとり方について解説していきます。
クラウドワークス
クラウドソーシングとは企業、または個人が業務を不特定多数の人に業務委託する業務形態を指します。クラウドワークスは、その代表ともいえる、大規模なクラウドソーシングサービスです。
クラウドワークスの英語通訳・英文通訳のカテゴリー |
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英語を活かした在宅ワークの分野で言えば、クラウドワークスでは上記したような案件が受注できます。また、常時大量の案件が募集されているので、仕事が無くて困ることはないでしょう。
業務の難易度や、求められる英語のスキルも案件によって異なります。英語中級者から、英語ネイティブレベルの方まで、幅広く仕事をとることができるのが魅力です。
タイムチケット
タイムチケットは、30分単位で自分の時間・スキルを販売することができるサービスです。30分間の商品・サービスを1枚の「チケット」と表現します。
「英会話/英語学習」のカテゴリーでは、600近くのチケットが販売されており、英語学習の需要が高いことが分かります。
タイムチケットの英会話/英語学習のカテゴリー |
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一つ気を付けておきたいのは、タイムチケットで販売できるサービスは「ビデオ通話」が基本になるというところです。
在宅で行える仕事ではありますが、ほとんどの場合、人とコミュニケーションをとりながら教えることになります。逆に、文字ではなく対面でのコミュニケーションが得意な方は、タイムチケットでの時間・スキル販売をおすすめします。
ココナラ
ココナラは、タイムチケットと同様に、自分のスキルを販売できるサービスです。
タイムチケットと異なる点は、時間の制約がないところです。よって、ビデオ通話でノウハウを伝える、といったような「対面型」のサービス提供のスタイルではなくなり、「非対面型」での業務がメインとなるでしょう。
ココナラの「英語翻訳・英文翻訳」ジャンルでよく販売されているサービスは、以下のようになります。
ココナラの英語翻訳・英文翻訳カテゴリー |
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ココナラで翻訳をしている人は、オプションシステムを利用し、翻訳文字数に応じて報酬額を変えています。例えば、「英語100単語、日本語200文字の追加で500円」といった具合に、細かく設定することができるのです。よって、「契約した文字数の、超過分の報酬が支払われない」といった不安も解消されるでしょう。
アメリア
アメリアは、「翻訳」に特化した、仕事獲得・スキルアップを支援してくれる会員制のサービスです。英語を活かした在宅ワークを行う上で、とても役に立つサービスではありますが、有料のサービスとなっています。
- 入会金:5,500円
- 年会費:16,500円
- 初年度合計:22,000円
アメリアのサービス利用料は安くはありませんが、その分価値あるサービスを受けることができます。
アメリアを利用する6つのメリット |
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また、翻訳業界では実績が重視されます。「実力はあるのに経験がないため仕事を受注できない」という悩みを解決するために、独自のスキルアップ制度を用いて「実際の業務で通用するレベル」の証明ができるようになっています。
その他にも、英語を活かした在宅ワークを行うにあたって、有益な情報・サービスを受けることができるようになっており、魅力はたくさんあります。本格的に翻訳家として活動していくのであれば、必ず利用したいサービスです。
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英語を使った在宅ワークで稼ぐコツ
ここまで、英語を活かした在宅ワークのメリット・デメリットや、おすすめの仕事、そして仕事のとり方を解説してきました。
クラウドワークスを始めとしたクラウドソーシングサービスや、タイムチケットやココナラといった自分のスキルを出品するようなサービスでは、自分を売り込むスキルが大切です。自分をうまく売り込んでいく、つまり「営業力」の良し悪しが収益に直結することは言うまでもありません。
営業では「自分がいかに他のスキル出品者より優れているのか」、「強みは何なのか」、「自分でないといけない理由は何なのか」などを、的確に伝える必要があります。そして、こういった文字で説得するスキルは、セールスコピーライティングの分野となります。
以下の記事では、セールスコピーライティングを使った、クライアントの獲得方法について詳しく解説しています。自分を売り込む際のノウハウを知ることができ、良い参考になるかと思います。ぜひ読んでみて下さい。
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