反応率10倍！効果的なヘッドライン（見出し）の書き方

効果的なヘッドラインを書くために注意すべきことは「得になること」「新たな情報」「好奇心」「短期的欲求」の4つです。ここでは効果的なヘッドライン（見出し）5パターンの書き方についてお伝えします。

1、売上が2倍から10倍にもなるヘッドラインが命

チラシや広告はもちろん、セールスレターやDMなどのセールスコピーで最も重要だと言われているのがヘッドライン（見出し）だと言われています。

なぜか？ほとんどの人がヘッドライン（見出し）をみて関心があるかどうか判断しているからです。つまり、売上げや集客アップに大きく影響する簡潔なメッセージを作成できるかであなたの収入が決まるほど重要だということです。

僕も経験していますが、ヘッドラインを変えただけで2倍から4倍の反応が変わることは普通です。

広告の父と言われるデイヴィッド・オグルヴィは「ある広告人の告白」でこう伝えています。

• ボディーコピー（中の文章）を読む人の5倍の人がヘッドラインを読む
• ヘッドラインを変えただけで売上が10倍も違ってくることもある
• ヘッドラインがない広告はすべての罪の中で1番重い罪だ。

※引用：ある広告人の告白

とにかくヘッドラインが最重要要素でありセールスコピーでは命なのです。

2、成功したヘッドライン5つの型と実例

実際に成功したヘッドラインの型をいくつかご紹介し実例を書きましたので参考にしてみてください。

2－1、あなたも〇〇を手に入れたくありませんか？

読み手目線からすると、他の大勢の人は知っているが、自分だけしらないことになります。ブレイクしだした芸能人やお笑い芸人のギャグを知らなかったりすると、情けない気持ちになる心理に似ています。

他の人は知っているが自分だけ知らないことは知りたくなるのです。

2－2、〇〇で〇〇になりました。

自分の経験談を語るヘッドラインになります。僕はお会いした方にこう聞かれることが多々あります。

「具体的にどうやってここまでこれたのですか？」と。成功している人の物語や経験談を聞き、参考にできることはしてみたいと私たちは思うものです。

この型のポイントは違いが大きなほど効果を発揮します。

2－3、〇〇する方法

「方法」はよく見かける言葉であり、単純明快です。多くの方が使っているので効果がないと思われるかもしれませんが、そんなことありません。

ヘッドラインの型の中でも1番説得力があり、効果を発揮するものです。

2－4、お知らせ　〇〇した方へ

この方は新着情報の型になります。今までになかったことを知らせてあげるのです。

ポイントは得になる情報を伝えること。

2－5、私に〇〇ください。〇〇に変えてみせます。もしできなければ〇〇します。

この型の特徴は「約束」をしていることです。こちらの提案（オファー）をそのまま伝えます。

提案（オファー）が読み手やターゲットにとって、はっきり良いものであるなら抜群の効果を発揮します。

上記のヘッドラインはオファー（提案）がとても強いです。読み手が損をすることを挙げるとすれば3時間取られるということだけ。もし満足しなければお金は倍戻ってきます。

容姿に悩む男性なら、読み手が断ることが難しいオファー（提案）になっています。

3、成功したヘッドラインから読み解く4つの秘訣

２でお伝えたした成功したヘッドライン5つの型から読み解く4つの秘訣をお伝えします。これはヘッドラインでの基礎的なことでもありますし、この4つの秘訣を駆使することで良いヘッドライン、つまり売上・集客アップに効果的なヘッドラインを作成することができます。

ヘッドラインを作成する際はもちろん、作成した後など、確認項目として活用してください。

3－1、得になること

商品やサービスの機能や特徴ではなく読み手が得になること（欲しいもの）がここにあるということを伝えてください。これは最も効果的です。反応率に大きな影響を与えます。

「今までなかった英会話のCD」ではなく、「1日5分聞き流すだけで英会話が口から飛び出す」といったように、読み手が具体的にどんなことが得られるのか？ということをヘッドラインにするのです。

ストレートに伝えるのもいいですが、得られることを匂わすのもありです。

成功したヘッドラインを見てみると、、

「年収2000万円」「赤ちゃんみたいなプルプル肌」「6ヶ月でサラリーマンを卒業」「300万円節約」など読み手がこれを読めばどんなことが得られるかがわかります。

自分にとって得があるのか？僕も含め多くの人はこのようなことを考えているのです。

3－2、新しさ

新商品や新情報など、新しい情報を提供するのも効果的です。「新登場」や「新機能」などに、人は無意識に注目してしまいます。

人は常に新しい情報を求めています。なぜなら時代に取り残されないよう必死だからです。アップル社のiPhone（アイフォン）などが新しい機種の販売日には多くの人が並びます。

新しい物（情報）を常に追い求めています。自分が物知りだと思われたり、最新機種をもっていると、いいなと羨ましがられます。そして、日常に彩りをもたらすためにも新しい情報は欠かせません。

デパートや通販会社などでよく使っているのは集客効果が抜群に高いからです。人は新しいものが好きなんです。これはどの時代も変わらない普遍的な法則でもあります。

成功したヘッドラインでみると、「2－4、お知らせ〇〇した方へ」のヘッドラインなどがそう。

3－3、好奇心

好奇心とは物事を追求しようとする根源的な心のことを言います。「なんだろう？」「超気になる、、」など思わせることになります。

一般的なルールに逸脱していることを言われるたり、読み手が嘘だろうと思うようなことで、好奇心はそそられるのです。

成功したヘッドラインでみると、「中卒でも年収2000万円」「お手軽に5万円稼げる方法」「たった1つ“あること”をしただけで」など。

不協和音や意外性、ギャップなどが好奇心をそそるためには必要になってきます。好奇心を刺激することで、読みたいという衝動を起こせるのです。

ただし、好奇心だけでは反応をあげることは難しいでしょう。「3－1、得になること」と組み合わせることで強力なヘッドラインなります。

3－4、短期的欲求

「簡単」「すぐに」「誰でも」というような短期的にすぐに欲しい結果を得たいと誰もが思っています。努力はできないとは思いませんが、どんなことでも、できるなら努力せずに手に入れたいと思うものです。

そのような人間心理を理解してあげるヘッドラインを作成することも大切です。

成功したヘッドラインでみると、「3ヶ月で毎月20万円の不労所得」「バカでもできる手」「中卒でも」など簡単だと思わせるようなことが書かれています。

ただし注意点が一つだけあります。あまり短期的な言葉ばかりを使ってしまうと、信頼性をなくすことになりかねないので、そこだけ気をつけてください。

信頼性を得るために具体的な数字を入れたり、大げさな言い回しや単語を使わないことが重要です。何事もバランスが大切なのです。

4、まとめ

これまで成功したヘッドラインの型をいくつか紹介しましたがいかがでしたでしょうか？それぞれの型は4つの秘訣である「得になること」「新しさ」「好奇心」「短期的欲求」が組み合わさったヘッドラインもあります。

「中卒でも年収2000万円になれました」というヘッドラインは「得になること（年収2000万円）」「好奇心（中卒でも？）」「短期的欲求（中卒ができるなら私にも簡単にできそうだ）」など3つの秘訣が組み合わさっています。

お伝えした型や4つの秘訣をベースにご自身の商品・サービスに当てはめ、いくつかヘッドラインを作成し、実際に反応をテストしてみてください。

ここで挙げた型はすでに広告やセールスレターやDMなどで効果があったものなので、あなたのビジネスにも効果を発揮する可能性が高いでしょう。