メルマガを使って稼ぎたいと考えている人も多いでしょう。しかし、メルマガでの稼ぎ方を知らない人もいるはずです。
メルマガをうまく利用できれば、月に10万円以上を稼ぐことも可能です。しかし、メルマガでの稼ぎ方を間違えてしまうと、いくら努力をしても報われません。
そこでこのページでは、メルマガでの稼ぎ方を難易度がやさしい順に5つ紹介します。また、後半では、メルマガを始めるときの注意点をのせています。
メルマガで稼ぐ5つの方法!
メルマガで稼ぐ5つの方法を、難易度がやさしい順にお伝えします。私がおすすめするのは、2、3、4の方法です。
1.メルマガ広告(難易度は低いが、儲からないのでおすすめはしない)
メルマガ広告とは、たとえば上の画像にあるように、メール文中に文字広告を入れて配信することです。また、「号外のメルマガ」では、そのメール自体が広告になることもあります。号外メルマガは、いつも発行するメルマガではなく、臨時に配信するメルマガのことです。
メルマガ広告をやることは、比較的簡単ですが、あまり稼げないのでおすすめしません。
なぜなら、メルマガ広告の1クリックあたりの報酬単価は、0.5円~1.5円になることが多いからです。
仮にメルマガ読者が25,000人いて、メールの開封率が20%あり、5人に1人が広告をクリックしたとしても、合計1,000クリックです。1回の配信で500円〜1,500円程度しか稼げません。
ここで、配信回数を増やせば良いと思うかもしれませんが、読者も広告ばかりのメルマガを読みたくはありません。つまり、配信回数を増やすのにも限度があるのです。
ただし、読者数がかなり増えたり、メルマガの価値が上がって広告の報酬単価やクリック率が上がったりすれば、月に数万円は稼げるようになるかもしれません。
このように、メルマガ広告をやるのは簡単です。しかし、メルマガ運営費用も月に数千円はかかることを考えると、あまり稼げないと言えます。
2.無料オファー
無料オファーとは、他者のリスト(メールアドレス)を増やすために、メルマガで案件を紹介して成果報酬をいただくことです。読者が無料でメールアドレスを登録するので、無料オファーと言います。
ここで、無料オファーには、ビジネスや投資案件のメールアドレス登録が多いです。なぜなら、これらの分野は、あとで高額セミナーやプログラムを読者に販売できるので、メールアドレスの取得にコストがかけられるからです。
一般的に、無料オファーの成果報酬は、500円~2,000円となります。これは、自分が商品やサービスを持っていなくても、他者の案件をメルマガで紹介できる利点があります。
たとえば、メルマガで投資案件の無料オファーをするときは、魅力的な内容であること、紹介先の人物紹介、案件の概要などを伝えましょう。ここで、「興味がある人は、以下のURLをクリックして詳細内容を見てください。」と書き、「紹介先のメールアドレスを登録するページ」へ読者をつなげることが重要となります。
ただし、他者の案件を紹介するときは、怪しくない内容にしないと、自分の読者の信頼を失うことに繋がります。つまり、優良な案件を見極める力が必要なのです。
優良案件を見極めるときは、「案件の実績、内容、お客様の声、サポート体制」などに注意してください。
もし、詐欺のような結果の出ない案件を紹介したら、読者からクレームがきて信頼を失ってしまいます。そのため、無料オファーの案件の紹介には、細心の注意が必要です。
3.自分のブログやサイトへ誘導して、アフィリエイト収入を得る
メルマガから読者を自分のブログやサイトに誘導して、アフィリエイト報酬を得ることもできます。
アフィリエイトは、成功報酬型の広告のことです。つまり、自分のサイトやブログを経由して、提携している商品やサービスの申し込みがあったときに、成果報酬をいただけます。
たとえば、メルマガでダイエット食品の紹介をして、ブログやサイトに誘導してアフィリエイト報酬を得ることもできます。
ここで、メルマガを使わなくても、「グーグル検索から集客をして、商品やサービスの紹介をすれば良い」と言う意見もあります。
しかし、メルマガを使うことで、より積極的な商品紹介ができるのです。しかも、メルマガで信頼関係を築くことができれば、セールスの成約率もより高くなります。
この方法のデメリットは、アフィリエイト用のブログやサイトを立ち上げる必要があることです。しかし、メルマガで誘導すれば、商品を紹介するページだけを作れば良いので、そこまで大変ではありません。
また、サイトの運営費用だけなら、サーバー代が月に1,000円程度で済みます。そのため、アフィリエイトの「売上報酬 = ほぼ利益」となります。
ここで、メルマガの運営費用も、月に数千円程度です。つまり、1件あたりのアフィリエイト報酬が数千円あれば、メルマガを使ったアフィリエイトでも十分儲けられるでしょう。
4.メルマガで信頼関係の構築後に、自分の商品やサービスの販売
メルマガでは、自分の商品やサービスを販売することができます。しかし、セールスだけでなく、読者と信頼関係を築いておくことも重要なのです。
なぜなら、見ず知らずの人から、よくわからない物を買いたいと思う人はいないからです。
ここで、自分の商品やサービスがない人は、以下の内容を検討してみてはどうでしょうか?
- オンライン教材
- 月額オンラインサロン
- 動画配信・ウェブセミナー
- コンサルティング・プログラム・塾
このように、読者とメルマガで信頼関係が築けていれば、このような商品やサービスを販売することができます。
5.メルマガ購読を有料にする(難易度が高く、おすすめはしない)
メルマガの購読を有料にする方法もあります。しかし、これは、名もなき個人には難しいので、おすすめしません。
これが、有名人や著名人であれば、有料でもメルマガを購読する人はいます。
たとえば、ホリエモンこと堀江貴文さんは、「堀江貴文のブログでは言えない話」のメルマガを月額800円(税抜き)で配信しています。メルマガ読者も、数万人はいますので、費用を差し引いてもかなりの収益になるでしょう。
しかし、これは、堀江さんだからできることであり、一般人がこんなに多くの読者を抱えることはできないのです。
ここで、「他の人が真似できないようなコンテンツ」を送り続ける自信がある人であれば、月額有料でメルマガを配信しても良いでしょう。しかし、おそらく数ヶ月で優良なネタが尽きてしまうので、おすすめはしないのです。
メルマガを始めるときの注意点は? 読まれるメルマガを作るためには?
メルマガをやるときの注意点を5つお伝えします。
1.メルマガのネタはどうするべきか?
メルマガのネタは、自分が販売・紹介する商品・サービスに関連する内容が良いです。
なぜなら、読者の関心や悩みと、商品・サービス(解決策)が合うからです。たとえば、副業や起業を考えている読者に対しては、ビジネスやマーケティングのメルマガを配信し、セールスにはビジネスセミナーや副業で儲けるプログラムの紹介が適しています。
逆に、メルマガの内容と関係ない商品・サービスを紹介するのは難しいです。
たとえば、ビジネス系のメルマガを購読しているのに、ダイエット商品の販売や紹介がきたら、読者はどう思うでしょうか? おそらく、読者は、関心が持てなかったり、中には不快に思ったりする人もいるでしょう。
そのため、メルマガを始める前に、販売や紹介する商品・サービスを先に決めておくことが重要なのです。
2.メルマガの読者を集める方法は? 自分のサイトやブログからメールアドレスの取得が大事!
メルマガの読者を集めるとき、自分のサイトやブログを持っていた方が有利です。なぜなら、人から紹介してもらうには、1メールアドレスあたり、500円〜2,000円の報酬を支払わなければならないからです。
一方、自分のサイトやブログを持っていれば、そこから読者にメールアドレスを登録してもらうことができます。
ただし、実はこのメールアドレスの取得は、メルマガを送るよりも難しいのです。なぜなら、メールアドレスは、個人情報だからです。つまり、読者から信頼が得られないうちは、メールアドレスの取得が難しいと言えます。
そこで、豪華な無料プレゼントなどを用意して、読者にメルマガを購読するメリットを十分に伝えましょう。ここで、無料プレゼントは、商品やサービスに関連した、少なくとも数万円以上の価値があるものが良いです。そうでないと、読者は、わざわざメールを登録しようとは思わないでしょう。
また、メルマガで送る内容も、読者に伝えておきます。読者は、どのような内容なのかわからなければ、あなたのメールを購読したいと思わないからです。
このように、メルマガを送る前に、まずは読者のメールアドレスを取得することに全力を尽くしましょう。たとえば、当サイトでは、以下の画像にあるように、読者にメール購読のメリットを最大限お伝えしています。
画像をクリックすると、詳しい内容を見ることができます。リストを取得するときに、何か参考になる部分があったら幸いです。
3.読者に役立つメルマガを送ること
読者にメルマガの登録をしてもらったら、役立つ内容を送り続けましょう。そうでないと、読者は、あなたのメルマガを読み続けることはありません。
読者に読まれ続けるメルマガを作るためには、同業他社のメルマガを参考にしたり、専門書籍などから情報収集をしたりして、読者に価値あるコンテンツを提供しましょう。また、独自性のある内容や体験談を入れることも、他のメルマガと差別化するために有効です。
メルマガは、読者と信頼関係を築くためにも重要と言えます。ここで、信頼関係が築けていなければ、セールスや紹介が難しくなってしまうからです。一方、メルマガを通じて読者に信頼してもらえれば、セールスや紹介がとても楽になります。
ただし、セールスや紹介が多すぎても良くありません。メルマガでは、「有益な情報を80%以上、セールスを20%以下」が理想的な配分です。
4.メルマガの開封率を上げるために、件名を工夫しよう
メルマガを書いても、読者に読まれなければ意味がありません。しかし、一般的にメルマガの開封率は、20%〜30%あれば良い方だと言われています。逆に、それ以下であれば、開封率が低いのです。
そこで、読者にメールを開いてもらうために、件名を工夫しましょう。具体的には、件名をつけるときは、読者の興味をひく内容にするのです。読者が、思わず気になって開いてしまう内容を考えましょう。
ただし、タイトルと本文の内容が明らかに違うのは良くありません。これでは、読者をがっかりさせてしまいます。タイトルと本文の内容を合わせて、読者が興味が持てる件名をつけてください。
5.メルマガは、1通の情報量よりも配信頻度が大事
メルマガは、1通で長い内容を送るよりも、配信頻度を増やす方が重要です。
なぜなら、残念ながらメルマガは、多くても2〜3割程度しか読む人がいないからです。つまり、読者は、たまにしかメルマガを見ないので、配信回数を増やす必要があります。
具体的には、1週間に2、3通は送るようにしましょう。このように、接触頻度が多ければ多いほど、信頼関係を築きやすいのです。
これは、心理学の専門用語で、単純接触効果(ザイオンス効果)とも言います。つまり、少ない配信回数で読者の信頼を勝ち取るよりも、メルマガの配信頻度を増やす方が手堅いのです。
まとめ
このページでは、メルマガでの稼ぎ方を5つ紹介し、メルマガを始めるときの注意点もお伝えしました。
メルマガを上手に利用すれば、「顧客との信頼関係の構築」や「商品やサービスの販売・紹介」もでき、あなたの収入を増やす手助けになります。
メルマガを作るのは、少し大変ですが、このページを参考にして良い物を作ってください。そして、メルマガを実際に配信して、徐々に上達していきましょう。
また、メルマガ同様、「文章だけで人に行動してもらうスキル」のセールスコピーライティングについて、当サイトでは無料でいろいろな情報を提供しています。コピーライティングの知識やスキルが、メルマガを作るときにも役立ちます。
さらに、当サイトでも、メルマガを配信しています。良ければ、自分のメルマガを作るときの参考にしてください。メルマガを購読するには、ページの下をクリックして、メールアドレスを登録するだけです。
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