大山です
突然ですが、あなたが働く会社は
10年後も存在すると思いますか?
「えっ、大山さん、、
そんなことを急に言われてもわからないです…」
「コロナ禍も落ち着いたし
景気も回復すると思っています」
もしあなたが、そう思っていたら、、
いつの間にか、あなたの仕事は無くなり
生活に困窮する悲惨な状況に陥るかもしれません。
いきなり不安を煽るような言い方になり、
びっくりされた方もいると思います。
ただ、、今の日本経済は
かなり深刻な状況だというのは
身にしみて感じていると思います。
2015年のオックスフォード大学と
野村総研の共同研究発表では、、
AIの導入によって49%の
仕事が無くなるといわれていました。
2015年から8年が
経過しようとしていますが
あなたの今の仕事はどうでしょうか?
AIの煽りを受け、
状況が変わっている人もいるかもしれません。
逆に、AIという時流にのれ
ウハウハになっている人もいるでしょう。
とはいえ、、そもそも
「AI時代になることで、
どんな仕事が影響を受けるのだろう?」
と、分からない方もいると思います。
そこで今回の記事では、
衰退している業界ワースト20をお伝えしていきます。
そして後半では、AI時代に必要とされる
人材になる秘訣をお伝えします。
変革期の現代で、
大きなチャンスを掴むためにも、
かならず最後までご覧ください。
それでは、さっそくスタートします。
10年で衰退する業界1:百貨店・デパート業界
1つ目は、百貨店・デパート業界。
2023年1月31日
渋谷の東急百貨店本店が閉店し、
56年の歴史を幕を閉じました。
記憶に新しい人もいると思います。
跡地には高級ホテル、マンションを中心とした
複合施設を建設する予定らしいです。
昭和や平成では、
憧れの場所が百貨店やデパートでしたが、
時代の流れと共に安く便利な物の普及や
購入方法も多様化しています。
今は、ネットや宅配の普及により
百貨店やデパートに行かなくても
自宅でいつでも買い物できます。
また、コロナ禍もあり
外出しないで買い物を済ませることにも
慣れたという人も多いと思います。
事実、2020年の調査によると
20代男性の3割が百貨店を
利用したことがないという結果も出ています。
40の歳の僕からすると、、
考えられないのですが、、
もう何かを買うために
百貨店やデパートにいくのは
時代遅れなのです。
現代の人にとっては、
年々利用頻度が下がってきています。
10年で衰退する業界2:家電量販店業界
2つ目は、家電量販店業界。
もしかしたら
10年後に日本の家電量販店は
なくなっているかもしれません。
ネット通販での普及により
家電量販店にくる人が減ったのが大きな理由です。
高齢化や人口減少もあり
売上高の減少もありました。
そのようなこともあり、
家電量販店の大手3社
(ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラ)は
それぞれ独自の方向性で戦っています。
最大手のヤマダ電機は、
大塚家具を買収しインテリア事業や
住宅事業に参入しています。
ビックカメラは
価格が自動更新される
電子棚札を導入し、買わずに変えるお客さんを
引き留めようとしています。
ヨドバシカメラは
2016年に最短2時間で届く
ヨドバシエクストリームを導入し
ネット通販の売上を拡大し続けています。
ネット通販の売上は
2000億円を突破し、
日本市場で2位をつけました。
ネット通販は好調ではありますが、
店舗にいって買う人は減っているので、
単純な店舗スタッフだと不要扱いされ
配送や倉庫スタッフに回されるでしょう。
10年で衰退する業界3:携帯販売代理店
3つ目は、携帯販売代理店。
携帯販売代理店とは
大手キャリアから業務提携し
販売する店舗のことです。
実は、街で見かけるスマホショップは
auやdocomoなどのキャリアと契約した
携帯販売代理店が運営しています。
そして、2010年には4%だったスマホ保有率は、
2022年には94%の人が持つ時代になりました。
あなたの周りでもスマホを持っていない人は
珍しいのではないでしょうか。
何がいいたいのか?というと、
1人1台持つのが当たり前の時代に
これ以上の新規開拓は難しいということです。
だから、現在は乗り換えキャンペーンなどの
争奪戦に変わってきています。
また、契約変更などの手続きも
ネットやアプリで簡単にできる時代にもなりました。
そして何より、
格安SIM(シム)が広がりをみせています。
2020年時点で格安SIM(シム)をメインで利用
している割合は20.4%以上もいるそうです。
事実、大手キャリアも
市場の飽和状態を理解しています。
そのため、このような格安SIM(シム)会社に
下請けとして販売を任せるなどしているのです。
携帯販売代理店は、店舗で
契約してもらわなければ成績になりません。
同じキャリアでも他店では、
利益にならないのです。
自店の、利益のために
販売ノルマも厳しくなっていることも
問題視されています。
2022年8月に各大手キャリアに向けて
総務省から業務の適正化を指導するよう要請も出るほどです。
やはり、販売に関して
かなりの無理が出てきていると言うことでしょう。
10年で衰退する業界4:不動業界
4つ目は、不動業界。
不動産というと時代に左右されないという
イメージかもしれません。
しかし、少子化や核家族化で
土地や家が余っている状況が続いています。
1998年には、5746件だった空き家が
2018年には、8489件と約1.5倍以上に
増加しています。
都市部への人口集中の影響で地方の
不動業界界の苦戦は
避けられないかもしれません。
土地の価値や価格が
釣り合わない時代がやってきます。
単純に、買い手が減れば業界が
衰退するのは目に見えています。
10年で衰退する業界5:パチンコ・スロット業界
5つ目は、パチンコ・スロット業界。
「えっ、、大山さん、
パチンコやスロット業界も衰退しているの?」
と、思われた方もいるかも知れません。
実はここ数年、コロナ禍や
出玉規制強化の煽りを受け、
パチンコ店が凄まじい勢いで閉店しています。
パチスロ人口は、1990年代には
3000万人とも言われていました。
しかし、2020年には710万人と
市場規模が縮小し続けており
衰退に歯止めがかからない状態なんです。
遊戯人口も、1995年には約190万人いましたが、
2022年には半分以下の約90万人にまで減っています。
面白い事実は、競馬や競艇など、
公営ギャンブルの遊戯人口は増えている中、
パチンコの遊戯人口だけが減少を続けているんです。
20代前半の平均年収は、
未だ300万円に届かない状況が
20年以上続いていますし、
ギャンブル性の周知も進み、
依存症への警戒意識も年々高まっています。
新規顧客の流入が期待できない
パチンコ・スロット業界の減少はこれからも進んでいくでしょう。
10年で衰退する業界6:タバコ業界
6つ目は、タバコ業界。
タバコ業界は、早くから値上がりや
規制が厳しくなっています。
2020年から多数の人が利用する施設では
原則屋内禁煙となりました。
外食業界では禁煙の動きが
拡大しており、
数年後には居酒屋ですら
タバコが吸えないことになるかもしれません。
さらに、値上げも繰り返されています。
値上がり幅も大きく1970年代と比べると
「セブンスター」は100円から470円と
5倍近く値上がりしています。
あなたの周りでも、
「喫煙所がない!」
「何度、、値上がりうるんだよ…」
と、悲鳴を上げている人は
いないでしょうか。
そして、タバコは体に悪いという意識教育も
周知されてきました。
喫煙者のマナーも
問題視されることが増えています。
あなたも歩きタバコは危険だという報道を
耳にしたことがあるでしょう。
タバコが、健康にも社会的にも良くない
というイメージは確実に広まっています。
愛煙家にとっては辛い未来が
待っているのは確実でしょう。
10年で衰退する業界7:ブライダル業界
7つ目は、ブライダル業界。
ブライダル業界は生活様式や
少子化が、もろに影響ししています。
合わせて、晩婚化や結婚式を挙げない
「なし婚」の増加も衰退の後押しをしているのでしょう。
「結婚にお金をかけるよりも、
これからの生活にお金をかけて行きたい」
そんな声も、ちらほら耳にするようになりました。
結婚式にかける費用の平均も
2019年は、354万円から
2022年には、304万円と減少。
式場の数も
2013年の4724件から
2022年には3252件と
約1500件も減少しています。
このように、式場数や式単価の減少から見ても
ブライダル業界の未来は厳しくなってきています。
ちなみに僕はコロナ禍に
籍をいれたのもあり挙式をあげる
タイミングを逃してしまいました。
すぐに娘も授かったこともあり
今は子育てもあり、挙式をあげるよりは
写真を撮ろうかなと考えています。
昔のように必ず挙式をあげることが
絶対ルールではなくなり、
カジュアルなレストランウェディングや
写真だけの方も多くなっています。
10年で衰退する業界8:建設や製造業
8つ目は、建設や製造業。
私たちの生活基盤となる住宅や建物は、
人の手なくしては作り上げることはできません。
ですが、、その担い手である
建設業界は今、衰退の一途を辿っています。
建設業の衰退理由は、
『深刻な職人不足』
建設業はほかの業種と比べても
若手の数が極端に少ないのです。
総務省の「労働力調査」(2017年平均)では、
次世代の担い手となる
29歳以下の職人の割合は
全体の11.0%という結果が出ています。
とくに、都会で育った若者は
建設現場では働きたくないようです。
現状は、65歳を過ぎた
団塊世代の技能労働者を呼び戻したり、
外国人を活用し
『何とかしのごう』と
考えている企業がほとんどらしいですが、
根本的な問題解決にはなりません。
そもそも始業時間が朝5時・6時と早く、
現地到着が多い業界ですし、休みも少ない。
国土交通省の調査によると
建設会社全体で4週4休以下が4割にも上ります。
これでは、生活も仕事尽くめで
そもそも働きたくない、
働いても辞めていく人が多いのも納得です。
10年で衰退する業界9:農業
9つ目は、農業。
中山間地域の
集落の人口の減少により、、
●学校の統廃合(とうはいごう)
●商店・スーパー、会社などの働き口がない
●若い世代は都市部へ出ていく
●地域の高齢化
が、進んでいます。
残って農業を続けていた人が年齢を重ね
農業を続けられなくなり、
農業を止めてしまう人が増えているのが現状です。
売上確保が安定していない点も
生産者が減少している理由です。
しかし、この業界は変化が早く
すでにアグリテックという形で進化して
いるようです。
アグリテックとは、「農業」と「技術」の融合で
自動化やコンピューター管理をしていく
サービスやツールのこと。
農家は、ここ5年で30万戸減っているそうですが
法人は、4000法人増えています。
この点は、自給自足問題を考えると
日本の将来に少しは期待できるのかもしれません。
10年で衰退する業界10:テレビ業界
10個目は、テレビ業界。
やることが多い現代人は、
決められた時間にテレビを見るという縛りを嫌います。
動画視聴は、自由に好きな場所で
スマホやネットで見る。
そんな新たなステージへと移りました。
また、ネット利用の低年齢化も
テレビ離れを加速させています。
すでに、10代20代はテレビよりも
ネットコンテンツ利用の方が
平均1時間も長くなっているそうです。
これは、各世代にも起こっているので
全体を通してもテレビ離れはこれからも進んでいくでしょう。
とはいっても、ある一定の需要は
今後も続くと考えています。
その理由の一つは、超高齢化社会。
現在、ネットやスマホを使いこなせない
高齢者にテレビ需要があるように、
今後も高齢者層向けの
テレビ需要は継続すると考えられます。
そして、テレビ局は「放送免許」という
最大のアドバンテージがあります。
テレビという媒体において
競合他社が現れにくく、
ほぼ独占状態を維持できます。
乱立する動画配信サービスとは
対照的です。
テレビ番組をテレビという媒体を通さず
手軽に視聴できるシステムやマネタイズをすることで
テレビ業界は生き残っていくと思います。
10年で衰退する業界11:店舗型アパレル業界
11個目は、店舗型アパレル業界。
移り変わりの早い
アパレル・ファッション業界は、
店舗型では多くの在庫を抱えなくてはいけません。
大量生産、大量消費、廃棄率など、
店舗を抱えることによる
問題は山程あります。
また、10年前はブランド志向でしたが
現代は、低コスト志向。
そんな時代の流れに合わせ
ステージチェンジもしています。
フリマアプリの「メルカリ」。
これを聞いたり実際に使ったことが
ある人も多いでしょう。
中古でも気にならないなら
十分に良い製品に出会うことができます。
さらに、好みの細分化により
個人がTシャツにプリントした商品を
販売しても売れる時代。
グローバルな大企業か、
低コストで在庫を持たない個人や
セレクトショップなどの強いファンをもつ
販売形態の2極化が進んでいます。
10年で衰退する業界12:リサイクル業界
12個目は、リサイクル業界。
2019年度上期、中古小売業界の
売上高は4000億円を突破しましたが、
リサイクルショップの倒産は続いています。
売上はいいのに倒産する?
よくわからない現象になっているのは、
リサイクルショップが
アパレル業界と同様にメルカリなどの
フリマアプリにシャアを奪われているためです。
リサイクルショップで安く買い取られるよりも
自分の好きな値段で売れる方が嬉しいですし、
メルカリは、リサイクルショップでは
引き取ってくれないような物でも
高値で売れる場合もあります。
ちなみに僕はメルカリで
不用品を出品し累計120万8061円もの
金額になりました。
これを買い取りショップなどで
持ち込みしていたら、、
恐らく3分の一の値段にも
なっていないと思います…
少し手間はかかりますが
メルカリなどのフリマアプリを使ったほうが
高く売れるのは確実です。
10年で衰退する業界13:音楽などのエンタメ業界
13個目は、音楽などのエンタメ業界。
この業界は、市場は拡大していきます。
しかし、業界としては人がいらなくなる傾向です。
さらに、発信元がステージチェンジしてきているので
その波について行けるかどうかが鍵になりそうです。
CDなどの売上枚数から、
動画配信などの視聴数が注目されています。
今では、ストリーミング再生数が
評価基準となり、単位も「億」の話になっていますよね。
また、好きな音楽を、幾つでも好きなだけ聞ける
聴き放題のサブスクサービスも広がっています。
さらに、ティックトックやユーチューブで
音楽はより身近になりました。
そのため、リアルでのフェスやイベントでは、
より価値が出てくるでしょう。
エンタメの問題点は、現時点では作った作品が
資産として蓄積した収入に
繋がりにくいというところです。
今後、著作権などのような法整備が整えば
エンタメ業界の経済的な復活もあるかもしれません。
10年で衰退する業界14:カメラ業界
14個目は、カメラ業界。
質問ですが、
あなたはカメラを持っていますか?
「日頃の写真は、スマホで十分」
そんな人が多いのではないでしょうか。
今や、カメラを持っているだけで
ちょっとした趣味人(しゅみじん)として
格好がつきます。
とはいっても、
「写真は、スマホで十分でしょ」
という人の方が
多いのではないでしょうか。
そうなんです。
カメラ業界は、既にスマホに
ステージを奪われています。
2000年頃から急速に高騰したデジカメ市場は、
2007年に2兆円を超え、
翌2008年にはピーク値の2兆1,640億円となりました。
しかし、その後は成長と同じスピードで
市場規模が縮小し、
ピークの12年後となる2020年は4,201億円と、
1/5以下にまで激減しています。
こういった数値をみてみると
カメラ業界は「右肩下がり」と言わざるを得ません。
「でも、、大山さん
フィルムカメラが流行っていて好調なのでは?」
と思われる方もいるとでしょうが、
フィルム市場はカメラ業界の数%なので、
全体でみると微々たるものです。
もちろん、昔に比べると
写真を撮る機会は多くなっています。
ですが、普段から写真を撮る生活が
当たり前になったからこそ、
スマホのような身近なものでよくなったのです。
スマホはほとんどの人がもっていますし
自宅でプリンター印刷もできます。
自分で出来てしまうことには、
未来における需要の伸びは期待しにくいでしょう。
10年で衰退する業界15:士業や事務
15個目は、士業や事務。
あなたは、リーガルテックという言葉を
聞いたことがありますか?
リーガルテックとは、
「法律」と「技術」を組み合わせた造語です。
法務業務や手続きにをIoT(アイオーティー)や
AI(エーアイ)技術を駆使して
効率化や精度の向上を図ることを言います。
弁護士もリーガルテックの活用
そんなスタイルに変わってきています。
こうしたサービスやツールが士業の事務処理で
今後さらに増えるだろうと予想されています。
業務サポートを仕事としていた
パラリーガルと言う人たちの仕事が
なくなる日も近いかも知れません。
また、司法試験の受験者数もかなり
減ってきています。
理由は、いくつかあるのですが、、
2015年に政府が
司法試験の合格者を3000人から
1500人に減らす
と、決定したことが
きっかけとも言われています。
受験者数で見ると2016年の6899人から
2022年には3082人と半分近くまで
減少しています。
完全に無くなる仕事ではないですが
厳しい働き方が求めらていくでしょう。
10年で衰退する業界16:ビデオレンタル業界
16個目は、ビデオレンタル業界。
好きな映画やアニメをいつでも観られる
NetflixやAmazonプライムなどの
VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスは、
年々利用者数を伸ばしています。
日本におけるVODの市場規模は、
今後も年率9%のペースで拡大すると予測されているほど。
このような状況で、逆風となっているのが
レンタルビデオ業界です。
そもそも業界では激しい競争により
供給過多となっていましたし、
YouTubeの人気などで
レンタル需要は減少し続けていました。
そして現在、レンタルビデオ店は
閉店が相次いでいます。
レンタルビデオ老舗のゲオは
セカンドストリートのリユース事業にシフトし
新たな活路を見出し業績も好調です。
「TSUTAYA」は「蔦屋書店」に変更し、
書店事業で再起を図ろうとしています。
とはいっても、ゲオとは対照的に
規模の縮小が続いています。
スターバックスやタリーズなどを併設し
ブックカフェとして打ち出していますが
限界が近いでしょう。
10年で衰退する業界17:出版印刷業界
17個目は、出版印刷業界。
あなたは普段、ニュースを何で見ていますか?
新聞や週刊誌をわざわざ購入し
読んでいる人は、どれだけいるでしょうか。
それよりも、スマホでスキマ時間に見れる
Yahoo!ニュース・Googleニュースなどを読む。
そんな人の方が
多いのではないでしょうか。
出版印刷業界は、
インターネットの影響が大きく出ている業界です。
特に紙媒体の本や新聞は、
ネットで十分という人も増えています。
時代の流れによる思考の変化から
伸びているのは、電子書籍。
2019年と2022年を比較すると
●紙全体では8.6%の減少
●電子書籍は21.8%の増加
となっています。
電子書籍はサブスクもありますので
たくさんの本を持ち歩かなくても読み放題。
しかも、キンドルなどで専門家を通さず
個人でも出版できます。
これも業界として
必要性が減っている要因でしょう。
また情報は、スピードが命。
紙媒体では、発行までに時間が必要です。
ネットを活用すれば、
すぐに発信や情報の更新も可能となります。
早く伝えたいという要求を出版業界では
賄いきれないということなのかもしれません。
10年で衰退する業界18:広告業界
18個目は、広告業界。
広告業界は今、大きな転換期に入ってるといいます。
その要因のひとつは「デジタル化」。
デジタル化に伴って起きた
「大きなパラダイムシフト」が
ビジネスモデルそのものを揺るがしています。
出版業界とも繋がりますが、
やはりインターネットの影響は大きいのです。
紙媒体や看板の需要は、かなり減少傾向です。
それと反比例するように
インターネット広告分野は、拡大しています。
Facebook(インスタ)やYouTube広告は
以前と比べると増えたと思いませんか?
お金さえあれば
広告は個人で出すこともできます。
(年々審査は厳しくなっていますが、、)
セミナーを開催する起業家は、
Facebook(インスタ)Googleなど、
ネット広告を取り入れた戦略が必須です。
多額の資金を投入するような
プロモーションでもなければ
インターネット以外の広告の仕事は
ほとんど無くなるでしょう。
電通・博報堂以外のマス広告代理店は、
さらに苦しくなるのは間違いありません。
10年で衰退する業界19:銀行
19個目は、銀行。
インターネットの普及で、
キャッシュレス化が本格的に浸透してきています。
PayPayやLINEPayなどの
スマホ決済が急速に広まっています。
中には、現金を持ち歩かない人も
増えているようです。
また、日中働くビジネスパーソンは
平日3時までしか空いていない銀行に
不便さを感じたことはないですか?
キャッシュレス決済であれば
全てネット上で完結してしまうので
銀行への来店不要ですし、
24時間空いているコンビニで
チャージができるので、
夜間や休日など、自分の都合で動けます。
これだけ便利だと現金から
キャッシュレス決済へ移行するのは必然と言えますね。
当たり前ですが、現金を使う人が減れば
銀行業務は減ります。
ですので、銀行の業務縮小も
時代の流れを見ると仕方のないことかもしれません。
ちなみに大山も、特別な用事がない限り
銀行にいくことはないです。
現金払いではなくカードや
Suicaを活用しています。
振込はネットで済ませますし
銀行にいく理由がないのです。
10年で衰退する業界20:金融業界
最後です。
20個目は、金融業界。
金融業界といっても広い意味ですので
ここでは証券や保険をイメージしてください。
もちろん、証券や保険も
インターネット化が進んでいます。
ネット証券やネット保険などの
広告が気になった人もいるでしょう。
ネット証券の出資も
若年層が参加するようになりました。
2018年は2400万だったネット口座数が
2022年には3800万口座以上に増加しています。
株取引は、時間や場所を気にせず
低価格で出来るので、登録者が増えています。
保険も同様で、保証が同じような内容でも
保険料がかなり安く抑えられています。
また、フィンテックの影響もあります。
フィンテックとは
金融(Finance)
技術(Technology)
を合わせた造語で、金融サービスと情報技術を
結び付けた革新的な動きのことです。
融資や資産運用は過去何十年もの
データが存在していますが、、
こういったビッグデータを活用するのです。
つまり、人が分析してお金を動かすより、
ビックデータを活用したAIに任せてしまった方が
効率的で正確なのです。
証券・保険会社で何をする人か?
にもよりますが、、単純な窓口で働くのは
少しリスクが高いでしょう。
以上で、衰退業界
ワースト20が出揃いました。
いかがでしたか?
予想外の業界は、ありましたでしょうか?
しかし、情報を得ただけで終わってしまっては
何も変わりません。
なので、ここからは
ワースト20の衰退業界を
さらに深掘りして見てみましょう。
衰退原因:4つのカテゴリー
まず、衰退原因の危険度から
4つのカテゴリーに分けてみました。
その4つの原因とは、
1、時代に取り残されている
2、生活や意識の変化
3、ステージやスキルチェンジ
4、IoT(アイオーティー)やAI(エーアイ)の
インターネット影響
この4つの原因が
大きな理由で衰退しているといえます。
では、それぞれのカテゴリーに
どの業界が割り振られているかをお話します。
そして、その原因から
あなたが知っておくべきことを
最後にお伝えしていきます。
危険度1位、時代に取り残されて衰退中の業界
ここに属する業界は、
●百貨店デパート
●家電量販店
●携帯販売代理店
●不動産業
このグループは、
明らかに時代遅れということです。
すでに時代の役目を終えた
といっても良いでしょう。
「確かにしばらく行っていないかも」
そう思われた方もいるかもしれません。
どうしてでしょうか?
きっと、使い勝手が悪いからという理由が
一番ではないかと思います。
まさに、時代の流れについていけなかった
ということです。
このカテゴリーの業界は改革が遅れている
傾向があります。
消費者の好みや行動の変化に
対応が出来なかった!
業界として大企業も多く存在していますので
上層部と新しい感覚がすれ違ってしまった結果
なのかもしれません。
新しいことを取り入れる柔軟性や
チャレンジシップを持つことができる所が
今後、生き残っていくでしょう。
危険度2位、生活や意識変化で衰退中の業界
このカテゴリーは
●パチンコ、スロット業界
●タバコ業界
●ブライダル業界
●建設、製造業
●アグリテック分野を除く農業
これらの分野は、私たちの生活様式の変化によって
衰退を強いられてきた業界といえます。
一つは、教育などによってギャンブルや有害なものへの
認識がより強く意識づけられた結果があります。
パチスロやタバコなどは、その影響を受けています。
ゼロにはならないでしょうが、
かなり厳しい状況が続いていくでしょう。
また、生活様式の変化もあります。
核家族化が定着して、農家に生まれても働きに出たり
都会に出たまま帰って来ない人も多くいます。
結果として農業は、シニアの方に任せてしまう
という結果が残りました。
さらに、ブライダル業界は少子化の加速と
挙式を上げなくても良いという人の増加で
顧客の減少に歯止めが効かない状況です。
このように、世の中の止められない動きによって
生活や意識の変化も衰退の原因になっています。
危険度3位、ステージやスキルの変化で衰退中の業界
このカテゴリーは、
●テレビ業界
●店舗型アパレル業界
●リサイクル業界
●音楽・エンタメ業界
●カメラ業界
テレビ業界やアパレル業界は、
原因1の時代に取り残されたグループにも
当てはまるように感じます。
しかし、違いはコンテンツや商品は動いている
ということです。
サブスクで時間やお金を気にしなくて
良くなったので以前よりも
動画や音楽をたくさん見るようになった!
と、いうことはありませんか?
私たちの購入先が変わったということです。
特に音楽などのエンタメ業界は、その変化も大きく
なりました。
2000年頃には、ミリオンなんていっていましたが
今では、ストリーミング再生数何億回
という表現に変わりました。
もう桁が段違いに変わってしまっているんです。
億ですよ!2桁変わるってどんな変化なの?
って感じですよね。
発信するステージやスキルが大きく
変わってしまったのです。
このように、私たちが使っている物が
変わることが原因で業界が
影響を受けているということです。
危険度4位、IoTやAIのインターネット進化で衰退中の業界
このカテゴリーは、
●士業や事務系の業界
●レンタル業界
●印刷出版業界
●広告業界
●銀行業
●証券や保険の金融業界
これらの業界こそが、まさにAIの影響を
受けているといえる業界でしょう。
文章作成や表計算なども
AIが占める割合は
増えていくことでしょう。
インターネットの普及と
進化の結晶ともいえます。
ちなみに〇〇テックというカテゴリーの
市場は、これから拡大していきます。
拡大していきますが、どんどん人が必要なくなる
という進化をしていきます。
この分野は、これから人気が出る可能性が
高いです。
しかし、この分野に就職しようと思うようなら
少し注意してくださいね。
超ハイスキルか人員削減の対象になるかの
厳しい世界になって行きます。
そのことを踏まえて、しっかりと
勉強や経験を積んでから進むようにすることを
お勧めします。
以上の4つを危険度の高い衰退原因で
カテゴリー分けしてみました。
危険度順位が低いほど
対応できる可能性の大きさという見方もできます。
いかがでしたか?
何か、感じたことはあったでしょうか?
ステージやスキルの変化で衰退中の業界と
IoT(アイオーティー)やAI(エーアイ)の進化
で衰退中の業界は、
インターネットの進化が影響しています。
通信規格が5G(ファイブジー)になるなど
市場ニーズに耐えられるキャパができた
ということでもあります。
市場自体は有り、需要も拡大しています。
そして、これからIot(アイオーティー)や
AI(エーアイ)の
進化も激しくなることでしょう。
影響を受ける業界は、増え続けて行きます。
いつあなたの仕事が衰退業界の仲間入りをするか
わかりません。
もちろんそれぞれの業界で衰退している理由は
一つというわけではありません。
注目して欲しいことは、衰退の原因が業種関係なく
影響しているということです。
AI(エーアイ)の登場だけが
衰退の原因ではないのです。
大切なことは、自分のいる業界や日本が今どのように
動いているのかを肌感覚で察知することです。
「自分の仕事は衰退業界ではないから安心!」
ではないのです!
どの業界でもこれから変化の波が来ます。
その時のためにしっかりと準備をしておきましょう。
特に2025年問題も
これから変化の後押しをします。
2025年問題というのは
2025年に75歳以上の
後期高齢者が急増する社会問題のことです。
働き手の不足が起こると言われています。
なので、介護をしながら働くなど
労働力の減少が予測されています。
このような社会問題と、衰退原因がどのように
あなたの業界に影響を受けるのかを
考えなくてはいけません。
では、そのために何をしたら良いのか?
ということを最後にお伝えさせてください。
まず、危険度の高い衰退業界には
ある特徴があります。
その特徴とは次の2点です。
1、ハードワークになりがち
2、変化や改革を嫌厭し、変な同調圧力がある
これらの特徴が、
衰退業界と呼ばれる仕事には起こりがちです。
そして、出来る人材ほど早く辞めてしまいます。
残ったのは同調圧力に屈した変化をしない人達。
そうならないために、
あなたに今から身につけて欲しい
ことがあります。
それはこの2つ
1、問題発見力をつけていく
2、嫌われる勇気を持つ
この2点を心掛けると
衰退業界に飲み込まれにくくなります。
それぞれ、掘り下げて解説します。
1つ目の、「問題発見力」を身につけるためには
あなたが、今までやってきた事と方向性が
変わってくるかもしれません。
普段、あなたが仕事でしていることの多くは
問題の解決や処理が求められています。
しかし、これから問題を解決するような仕事は
AI(エーアイ)を使って
行うことが多くなるでしょう。
この点が、まさにAI(エーアイ)に
仕事を取られるという発想につながるのです。
これからは
「解決すべき問題を見つける力」
が求められるようになるのではないでしょうか?
少し、ややこしく聞こえてまうかも
かもしれませんね。
問題を提起する力とも
言い換えることができます。
問題発見力を身につけるためには
毎日の中で「なぜ」「どうして」をいつも
自問することです。
答えは、わからなくても大丈夫です。
「これが解決できれば、よくなるのにな」とか
「どうして、これは〇〇なんだろう」とか
ちょっとした疑問や不思議を集めることを
行ってみてください。
答えややり方は、
これからAI(エーアイ)が進化していくので
出してくれるようになります。
あなたは、これからAI(エーアイ)に
指示を出す側、または、問題を見つける側に
立っていくということです!
次に2点目の、
「嫌われる勇気を持つ」ことは大切です。
ベストセラーにもなっているので
理解できている人もいると思います。
行動できる人は、みんなこの「嫌われてもいい」
という力を持っています。
ここで言っている「嫌われる勇気」とは
あなたが、本当にしたいことをする勇気と
言い換えても良いでしょう。
あなたが、したいことやしたくないことのために
断る勇気を持つということです。
この勇気が、次の小さな行動へと繋がっていきます。
そうは言っても、簡単ではないと思うかもしれませんね。
ここで、あなたが嫌われる勇気が持てるように
3つの秘訣があります。
1、周りの人は、あなたが思うほどあなたに
興味はない。
2、自分が解決する課題とそれ以外に分ける
3、今いる世界は、あなたにとってほんの一部である
この3つを紙に書いて冷蔵庫にでも貼っておきましょう。
毎朝見ているうちにメンタルが強くなってきます。
あなたがこれから必要だと思うことに
しっかりと時間を使えるようになってください。
あと覚えておいて欲しいことは、
衰退業界だから終わりということではないということ。
衰退業界の中からも新しい業界がすでに生まれています。
ステージを見極めて自分をアップデートさせましょう。
まとめ
今回は、衰退業界ワースト20を危険度別に
お伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
衰退にも原因が分かれていました。
1、時代に取り残される
2、生活や意識の変化
3、ステージやスキルチェンジ
4、IoTやAIの進化
自分の仕事が入っていなかったから安心しましたか?
衰退業界に入っていないから良いということでは
ありません。
あなたの業界が、これからどのようなことを
意識していかなければいけないのかということです。
問題発見力を身につけながら、
嫌われる勇気を持って行動して行きましょう。
それでは、時代の変化についていけるよう
しっかりと周りを見て行動できることを願っています。
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それでは、最後まで読んでくれて、
本当にありがとうございます!
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