不労所得にはどんな種類があるの?おすすめランキング順で詳しく紹介します!

「不労所得で生活したい!」「今よりもう少し収入があれば」と誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。不労所得と聞くと、一部の大金持ちだけがもらえるものと思いがちですが、実は違います。不労所得は努力さえすれば誰でも手に入れられるのです。

そこで今回は、私がおすすめする不労所得をTOP10のランキング形式でお伝えします。初期投資を必要としない誰でも簡単に始められるものもありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

不労所得とは

そもそも不労所得とは何のことなのでしょうか。はじめに、所得には以下の2種類があります。

  • 労働所得(勤労所得)
  • 不労所得

「労働所得(勤労所得)」とは、会社員やアルバイトのように時間を切り売りして働くことで得られる収入のことです。労働所得は、自分が働いた分だけ「賃金」や「給与」といった形で報酬を得ることができます。

「不労所得」とは、読んで字のごとく「働かずに得られる収入」のことです。しかし、何もせずに収入を得られるわけではありません。不労所得を得るためには、事前に不労所得を得るための仕組み作りが必要です

たとえば、不労所得の代表例として不動産投資があります。不動産投資で不労所得を得る場合、「購入する物件の確認・契約・確定申告」などやるべきことは少なからずあります。また、初めて不動産投資をする場合には、時間をかけてしっかり勉強することも必要です。

不労所得の種類によっては、報酬を得られるまでにかなりの重労働をしなければならないものもあります。不労所得は楽して得られるものではなく、努力した結果に得られるものだと考えておきましょう。

不労所得おすすめランキングTOP10

では、不労所得にはどのような種類があるのでしょうか。この項では、不労所得の種類をTOP10のランキング形式でお伝えします。

10位 電子書籍の出版

電子書籍とは、一般的な紙でできた本とは違い、スマートフォンやタブレット端末で読むことができる書籍のことです。電子書籍を出版し購入されることで、販売部数に応じて売上の一部を「印税」という形で受け取ることができます。電子書籍サービスの中で一番有名なのが「Amazon Kindle(アマゾンキンドル)」です。

「書籍の出版」と聞くとハードルが高そうですが、電子書籍であれば一般の方でも簡単に本を出版することができます。なぜなら、紙代や印刷代が一切かからないため、紙の本の出版よりもはるかに経費が安いからです。また、原稿ができたらアップロードするだけなので、出版までにかかる期間も早く済みます。

さらに、電子書籍の場合、紙の本に比べて印税が高いこともメリットの1つです。紙の本の印税率が5~10%であるのに対し、Amazon Kindleでは最大70%と高く設定されています。

たとえば、紙の本を1,000円で販売した場合、1冊あたりの印税は50円~100円です。一方、電子書籍を500円で販売した場合、1冊あたりの印税は350円となり、本の値段は安くても高い収入を得ることができます。また、電子書籍の場合、在庫を持つ必要がないため、売れ残りや在庫切れといった心配もありません。

電子書籍の市場は急速に成長しており、出版のハードルは低めです。独自のノウハウを持っている方、知名度や信頼性を上げたい方、ブログ等で多くの読者がいる方におすすめです。

9位 スマートフォンアプリの開発

スマートフォン(スマホ)を持っている人で、アプリを使っていない人はいませんよね。人気のあるアプリを開発することができれば大きく稼ぐことができます。アプリの種類は、ゲーム系、家計簿を管理したり写真を加工したりするツール系など様々なものがあります。

スマホのアプリ開発での主な収益化方法は以下の3つです。

  1. 有料アプリの販売
  2. アプリ内課金(ゲームアプリでのアイテム購入など)
  3. 広告付きアプリを公開し、広告収入を得る

この中で最も多い収益化方法は、3つ目の「広告付きアプリを公開し、広告収入を得ること」です。無料アプリを使用していると、画面の上下や中央に広告が表示されるのを見たことはないでしょうか。表示される広告がクリックされることで、アプリ開発者に収入が入ります。

ゲーム系アプリの場合、人気が出れば1つのアプリで大きく稼ぐことが可能です。しかし、ゲーム系アプリは一時的に人気が出たとしても飽きられる可能性が高いため、定期的なアップデートが必要です。そうなると、不労所得とは言い難いでしょう。

一方、便利なツール系アプリの場合、一発で大きく稼ぐのは難しいですが、複数アプリを開発することで安定的に稼ぐことができる可能性があります。もし、あなたが「こんなアプリがあれば便利なのに」と思うものがあれば、他の人も同じように思っている可能性が高いです。便利なツール系アプリは長く使われる可能性が高いので、作ってみる価値はあります。

スマホアプリ開発では「自分があると便利だと思うもの」「自分がやってみたいゲーム」を作ることで稼ぐことができます。アプリの開発にはプログラミングの知識が必要になるため、エンジニアやプログラミングに興味のある方におススメです。

8位 投資信託

投資信託とは、多くの投資家から集めたお金をひとまとめにして、複数の金融商品の集まり(株式や債券など)に投資する金融商品のことです。資産運用は投資のプロがすべて行うため、専門的な知識やテクニックは必要ありません。少額からコツコツ投資することができ、運用に成功すれば自動的に投資したお金が増えていきます。

投資信託には、投資で得た利益を一定の割合で投資家に還元する「分配金」という制度があり、これが不労所得に当たります。

画像引用元:MONEY

たとえば、上図のように投資信託を100万円買い、20万円の利益が出たとします。20万円の利益のうち10万円を分配金として投資家に還元されれば、これが不労所得に当たります。(実際には2割程度の税金が引かれるため、もらえる金額は約8万円になります)

しかし、投資信託で月10万円の不労所得を得るには、百万円単位のある程度まとまったお金が必要です。まとまった資金がなく、コツコツ投資する場合には、数十年以上はかかるでしょう。

画像引用元:MONEY

また、投資信託では、上図のように運用に失敗して投資元本が減ってしまうこともあります。その場合、分配金が元本から出されるというケースがあり、投資家の資産は減ってしまいます。せっかく投資しているのに、投資金額が減ってしまっていては意味がないですよね。

分配型の投資信託を購入したい場合は、分配金の詳細や運用実績をよく確認して、投資元本を取り崩さない商品を選ぶようにしましょう。

投資信託は、価格変動が少ない金融商品であるため、短期間で大きく稼ぐことはできません。長期保有で少しずつお金を増やしていくのに向いています。預金感覚でコツコツ資産を増やしていきたい方におすすめです。

7位 写真・イラスト販売

あなたが撮った写真や描いたイラストをネットで販売し、購入してもらうことで不労所得を得ることができます。写真やイラスト素材を販売するサイトとして有名なのが、Shutterstock(シャッターストック)Adobe Stock(アドビーストック)PIXTA(ピクスタ)などです。このようなサービスを総称して「ストックフォトサービス」と呼び、ネットでの情報発信が必須である現代では需要の高いサービスです。

報酬は、素材がダウンロードされるたびに販売価格の約2~6割が入ってきます。たとえば、300円のイラスト素材が購入された場合、報酬額は60~180円です。報酬の割合は、販売実績の多いクリエイターほど多くなる仕組みです。

しかし、ストックフォトサービス利用者のほとんどは「1か月〇枚までダウンロード可能」といった月額定額プランに契約しています。その場合、1ダウンロード当たりの報酬単価は20~30円と低いのが現状です。

ストックフォトサービスでは、多くの素材を投稿して人気が出れば報酬は上がりますが、感性や才能が問われるため安定的に稼ぐのは難しいでしょう。ですが、趣味の延長として稼ぐことができるので、写真を撮ったりイラストを描いたりするのが好きな方にはおすすめです。

6位 LINE(ライン)スタンプの販売

LINE(ライン)は、スマホユーザーで知らない人はいないというほどメジャーなコミュニケーションツールアプリです。日本国内でのユーザー数は7,500万人(2018年6月時点)を超え、2人に1人がLINEに登録している計算になります。

そのLINEでよく使われるのがLINEスタンプです。LINEを使ったことがある方なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか。チャットでのやりとりでスタンプは必須アイテムですよね。

LINEスタンプは自分で作って販売することができます。一度作ったスタンプが売れ続ければ不労所得になります。作成から販売までの手順は大まかに説明すると以下のようになります。

  1. LINE Creators Marketに登録(必要な情報を登録し、クリエイター登録をします)
  2. スタンプ画像・説明文などを作成し登録(LINE Creators Studioを使えば簡単に作成できます)
  3. 審査(登録したスタンプが販売のガイドラインにあっているかどうかLINE内で審査があります)
  4. 販売開始(審査が通ればLINE STOREまたはアプリ内のスタンプショップで販売できます)

販売価格は、120円、240円、360円、480円、600円の5種類から設定でき、購入されたら販売価格の35%を報酬として受け取ることができます。たとえば、120円で販売し購入されたら42円がもらえる計算になります。(アプリ内スタンプショップで購入された場合は31円)

LINEスタンプは、お金をかけずに誰でも簡単に始められるため、ライバルは多いです。しかし、年々LINEスタンプの売上額は上がっているため需要は高いです。スタンプ作成に興味のある方は、はじめてみる価値はあると思います。

5位 FX投資

FX(Foreign eXchange)とは、外国為替(がいこくかわせ)保証金取引のことで、外貨投資のひとつです。FX投資で利益を出す方法には、以下の2種類があります。

  • 為替差益(かわせさえき)
  • スワップポイント(金利差調整分)

「為替差益(かわせさえき)」とは、為替レートの変動を利用して利益を出すことです。為替レートとは、外国通貨を売買するときの相場のことで、景気などによって日々価格が変動します。

画像引用元:外貨投資の選び方

上図のように、「1ドル = 90円」のときに1,000ドルと両替しようとすると、日本円で9万円必要です。しかし、景気の変動などで半年後「1ドル = 100円」になったとします。この時、手元にある1,000ドルを日本円に両替すると、10万円になります。つまり1万円の利益が出るのです。このようにして利益を出すことを「為替差益(かわせさえき)」といいます。

次に「スワップポイント」とは、金利差調整分とも呼ばれ、2国間の金利差で利益を出すことです。日本円のような低金利通貨を売り、高金利な国の通貨を保有することで、2国間の金利差額を毎日受け取ることができるのです。

画像引用元:外為オンライン

たとえば、金利2.5%の豪ドル(オーストラリアドル)を1万ドル買います。すると、日本円との金利差は2.4%となり、1日あたり約60円程度の金利差額をもらうことができます。これを1年間保有すると約21,900円もらえる計算です。普通に預金するよりもはるかに多くのお金が増えますよね。

スワップポイントは、金利の高い通貨を保持していれば何もしなくてもお金が入ってくるため不労所得に当たります。しかし、多額の資金がなければ多くのスワップポイントは受け取れないため、コツコツ投資していく必要があります。ですので、長期でコツコツ資金を増やしていきたいという方におすすめです。

ただし、FX投資にはリスクが伴います。世界の動向は常に変化するため、為替レートや金利は常に変化するからです。よって、投資した金額より下がってしまうという危険性もあります。FX投資を始めてみたい方は、余剰資金(生活費以外の自由に使えるお金)で少額から始めてみるのが良いでしょう。

4位 株式投資

株式投資は、少ない資金からでも始められるため、会社員の副業としても人気です。株式投資で得られる利益には以下の2つがあります。

  • 売却益 : 株価が値上がりしたときに売却することで得られる利益
  • 配当金 : 企業に利益が生じた場合、株式保有数に応じて分配される利益

ここで「売却益」の例を出してみましょう。たとえば、1株あたり700円の株を100株購入するとします。この時かかる費用は7万円です。その後、企業が成長し、1株あたり1,000円まで上昇したとします。この時、100株あたりの価値は10万円に上がりますよね。

このタイミングで株を売却すると、あなたは当初7万円で購入した株が10万円で売ることができるため、「3万円」の利益を得ることができます。これが「売却益」です。ただ、株価の動向は予測しづらいです。必ず上がるという保証はありません。株式投資では、投資した金額を下回るというリスクがあるということも必ず頭に入れておきましょう。

次に「配当金」です。配当金については以下の図をご覧ください。

画像引用元:ライブスター証券

図のように、1株あたりの配当金が「50円」の場合、100株保有している人は年間5千円、10,000株保有している人は年間50万円の配当金がもらえます。企業によって金額や支払われる時期は様々です。

配当金は、株さえ購入すれば自動的に入ってくるので簡単に得られる不労所得といえます。しかし、より多くの配当金を得るためには多額の資金が必要です。配当金だけで生活するのは現実的に厳しいですが、ちょっとしたお小遣い程度のお金がもらえれば十分という方にはおすすめです。

3位 不動産投資

不労所得と聞いて「不動産投資」を思い浮かべる方は多いのでなはいでしょうか。不動産投資では、アパートやマンションを購入し、人に部屋を貸し家賃をもらうことで、不労所得を得ることができます。ローンで物件を購入したとしても、月々の返済金額より家賃収入が高ければ、継続して安定的に収入を得ることができるため人気があります。

ただし、安定的な利益を得るためには不動産についての知識をしっかり勉強しなければなりません。物件を購入したとしても空き室が多ければ利益を得ることができないからです。不動産を管理するということは以下のようなランニングコストが発生します。

  • 固定資産税
  • 管理・修繕費
  • 退去にともなうリフォーム費用
  • 入居者募集費用

物件購入によるローンに加え、上記のようなランニングコストを上回る家賃収入が無ければ不労所得を得ることはできません。よって、常に満室状態をキープするためにも「入居率の良い物件を見つける」「購入後の入居されやすい環境作り」は絶対に必要な作業です。

ただ、良い物件さえ購入できれば、修繕や管理といったメンテナンス作業は管理会社にすべて委託することができます。この場合、委託料金は発生してしまいますが、トータルでかかる費用よりも家賃収入のほうが上回っていれば、本当の意味での不労所得に近づけることができます。

2位 アフィリエイト

アフィリエイトとは、他人の商品を紹介・販売することで利益の一部を受け取ることができるビジネスです。商品を紹介する媒体としては、ブログ、Twitter(ツイッター)、WEBサイト、YouTubeなど様々なものがあります。パソコンとインターネットができる環境があれば誰でも始められるため人気があります。

画像引用元:カゴヤのサーバー研究室

紹介する商品には様々なものがあり、商品によって報酬額が異なります。なかでも、クレジットカードや格安SIM、健康・美容系、転職系の商品はニーズがあり報酬額も高めです。

たとえば、脱毛サロンの予約をしてもらうことで報酬を得る場合、「紹介するサロンの詳しい説明」「サロンの体験談」「他のサロンとの比較」「脱毛に関する有益な情報」といった内容の記事をわかりやすく書きます。そして、その記事を見てあなたのサイトから脱毛サロンの予約をしてくれたら、報酬を受け取ることができます。

1つの商品の紹介で必要な記事数は100記事が目安です。すごい量ですよね。アフィリエイトでは、どのようなキーワードで商品を検索している人がいるかわからないため、商品を色々な角度からみた記事をたくさん書かなければいけません。

また、信頼される記事をたくさん書けば、見てくれる人も「このサイトなら安心だから購入しよう」と思ってくれます。よって、アフィリエイトで稼ぐためには、多くの時間と労力がかかります。この努力ができないため、途中で諦めてしまう人がほとんどです。

しかし、正しい方法でコツコツ努力すれば月収100万円超えも夢ではありません。株やFX投資のように、経済の情勢に左右されることなく、大金が稼げる可能性が高いビジネスです。本気で取り組む覚悟がある方には非常におすすめです。

1位 セールスコピーライター

セールスコピーライターとは、一言でいうと「文章だけで商品を売るスキルを持っている人」のことです。たとえば、チラシ、広告、DM(ダイレクトメール)、WEBページのセールスレターといった売上アップに直結する文章を書きます。

あまり知られていない職業ですが、非常に需要のある仕事です。インターネットでの買い物が主流になっている今、画面の情報だけで商品を売る必要があります。よって、商品を買ってもらえるような文章を書くことができなければ、ネットではより多くの商品を売ることはできません。

そこで重宝されるのがセールスコピーライターです。セールスコピーライターは、文章で商品の良さを最大限に引き出し、より多くの人に商品を購入してもらうためのスキルを持っています。その分、高いスキルが要求されるため勉強は必須です。

しかし、結果の出せるセールスコピーライターになることができれば報酬は青天井になります。なぜなら、書いた文章から商品が売れれば、その一部が報酬としてずっと受け取ることができるからです。セールスコピーライターの報酬形態は業種にもよりますが、「頭金 + 売上の20%程度の成果報酬」というのが一般的です。この20%程度の成果報酬が不労所得になります。

セールスコピーライターは、しっかりとしたスキルさえ磨けば一生安泰な職業です。自分で商品を開発して販売することも可能です。もっと詳しく知りたい方は、当サイト「セールスコピーライティングとは? 歴史・語源まで分かりやすく解説」も読んでみてください。

まとめ

この記事では、私がおすすめする不労所得をランキング形式でお伝えしました。興味のあるものはありましたか? 繰り返しになりますが、不労所得は努力なしでは得ることはできません。努力の末に得られるものです。

しかし、不労所得があれば金銭的にも精神的にも安心することができますよね。収入源は複数あるほうがリスク分散にもなります。「老後の生活が心配」「一生今の仕事を続けられるか心配」という方は不労所得を得られるように今から準備しておくと良いでしょう。

特に、ネット系の副業は初期投資も少なく、不労収入を得られるようにするための自動化が容易なのでおススメです。興味のある方は始めてみてはいかがでしょうか。

なお、当サイト「ビジネス成功脳のすべて」では、セールスコピーライターとして起業・独立するためのノウハウ、またはマーケティングについての様々な有益情報をメルマガでも無料で公開しています。

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ゼロイチ㍿ 代表┃一般社団法人日本セールスプロモーター協会 代表理事┃YouTube6.4万人┃ゼロ起業副業アカデミー運営┃法人2社経営┃中卒→累計20億┃