「借金が一瞬で無くなる!」「大金が転がり込んでくる!」
「いつもこのようなことを思っているのに、全然生活に変化が見られない。」
「私が聞いた『引き寄せの法則』では、お金を引き寄せられないのか?」
あなたは上のように考えて、このページを探してきてくれたのではありませんか。
はじめに断言しておきますが、『引き寄せの法則』でお金を引き寄せることはできます。
ただ、あなたに『引き寄せの法則』を教えてくれた人は、本当の引き寄せ方をあなたにつたえ忘れている可能性が高いです。
この記事では『引き寄せの法則』で、本当にお金を引き寄せるコツをお伝えします。
引き寄せの法則とは?
『引き寄せの法則』は『自分の考え方を変えることで、求める現実を引き寄せようとすること』をわかりやすく法則として呼んでいるものです。
精神的な考え方(スピリチュアル)と思われがちですが、実際はナポレオン・ヒル氏の著書『思考は現実化する』から派生した成功法則のひとつと言われています。
この法則を活用しているスポーツ選手や有名人の成功例がよく知られています。
- 野球の元メジャーリーガー イチローさん:小学校の卒業文集に「一流のプロ野球選手になる」という夢を書きました。そのために激しい練習をしていることや、目標とする契約金についても文章中に見ることができます。
- サッカーの2018年日本代表 本田圭佑選手:小学校の卒業文集に「世界一のサッカー選手になりたい、というよりなる」と書きました。当時の文章で「セリエAに入団して背番号『10番』で活躍する」というリアリティのある未来を描いていることがわかります。
- お笑いコンビ ナインティナイン の矢部浩之さん:吉本のお笑い養成所に入る前の高校卒業文集に「2丁目劇場をしきって、ダウンタウンの位置をいただきます」と書きました。さらに「東京に進出して、とんねるずの位置をいただきます」という具体的な目標を見ることができます。
インターネット上で実際の文集の画像も見ることができます。気になったあなたは、探してみてください。
よく「〇〇さんだからできた」「〇〇さんとは違って私にはできない」と言う人がいます。しかし『引き寄せの法則』は小学生にもできた内容なので、あなたにも使える法則となっています。
引き寄せの法則が上手く行くのはなぜ?
なぜ『引き寄せの法則』の効果があらわれ、法則を使っている人の人生を変えてゆくのでしょうか。それは、人間の脳のはたらきによるものです。
ふだん、人間の脳は必要だと判断した情報以外を認識しないようにしています。
ひとつ例をあげると、ひとりの人が1日で目にする広告の数は約4,000だと言われています。この『広告』はチラシや看板、つり革広告、テレビコマーシャルなど、日常生活で目にするものばかりです。しかし、あなたはすべての広告に対して、反応したり、買ったりはしませんよね。
見てはいても無意識で見て、無反応でいるものがほとんどです。
広告は見る(視覚)、聞く(聴覚)が中心ですが、日常生活にはほかにも匂い(嗅覚)や、さわり心地(触覚)、味(味覚)の情報にあふれています。このように、五感をとおして人間の脳に入ってくる情報は、あまりにも膨大すぎて、すべて処理するのは困難です。
そこで人の脳は情報選択をするフィルターで、必要な情報と必要でない情報を振り分けます。つまり、興味のある情報だけを取り入れるようにしているのです。このフィルター機能のことを『網様体賦活系(もうようたいふかつけい)』といいます。
たとえば私の場合ですが、今まで他人の腕時計にまったく興味がなかったのに、新しい腕時計が欲しくなったとたん他の人がつけている腕時計が気になり出したことがあります。腕時計の例がわかりにくければ、スマホやパソコンの購入前にそのような気持ちになったことはありませんか。
これが『網様体賦活系』のはたらきです。
この例のように望む結果を強く考え続けることで、結果につながるヒントを見つけやすくなります。これが『引き寄せの法則』の基本的なしくみです。
引き寄せの法則が働かないのはなぜ?
上のような説明をしても、まだ疑問が残っていると思います。
「私は、いつも強く大金が入ってくる願望を口にしているのに!」
「借金からの開放を強くイメージして願っていますよ!」
実は、このような強い願望を持ち続けている場合、『引き寄せの法則』が働きにくい状態になっています。間違っているとまでは言えませんが、非常に『惜しい』状態です。
この惜しい状態になっているのはなぜか、下でお伝えします。
脳は区別できない
人間の脳は強く願ったことを優占的に認識して取り入れようとしますが、マイナスイメージとプラスイメージの区別ができません。
ひとつ、例を出します。
「赤いカラスを思い浮かべないでください」と言われて、赤いカラスを思わないことができるでしょうか? 最初に『赤いカラス』と言われてすぐに、思い浮かべてしまうはずです。
この例と同様に「借金をなくす!」では、借金のイメージから入っていますよね。
この場合『借金のある自分』がメインのイメージになっているので、その状態が維持されてしまいます。そのため、ネガティブなイメージが浮かばないような願いにする必要があるのです。
限定しすぎている
『網様体賦活系』のしくみを使うことで、必要な情報が入りやすくなります。しかし、目的達成の方法を絞り込みすぎてしまうと、それ以外の方法が無視されて見えなくなってしまいます。
「大金が転がり込む」という願望では、一攫千金(いっかくせんきん)な方法しか見えなくなるのです。
この願望を強くイメージした場合、ギャンブルや宝くじに目が向きます。ちなみに『宝くじの1等に当たる』確率は、10キロ入りの米袋20袋の中の1粒をあてるようなものです。この確率が「高い!」と思うのであれば、挑戦し続けても良いかもしれません。しかし、宝くじを毎日10枚買っても、2,700年かかる計算になります。
また、宝くじの結果は購入者がいくら頑張っても変えることができないものです。予想がまったくできないものなので、リスクの観点で見ると『リスクは∞(無限大)』と言えるでしょう。実際、私が宝くじにハマっていたときにつけていたノートを見返すと、良かった年でも出資額の35%しか戻って来ていません。
これは確率の話になってしまうかもしれませんが、「大金が転がり込む」という願望にしないことをオススメします。かなう見込みのほとんどない運頼みの願望はするだけ損です。
それでは、どのような願望にするべきなのでしょうか。
あなたの目的達成にはお金が入ってくるだけでなく、出費が減ることでも近づけます。たとえば、大きな冷蔵庫が欲しいと思っていたところに、あなたの友人から「結婚して1台あまるから冷蔵庫をあげる」と言われて、欲しがっていた冷蔵庫をもらえたとします。そうすると、冷蔵庫の費用分使えるお金が増えたわけです。
このようなさまざまな目的達成の方法に気づけるような願い、たとえば「自由に使えるお金が増える」のように変えると良いでしょう。
ただし『引き寄せの法則』をうまく発動させるには、もう少しコツが必要です。次の項で、このコツについてお伝えします。
『引き寄せの法則』をうまく発動させる3つのコツ
さきほどお伝えした『引き寄せの法則』を上手に動かす3つのコツをお伝えします。『コツ』と言ってしまうと小手先のテクニックのように聞こえますが、あなたの人生を変えることのできる『コツ』です。重要な部分になっているので、ぜひこの内容を実践してみてください。
1つめのコツ:あなたは本当にお金が欲しいのか
「お金が欲しい」と言っていますが、本当に欲しいのはお金でしょうか?
「今、お金に困っているんだから、欲しいに決まってるでしょう!」
「ある程度お金があれば、だいたいの問題は解決しますよね?」
このような返事が返ってくると思いますが、あなたは札束や硬貨を見て楽しみたいのではないはずです。
本当に欲しいのは「お金を手に入れて〇〇する」ことではありませんか。その先の幸せな生活や充実したライフスタイルを望んでいるはずです。
実は気持ちと言葉が一致していないと、脳はうまくイメージできません。イメージしにくいと『引き寄せの法則』が働きにくい状態になります。
一攫千金のお金にこだわらず、あなたが本当にしたいことと組み合わせた言葉にしてはどうでしょうか。
私だったら「家族で年1回海外旅行に行けるように、今よりも年間50万円自由に使えるお金が増える!」のような願いにしますね。コツは、できるだけ内容を具体的に思い描くことです。
バクゼンと「年収1,000万円以上欲しい!」と思うより、具体的な使用目的や期間をイメージすることで、イメージを叶える方法が見つけやすくなります。
2つめのコツ:潜在意識に自己否定させないようにする
上にあげた『イメージしやすくする』とも重なりますが、いくら声に出していても「私にはどうせできない」と自己否定してしまっては叶えられません。
ここまで強い言葉ではなくても、どうしても思ってしまう時があります。最初の例をあげると、このようなことを思ってしまうのではないでしょうか。
「(どうせ、あるわけないけど)借金が一瞬で無くなる!」
「大金が転がり込んでくる!(まあ、そんなことないか)」
この思考状態になってしまうと自分の成功イメージが『自分ごと』でない、ただの『妄想』になってしまいます。妄想を思い描くだけでは、一歩も成功には近づけません。
この状態を変えるには具体的な成功イメージを思い描きながら、「〇〇ができた」「〇〇を越えた」と、昨日の自分よりも少しでもいいから良いことをしてゆきます。
このような小さな成功体験を積み重ねて、成功癖をつけてゆくのです。
3つめのコツ:あなたには価値がある!
成功できない、お金を稼げない原因のひとつに『喜んでお金をもらえない』というものがあります。
多くの場合、その人の両親や身近な人が「お金持ちは悪いことをしている」「良いことだけではたくさん稼げない」と言っていたため、潜在意識にすりこまれているのだそうです。
つまり、頭の中で『お金 = 悪いこと』という式ができあがっているのです。
この式ができあがっていると、いくら『引き寄せの法則』をつかっても自分の潜在意識が邪魔するので、お金を引き寄せられません。それでは、どうすれば良いのでしょうか。
少し横道にそれますが、成功している人は寄付をしている人が多いです。
たくさん稼いで税金対策という面も確かにありますが、「私は寄付ができる人間だ」「寄付できるお金を持っている状態だ」「自分に価値があるのでお金が増えた」「増えたお金で社会や地域に貢献できる」という『自己肯定』にもなっています。
また、この『自己肯定』が当然になってくると、『あなたの価値がお金を産んで、そのお金で貢献』の流れを作ることができます。この流れができると、『お金 = 悪いこと』の考え方をひっくり返せるようになってきます。
逆に「寄付をする余裕がない」「他人にあげるようなお金はない」と思っているなら、すぐに考えを直すべきです。なぜなら『お金がない』がメインイメージになってしまっているからです。強く思うことが『引き寄せの法則』なので、理由はわかりますよね。
お金をもらうことに抵抗感があるならば、寄付することで『自己肯定』をしてはどうでしょうか?
もちろん寄付なので、ムリせずできる範囲でやれば良いです。ふるさと納税でも災害の募金でもあなたが気分良くできる寄付が良いですね。
ちなみに、私はウィキペディアに毎年寄付しています(年間数千円程度ですが)。検索や調べ物をするときに、とてもお世話になっていて、ぜひ続けて欲しいと思っているからです。
お金の引き寄せは魔法じゃない!
ここまでお伝えしてきた内容で、『引き寄せの法則』は精神論や魔法ではなく、人間の心理に根づいた法則なのだと気づいてもらえたのではないでしょうか。
また、この記事ではお金の引き寄せについて取り上げていますが、一般的にお金は人から運ばれてくるものです(宝くじはちょっと違いますが、当たる確率は上記の通りです)。
たとえば、あなたが自由に使えるお金が増える場合、このようなことが起きるのではないでしょうか。
『お客さんに気に入られて商品・サービスが売れた』
『お得な情報を教えてもらって、出費が抑えられた』
『会社の業績が良くなって、昇給やボーナスにつながった』
みな、根底には人とのつながりがあり、そこからお金がやってきます。
豊かな人間関係が築けて信頼が強くなると、お金が回ってきやすい状態になってゆきます。「あなたが勧めるサービス・商品なら喜んで参加しますよ(購入しますよ)」のような信頼関係の構築になるでしょうか。これが、真の『お金の引き寄せ』になるのです。
最後にもう一度くり返してしまいますが、『引き寄せの法則』はただの精神論ではありません。あなたやあなたと関わる人の心のはたらきを理解して、今よりも良い方向へ向けるための法則です。
「思いつづけていれば、大金が転がり込む」ものではありませんが、『引き寄せの法則』による信頼関係の構築はお金だけにこだわらない、あなたの人生を快適にするしくみのひとつになっています。上にあげたコツに注意して、今から試してみてはどうでしょうか。
このサイトでは信頼関係の構築に役立つ、人間心理やマーケティング、セールスコピーライティングについてさまざまな情報をお伝えしています。お客さんや取引先と信頼関係を築くことができるので、セールスコピーライターを目指す方だけでなく、商売やビジネスに取り組んでいる方にも役立つ内容ばかりです。
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