もう悩まない!起業アイデアの出し方について解説!

終身雇用制度の崩壊や働き方の多様化により、『起業』というワードが人気を集めています。

また、パソコン1台でもビジネスができる時代ということもあり、起業するハードルが低くなっているため、学生や主婦の方でも気軽に起業することが可能になりました。

しかし中には、将来、起業を考えているものの、「事業のアイデアが浮かばず、なかなか準備が進まない、、」そんな方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな方のために、起業アイデアの発想方法について解説していきます。

起業アイデアはどこから生まれるのか?

そもそも、アイデアはどうやって生み出すのか?
そう悩んでいる方も、多いと思います。

起業プランを考えるときは、さまざまな角度からまずはアイデアを出してみるのが大切です。
その中で、「現実的に実現できるのか」「自分の企業目的と一致しているか」を見つけていきます。

では実際に、起業プランを考える際にヒントとなる切り口をご紹介していきます。

・自分の経験、スキル、得意分野から考える

起業するとなると、全く未経験の分野でビジネスを始めて成功するのは、非常に困難です。
そのため、「自分ができること」「これまでに経験してきたこと」を整理して、専門性を探す必要があります。

例えば、美容業界の経験者でしたら、美容に関しての専門性がありますし、IT業界の経験者でしたらIT関連の専門性がありますよね。

その専門分野の経験の中から、身についたスキルを見つけていき、そこから自分には何ができるのかを考えていきましょう。

例えば、自分が経験して得た知識やスキルを、コンテンツとして販売してもいいですし、その分野を学びたいと思っている人たちに向けて、コーチングをしていくのも立派なビジネスの一つです。

起業して自分でビジネスをやる際は、今までの経験がビジネスの核になります。

・日常で感じる「困った」「不便」を参考にする

仕事、買い物、家事など様々な場面で、「これは不便だな、、」「ここを改善すれば良くなるのに、、」と感じたことはないですか?
そうした課題」を解決する方法を探すことが、新しいビジネスのアイデアに繋がることもあるんです。

例えば、家事やペットの散歩などの代行業があります。

日常生活に不便を感じていない人は少ないと思うので、「課題」を見つけることにフォーカスして解決策を生み出せれば、それがビジネスになる可能性は高いです。

課題の解決方法は自分で探すのもいいですが、人に聞いたり、体験談を参考にすることも有効になります。
起業と言っても、一から新しいビジネスアイデアを生み出すことは至難の業なので、まずは自分の身の回りで改善できることがないかを見つけてみるのもいいでしょう。

・自分の好きなことや得意なことを追求する

あなたには、ついつい時間を忘れてしまうほど熱中してしまう、好きなことはありませんか?
もし、それほどまでに好きなことがあれば、それをビジネスにできる可能性があります。

しかし、「こんなことじゃ、ビジネスはできない、、」と考えてしまう人も中にはいるでしょう。
でも実際には、あなたの好きなことや得意なことは、他人から見れば価値のあるモノの可能性もあります。

例えば、読書が好きであれば、本のレビューを書いたり、車が好きであれば、オススメのカスタマイズを紹介したり、試乗をしてみて車のレビューを書いたりなど、収益を得る仕組みさえ考えれば、それは立派なビジネスになります。

「好きなことでは稼げない」そう決めつける前に、考えようによっては立派なビジネスになることを覚えておいてくださ。

・成功している人から学びアイデアを得る

起業するからといって、自分のオリジナルのビジネスモデルを考える必要は全くありません。

もちろん、自分の頭の中だけで考える必要もなく、他の人の話を聞いたり、他の人の経験をもとにすることで、新たなビジネスモデルのアイデアが浮かぶこともあります。
そのために、すでに起業して成功している方と交流を持つことも有効です。

そうした交流を持つことで、成功者がどのような視点を持っているか、どのような思考回路なのかを知ることができますし、成功者から学んだことを自分のアイデアに結ぶつければ、今まで思い付かなかった新発想が生まれる可能性もあります。

ホリエモンこと堀江貴文さんは、「人と会って話すことで、一つでもビジネスのアイデアが見つかれば、それがすごく儲かるビジネスの種になる」という考えから、毎日人と会う時間を作っているそうです。
一人で黙々と考えているよりは、人の話を聞いて、そこからアイデアを得る方が効率的かもしれません。

今おすすめ起業アイデア3選

起業アイデアの出し方をご紹介してきましたが、最初はなかなか難しいと感じる人もいるかもしれません。
そんな方のために、今の時代でも稼げる起業アイデアを3つご紹介していきます。

 

・ハンドメイド販売

何かモノを作るのが得意、自分の作った商品を売りたいという方にオススメの起業アイデアです。
こちらは在宅でも仕事ができるため、主婦や子育て中の方にも人気があります。

『minne』『Creema』『メルカリ』といったハンドメイドマーケットアプリを使えば、誰でも気軽に販売を開始できるのも魅力の一つです。

また趣味の延長からでも、起業することが可能なので、仕事をするといったストレスが少なく取りかかりやすい起業方法だと言えるでしょう。

初期費用についても、店舗を構える必要がないため、多額の資金は必要なく、商品を作るための材料費などになるため、少ない資金でも始められます。

ハンドメイド販売で起業するためには、商品を作る作業だけではなく、他にも様々な作業をする必要があります。
市場のリサーチ、競合やニーズのリサーチ、集客、商品を知ってもらうための情報発信など、ある程度のビジネススキルやマーケティングスキルも必要になるでしょう。

しかし、あなたの商品のファンを獲得することができれば、売上が増えて安定した経営をすることが可能になります。

さらに、経験を積み知識やノウハウが増えてくれば、商品の販売以外にも、培った知識やノウハウを提供していくコーチングサービスをすることも可能です。

商品の単価が安くなりがちなハンドメイド商品ですが、コーチングサービスを開始することにより、単価の安さをカバーできることになります。

メリット

デメリット

・少ない資金からでも始められる
・趣味の延長で起業できる
・主婦や子育て中の方でも始められる
・販売方法が充実している
・経験を積めば、収入源の選択肢が増える
・商品の単価が安くなりがちなため、利益を得るには多くの商品を売る必要がある
・商品作成の他にも、さまざまな作業が必要
・ある程度のビジネススキルやマーケティングスキルが必要

 

・コンサルティング業

飲食店を新しく始める場合、店舗として使う物件の費用、店舗の内装工事費用、販売する商品の仕入れ費用など、最初に多額の初期投資が必要になります。

コンサルティング業は、自宅を事務所として構えることができるので、初期費用や固定費が必要ありません。
強いていうのであれば、ホームページの作成費、名刺の作成費、パソコンを買うための資金くらいになります。

利益率が高いのも魅力の一つです。
お伝えした通り、固定費や仕入れ費といった経費がほとんどかからないため、売上はそのまま手元に残ることになります。

さらに、契約の内容によっては、定額収入を得ることも可能です。
資格や免許も必要なく、初期費用もほとんどかからないため、リスクの低い起業方法と言えるでしょう。

しかし、コンサルタントは、人や企業に教えることが仕事になるため、深い専門知識や突出したスキルが必要になります。
表面的な知識やスキルだけでは、仕事を獲得して収入を得ることは難しいです。

また、SNSやホームページを使って、認知度をあげていく情報発信、ターゲットとなるクライアントを探す営業活動、サービスを買ってもらうためのセールスを行う必要があります。

いくら深い専門知識や突出したスキルを持っていても、ターゲットが見つからなかったり、あなたの存在を知って、商品を買ってもらえなければ、何の意味もありません。

メリット

デメリット

・初期投資や固定費がほぼ必要ない
・資格や免許が必要ない
・利益率が高い
・定額収入が見込める
・低リスクで始められる
・深い専門知識や突出したスキルが必要
・集客のために認知度を上げる必要がある
・仕事獲得のために、営業活動やセールスをする場合もある

 

・ライター

ライターとして起業するために必要になるのは、パソコン一つのみです。

事務所を構える必要がなく、機材や商品を準備する必要が一切ありません。
さらに、資格や免許、スキルも必要ないため、性別年齢関係なく誰でも出来るので、気軽に始められる起業方法です。

ライター業の最大の魅力は、パソコンさえあればどこでも作業ができる点になります。
自宅での作業はもちろん、インターネットがつながる環境であれば、カフェやホテルなど、場所を選ばずに仕事をすることが可能です。

そして、幅広い業務内容があるのも、ライター業の魅力の一つになります。
一言でライターと言っても、ブログ記事作成をするブログ記事ライター、動画のシナリオ作成をするシナリオライター、広告記事作成するコピーライターなど仕事の内容は多岐にわたります。

そのため、クラウドワークスやランサーズといったアウトソーシングサイトでは、ライター募集の案件が常に多くあり、「仕事が見つからない」といった状況になりにくいといったメリットがあります。

しかし、ライター業の最大のデメリットは、単価の安さです。
平均して1文字1円以下の案件が多く、2000~3000文字の記事を書いても、多くが3000円程度の報酬になります。

そのため、普通に生活するほどの報酬を得るためには、多くの記事を書くか、専門知識を身につけ専門性のある記事を書くことが必要です。
場所を選ばず仕事ができるメリットがある代わりに、仕事量の割には報酬が少ないといったデメリットが存在します。

しかし、数あるライター職の中でも、最も稼げて、クライアントから重宝される唯一のライター職があります。

それは『セールスコピーライター』です。

仕事内容は、売上に直結するような行動を促す文章を書いたり、強い販売力・訴求力を発揮する文章を書くことが仕事になります。

結果(売上)にフォーカスした文章を書くため、1案件あたりの単価も高くなり、売上をあげられるセールスコピーライターの収入は青天井です。
実績や経験を積むことにより、収入は上がり続け、年収1000万円を目指すことも可能になります。

メリット

デメリット

・パソコン1台で起業できる
・パソコンがあればどこでも仕事ができる
・経験、知識、スキルが必要ない
・案件が豊富に存在する
・セールスコピーライターであれば収入は青天井になる
・単価が安い
・生活に必要な報酬を得るには、多くの記事を書く必要がある
・報酬と仕事量が釣り合わない場合がある

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

起業アイデアの出し方

・自分の経験、スキル、得意分野から考える
・日常で感じる「困った」「不便」を参考にする
・自分の好きなことや得意なことを追求する
・成功している人から学びアイデアを得る

「起業アイデアが思い浮かばない、、」「起業したいけど、何をすればいいかわからない、、」といった方は、ぜひ参考にしてみてください。

アイデアは、何気ない日常にでも山ほど転がっているモノです。
頭で考えるだけでなく、物事を違った見方で見るだけでも、アイデアは生まれてくるモノなので、意識してみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

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ゼロイチ㍿ 代表┃一般社団法人日本セールスプロモーター協会 代表理事┃YouTube6.4万人┃ゼロ起業副業アカデミー運営┃法人2社経営┃中卒→累計20億┃