大山です。最初に謝らせてください。
Webライター紹介の返事について
以前、インターネットを使った在宅ワークの紹介で、Webライターをおすすめしました。
「まずはWebライターで、 稼ぎはじめてみませんか?」
という、内容の動画です。その動画を公開した後で、こんなコメントを頂きました。
- 「私でも、Webライターできますか?」
- 「Webライターって、どう始めたらいいの??」
- 「初めて聞くことばかりで、少し不安です。」
このようなコメントに
「わからないときは、ネットで検索してみましょう!」
「まずはできることからはじめてみましょう!」
というお返事をしたこともあります。
でも、みなさんからのコメントを読んでいるうちに、このお返事が「正しくなかったんじゃないか」と、思いはじめました。
- 「稼ぐ前に、はじめ方がわからなくて、足踏みしている人が多いのかな?
- 「チャレンジしてみましょうといっても、やっぱり最初は不安なのかもしれない
- 「ゼロから一歩踏み出せるように、もう少し背中を押してあげたいな!」
と、思ったんです。「できることから、はじめてみましょう!」だと、「ちょっと不親切かもしれないな」、と考えるようになりました。
まったく副業の経験が無いときは、本当に不安で不安でたまらないと思います。僕も新しいことはじめて、最初の収入を得るまでは、
- 「本当に上手くいくのかな?」
- 「ダマされていたらどうしよう。」
- 「実際にお金がもらえるまで信じられない」
と、内心ビクビクしながら副業をしていました。こんな不安な気持ちは、できるだけ少ない方がいいですよね?
だから、「副業をやってみよう!」と決心してくれたあなたから、「怖くて始められない」不安を取り除こうと、思いました。
僕は、セールスコピーライターをしているので、文章を書くことについては、少し詳しめにお伝えできます。
Webライターの始め方について
そこで、今回のテーマは、『未経験Webライターのはじめ方』についてお伝えします。本当に未経験のゼロから始められるように、仕事を受けるまでに必要な3ステップ、
- おすすめのクラウドソーシングサイト
- 依頼を受けて終わらせる
- 収入を上げるためのスキルアップの方法
についてお伝えしていきます。
さらに、あなたがライターとしての実績を上げやすくするために、最低限おさえておきたい文章の書き方もお伝えします!
これを踏まえれば、WEBライターとしての最初の収入「間違いなし」です。あなたの収入に直結する内容ですから、集中できる環境で、最後まで見てください。
また、記事を見終わったら、すぐに行動に移せるように、紙とペンを用意して、メモを取りながら聞くことを強くオススメします。
WEBライター 仕事のはじめ方 3ステップ
それでは、始めます!
第1ステップ:クラウドソーシングサイトに登録
まず最初のステップは、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。クラウドソーシングというのは、インターネット上で仕事をお願いすることです。
だから、サイトに登録しなくても、依頼者さえ見つかれば、仕事を受ける事は可能です。とはいっても、ライター経験のない人が、直接依頼を受けるのは、とても難しいです。
依頼者を探すのが難しいし、なにより、自分のライティングスキルを説明しづらいでしょう。
そこで、仕事をお願いしたい人と、仕事を受けたい人をつなぐのが、『クラウドソーシングサイト』です。
クラウドソーシングサイトに登録することで、自分にあった依頼を見つけやすくなります。また、コツコツとライティングの依頼を達成していくことで、実績がプロフィールに記載されていきます。
依頼していない第3者が見ても、あなたのライティング実績がわかるようになるのが、クラウドソーシングサイトの良いところです。
では、数あるクラウドソーシングサイトの中で、どこに登録したらよいのでしょうか。仕事の依頼を受けやすい順に、5つあげます。
『サグ−ライティング』と『Shinobiライティング』
まずは、『サグ−ライティング』と『Shinobiライティング』、この2つに登録してみましょう。
この2つのクラウドソーシングの特徴は、依頼主とやりとりをしなくて良いことです。依頼主とのやりとりはサイトが担当しているので、あなたは安心してライティングに集中できます。
また、それぞれの案件が、数十分 〜 数時間程度の時間制限になっているのも特徴です。エントリーしたら、その時間内に文章を書き上げて、提出しないといけません。
そのかわり、エントリー中は他の人に案件を取られないため、時間内なら落ち着いて案件を書き進めることが可能です。
案件の提出後、審査に通ると、規定の報酬がポイントでもらえます。サイトによって異なりますが、ポイントを現金やギフト券などに、換えることができます。
収入があなたのお財布に入るまで、がんばって貯めましょう。
『ママワークス』
次にあげるのは『ママワークス』です。このクラウドソーシングサイトは、在宅でできる仕事が多めに紹介されています。
また、『ママ』とついていますが、独身でも、子供がいなくても、男性でも、登録可能です。
『ママワークス』の特徴は依頼主と相談して仕事を進めていくところです。「少しハードルが高い」と思うかもしれませんが、
- 『未経験者歓迎』
- 『扶養内で収入の調整可能』
- 『急なお休み調整可能』
など、仕事を受ける人に合わせた依頼が、たくさんあります。
アルバイトやパートでは気がかりになるポイントだったかもしれません。でも、クラウドソーシングでは、あなたが気になる点を隠さずに依頼主に伝えておくことで、良い関係が築けるでしょう。
ママワークスの成果報酬は、現金になります
報酬の受け取り方についても依頼主と相談して決める必要はありますが、直接、現金収入が得られるのは、魅力的だと思います。
ただ、在宅での仕事を受けやすい反面、時給換算すると一般的なパートよりも安い傾向があります。
こちらも、文章の書き方や依頼主との交渉になれてきたら、ステップアップを考えてください。
『ランサーズ』と『クラウドワークス』
3つめにあげるのが、『ランサーズ』と『クラウドワークス』です。クラウドソーシングと言えば、この2つが真っ先にあがるほど、業界内の大手サイトです。
これらも、依頼主と相談して仕事を進めることが多いサイトです。非常に知名度のあるサイトなので、ライティングや文章作成の案件だけで、数百件以上募集が出ています。(※2020年9月13日確認)
そのため、他のクラウドソーシングサイトで応募できる案件がなかったとしても、この2つで探せば、ほぼ見つかると思います。
また、依頼主の『本人確認』や『適正報酬額のチェック』を取り入れて、見る人の安心感を高めているのも大きな特徴です。どこの誰だかわからない相手からの仕事や、報酬が安すぎる依頼だったら、不安になりますよね?
このような不安を解消するために、『本人確認』や『適正報酬額のチェック』が行われているんです。
仕事の報酬のうち、数十%はサイトに天引きされてしまいますが、そのぶん、依頼者とのトラブルが起こりにくいようになっています。
これらのサイトでは、それぞれの仕事の報酬を貯めておいて、指定する口座に振り込んでもらう方式です。コマメに振り込むと、手数料が馬鹿にならないので、ある程度の金額が貯まってから、振り込んでもらうようにしていきましょう。
仕事の受けやすさで3段階に分けて、クラウドソーシングサイトを5つ紹介しました。基本的に、「仕事を受けやすい = 報酬が安い」と覚えておきましょう。慣れてきたら、どんどんステップアップしていってください。
また、できるだけたくさんのクラウドソーシングサイトに登録しておきましょう。1つのサイトだけでは、仕事が見つからないことがあるからです。
「仕事がなくて、進めない…」とならないように、積極的な登録で、あなたにあった仕事をみつけましょう!
第2ステップ:とにかく1つ、依頼達成
次のステップは『依頼を受けて終わらせる』ことです。
WEBライターで稼ぎはじめるには、仕事を『終わらせる』ことがとっても大事になってきます。なぜなら、決められた条件で達成して終わらせないと、報酬につながらないからです。
最初は100文字書くのにもものすごい時間がかかるでしょう。僕も最初の頃は、100文字書くのに、2〜3時間かかっていたことがありました。だから、まずは無理しないで、文字数が少なくて、すぐに終わる案件を選んでみましょう。
『ランサーズ』や『クラウドワークス』の場合、「タスク」や「カンタン作業」と呼ばれる、カテゴリに入っています。
『簡単な仕事』は、仕事に慣れる意味合いが強いのですが、もうひとつ理由があります。それは、達成度の評価です。
仕事達成経験がゼロで未評価のままだと、受けられない仕事がけっこうあるんです。せっかくのチャンスをつぶしてしまわないように、簡単にできる仕事を2〜3件こなしておきましょう。
「5分の作業で10円」とか、時給で考えると、割に合いませんが、どれでも達成度は『+1』で評価されます。もっと高単価の仕事を受けるための足がかりとして上手に使ってください。
また、ここにあげたような簡単に達成できる案件なら、スマホだけでもなんとかできると思います。
でも、依頼される文章が長くなると、画面タップでの入力や、誤字脱字のチェックがきつくなってくるでしょう。そこで、「Webライターで稼げそうだな」と思えたら、パソコンの購入を考えてください。入力がしやすくて、画面も大きいパソコンは、仕事を効率良く進めるための必要投資です。
でも、最新のパソコンを買う必要はありません。目安としては、5万円くらいのパソコンが値段と機能のバランスが良いと思います。
第3ステップ: 収入を上げるためのスキルアップの方法
3つめのステップは、スキルアップの方法です。
クラウドソーシングサイトのプロフィールを見れば、あなたの実績は他の人にもわかります。でも、それだけでは受けられない仕事も実は、存在しているんです。
そのような仕事を受けるには、各サイトの『認定ライター』をもらう必要があります。
たとえば、サグーワークスなら『プラチナライター』、Shinobiライティングなら『CROCO(クロコ)認定ライター』、ランサーズなら『認定ランサー』と呼ばれる制度になります。
この認定制度、サイトによって、文書能力や記事の執筆実績など、さまざまな認定基準があります
でも、ライターに関係ないことは求められませんので、積極的にチャレンジしていって、スキルアップや収入アップをしていきましょう。
さらに、認定をもらっていると、特別な案件依頼を、サイトから紹介されることもあります。仕事の検索にすらでてこない案件です。
これは非常に高単価の場合が多いので、ほぼ間違い無く収入が跳ね上がります。Webライターで稼いでいくなら、ぜひ『認定ライター』を目指してくださいね。
クラウドソーシングの始め方、ある程度イメージできたでしょうか?
文章の書き方
Webライターを始める場所は、これでOKです。もうひとつのポイントとなる、文章の書き方について、お伝えします。
僕たちが普段使っている日本語ですが、「読みやすいように書けてるか?」と聞かれると、不安になるかもしれません。
僕も、この職業をするまでは、かなり、文章を書くのは苦手でした。それでも、ポイントをおさえて、くり返し練習したので、そこそこ書けるようになりました。
僕でも書けるようになったのですから、あなたも必ず書けるようになります!でも、ただガムシャラに書いても、上手くなるまでにはとっても時間がかかるでしょう
そこで、読みやすい文章にするためのポイントを5つお伝えします。本当に基本的なポイントだけですが、「これを意識するのとしないのでは、大違い」の重要なポイントです。
ポイント1:文体を統一する
仕事の指示内容に『ですます調』『である調』など、文体について指示があると思います。指示を守ることはもちろんですが、指示がない場合でも、文体の統一を心がけましょう。
統一された文体は、安定した印象になります。一般的には、丁寧な印象になるので、『ですます調』が好まれます。
「これが多いです。」
「そのようになります。」
って感じの文章ですね。
ポイント2:文末を連続させすぎない
文体が統一されていても、同じ文末が繰り返されると、幼稚な感じになってしまいます。
たとえば、、、
- 「僕は会社員です。」
- 「43歳です。」
- 「ゴルフが趣味です。」
と言われると、内容はともかくなんだか、子供っぽく聞こえます。
同じ文末を繰り返さないようにして、少しつけくわえると、
- 「僕は会社員です。」
- 「先月43歳になりました。」
- 「毎月のゴルフを趣味にしています。」
って感じにすると、だいぶ大人な感じになりますよね。
目安として、同じ文末の連続は2回までにすることです。文体の統一とあわせて、文末を連続させないことにも、注意してみてください。
ポイント3:1文を短めに
1つの文に、色々詰め込み過ぎると、意味が伝わりません。
例えば、空気清浄機の説明するときに、
「この清浄機の良い所は、ウィルスも通さないフィルターがあって、電気代が今までよりも半分で動いて、軽くて持ち運びが簡単なんですよ。」
と、1文に全部詰めてしまうと、逆にわかりにくいです。
この場合、
「この清浄機のいい点を3つお伝えします!
1つ、高性能フィルターがウィルスも通さない!
2つ、電気代が今までの製品の半分でOK!
3つ、30%の軽量化!軽くて持ち運びがラクラク!」
みたいな感じに、1文を細かく切って、1つのことだけ伝えるとわかりやすくなります。
「長い文を書いて欲しい」という依頼内容でない限り、1文は短く切って、読みやすいようにしておきましょう。
ポイント4:専門用語を使わない
キーワードが指定されている場合、そのキーワードは必ず使ってください。でも、それ以外の言葉は、初めて見る人でもわかる言葉で説明するのが基本です。
新型コロナで話題になりましたが、「ロックダウン」とか、「ソーシャルディスタンス」とか、最初は何言ってるか、わかんないですよね。
「中学生でもわかるように書く」と意識することで、読みやすい文章を書けるようになります。
ポイント5:誤字脱字チェック
最後まで書けたら、忘れずに誤字脱字のチェックをしましょう。あなたが、がんばって書いた文章なので、つい「完璧だ」と思いこみやすいです。
でも、「人間は必ずまちがえる。」と考えて厳しくチェックしましょう。誤字脱字の少ない文章は、「安心して任せられる」と評価されやすいです。
締め切りまで期間があるなら、一晩おいてからチェックするのも有効ですね。
まとめ
『未経験Webライターの始め方』いかがでしたか?
文章の書き方については、普段からもう、気をつけている内容があったかもしれません。だからといって、「全然大丈夫」だとは思わないでほしいんです。
基本的なポイントだからこそ、忘れずに注意して、「見落とさないようにして欲しいな」
と、思いました。
このほか、Webライターを始めるにあたって、覚えていて欲しい考え方を3つお伝えします。
1.とにかく1つはじめてみる
実績が0だと、まったく評価されません。安くていいから、まず1つ受けましょう。
2.まずは少ない文字数から
最初は書くスピードが遅いものです。徐々にならしていきましょう。
3.時間制限を守る 完璧よりもスピード
誰もが認める完璧なんてありません。時間制限を守らなければ、収入ゼロです。
動画の中で何度もお伝えしましたが、Webライターの最初は収入がとても少ないです。
「5分の作業で10円」はちょっと極端な例ですが、1文字0.5円の文章作成とかザラにあります。時給換算すると、時給200円以下になることもめずらしくありません。
でも、今、活躍している上級Webライターにも、必ずそんな時代があったんです。実績を積めば、高単価の仕事が取れるようになるので、ぜひ、実績をコツコツと積み上げていってください。
今回の記事を動画にしました。こちらも欠かさずチェックしてくださいね。
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