大山です。
2022年度
「生活保障に関する調査」で
18歳~79歳の男女に
アンケートした結果があります。
その中で「老後生活に不安がある」
と回答した人は、82.2%。
8割以上の人が老後について
不安を抱えている現状です。
今回は老後の不安を
どう解決していくか。
将来のあなた自身を
考えるキッカケにしてほしい。
そんな思いも込めて
●定年後の働き方・収入源
●定年後にオススメの資格
●資格選びのポイント
この3つをご紹介します。
それでは早速
スタートします!
定年後の働き方・収入源
定年後、あなたはどんな人生を
送っていると思いますか?
65歳になると
一般的に、年金が支給されますよね。
しかし「年金問題」とも言われる現状が
私たちには降りかかろうとしています。
少子高齢化の進む現代では
年金資源の運用が低迷している。
そんな話を聞いたことも
あるのではないでしょうか?
これは、年金受給者への
支払いが多いこと
反対に、保険料を支払う人数が
減っているということです。
あなたが年金を貰う頃
どのような問題が起こるのか?
ある程度
想像できるでしょう。
私たちが貰える年金額は
減る可能性が高い、ということです。
そのために
老後に向けて考える必要があります。
貯蓄や資産を作ることは
とても重要になってくるでしょう。
定年を迎えても、困る事がないように
していきたいですよね。
まず、
定年後の働き方
収入源を作るには
どうすれば良いか?
3つに分けて
解説していきます。
再雇用制度で延長して働く
1つ目は、再雇用制度で延長して働く。
再雇用制度とは、定年後も
そのまま同じ会社で働ける制度のこと。
本来なら、定年になると
そのまま定年退職となりますよね。
現在勤めている会社が
60歳で定年だとしましょう。
ですが、
60歳以降でも、働く意思がある場合
手続きをすれば働ける。
そんな制度です。
働き慣れた会社で
そのまま働けるなら安心ですよね。
定年後でも、役に立っているという
自信にも繋がります。
今まで通り継続して
収入も得られるのです。
これまでのスキルや
能力を継続できる一方
契約内容は
大きく変化します。
一般的な再雇用後の契約内容は
●時給制
●1年ごとの契約更新
●賞与、退職金無し
と、再雇用前に比べると
同じ仕事量でも収入は減ります。
増えることは
ほぼ無いでしょう。
このデメリットを
どう考えるかがポイントです。
パートで働く
2つ目は、パートで働く。
60歳を過ぎてからでも、
意外と活躍できる場所はあります。
今はシニア世代の活躍の場として
「シルバー人材センター」もありますよね。
また、定年後の生活に
余裕がある人も中には居ます。
そんな人でも「働きたい」と
思う方は少なくないでしょう。
その意欲は
どこから湧いてくるものなのか?
●健康のため
●社会参加
●気晴らし
このような理由が挙げられます。
自分より若い世代の方と
現役で働くことが、活力にもなるでしょう。
起業する
3つ目は、起業する。
「定年を迎えてから起業?」
と思う方が、いるかもしれません。
「人生100年時代」と呼ばれる現代。
60代は
まだ人生の半ば。
「シニア起業」という言葉を
ご存じでしょうか?
そんな言葉が誕生するほど
高齢で起業する人が、居るのは事実です。
「年金だけでは不安だ」
という人が多い一方
年金生活プラス、好きな事で起業し
収入を得る人がいます。
また、長いキャリアの中で
自分には何が向いているのか。
年を重ねているからこそ
ある程度、把握もできます。
自身の強み・弱みを知っているからこそ
起業できる要素はあるということです。
定年後におすすめの資格7選
働き方や収入源は分かっても
実際に、これから先どうなるの?
そんな不安は、簡単には
無くなりませんよね。
そんなあなたに、定年後に役立つ資格として
おすすめの資格が“7つ”あります。
これは、定年前後に挑戦しても良し。
今から取得しておいて
老後に役立てても良し。
そんな考えで
資格取得を目指すことが出来る
ものばかり。
●現職のキャリアを活かせるもの
●これから挑戦したい職種
●将来的に自分の為になるもの
そんな内容の資格を
紹介していきます。
今から知っておく事で、
老後の知識にも役立つでしょう。
宅地建物取引士
1つ目は、宅地建物取引士。
いわゆる「宅建」です。
不動産会社が正しく不動産取引を
するための国家資格。
宅建は、国家資格の中でも
抜群の知名度があります。
不動産や、
建設業界での活躍はもちろん
独立、開業にも役立つ資格です。
ファイナンシャルプランナー
2つ目は、ファイナンシャルプランナー。
ファイナンシャルプランナーとは
相談者のライフスタイルを
お手伝いする専門家。
略して「FP(エフピー)」とも
呼ばれています。
人気の資格で
相談者が多いことから需要も大きいです。
●お金に関する知識を得たい人
●お金の相談やアドバイスをしたい人
に、オススメの資格でもあります。
・住宅ローン、保険、年金
・資産運用のアドバイスなど
世代ごとの関心
ライフスタイルに関する悩みは様々。
年齢を重ねていると
アドバイスする上で安心感も生まれます。
3級から1級まである
国家資格。
金融関係の仕事に就くのに
有利な資格とも言えるでしょう。
行政書士
3つ目は、行政書士。
行政書士とは
依頼人に代わって
役所や県庁などに出す書類の作成
提出、手続きをする国家資格。
依頼者の権利や財産を守る
やりがいのある仕事です。
受験資格や年齢、学歴の制限は
ありません。
そのため独立・開業はもちろん、
企業への就職・転職にも有利です。
危険物取扱者
4つ目は、危険物取扱者。
危険物取扱者とは
火災や爆発する恐れがあるものを
取り扱うための国家資格。
ガソリン、灯油などの扱いには
消防法が定められています。
そのため、主に定年後は
ガソリンスタンドで活躍できます。
消防法で
定められた内容に
営業時間中
“危険物取扱者を1名配置する”
という決まりがあるためです。
資格は1類〜6類まであり
甲乙丙に分類されます。
中でも乙種
4類の資格がオススメ。
この資格があれば
ガソリンスタンドのほか
●化学工場
●タンクローリーの運転業務
●ビル管理
で働けます。
食生活アドバイザー
5つ目は、食生活アドバイザー。
食生活アドバイザーとは
健康な生活を送るための
アドバイスができる民間資格。
年齢や性別、経歴関係なく
取得ができます。
2級、3級があり
2級はビジネス向けです。
●健康に関するアドバイス
●食材の知識
●食品添加物の問題
●食事業界の実態
など
多方面の知識が得られます。
食品メーカーや飲食店など、
食に関する職業で活躍できるほか
誰かにアドバイスするだけでなく
自身の健康にも役立つ資格です。
調理師
6つ目は、調理師。
調理師とは
飲食店で調理業務ができる国家資格。
独占資格とも呼ばれ
調理師でなければ調理業務はできません。
調理師学校を卒業するか、
2年以上の実務経験が必要です。
実務経験の場合
「実務経験の証明書」が必要になってきます。
少し細かなルールがありますが
パートやアルバイトの経験が
実務として認められます。
いくつかの店舗を合算して
2年の実務経験があればOKです。
飲食店やホテルの厨房
保育園、介護施設、病院など
活躍の場は意外とあります。
「自分の作った料理を
人に食べてもらう。」
そんなあなたの
独立も目指せます。
終活ガイド
7つ目は、終活ガイド。
終活ガイドとは
終活に必要な知識を持ち、専門家として
アドバイスができる民間資格。
セミナー講師や、終活専門家として
活動ができます。
人生経験が豊富だからこそ
信頼感があり、経験値を活かせる仕事です。
3級から1級まであり
受験資格もありません。
保険、不動産、福祉などの
職種にも関係性があります。
よりレベルの高い仕事として
活かせられるのではないでしょうか。
自分自身の老後問題の
解決にも繋がるでしょう。
資格選びのポイント
資格と言っても簡単に取れるものではなく
時間、お金が掛かります。
資格を取得しても実際に活かせないと
資格の意味も無いですよね。
どのようなことに気を付けて
資格取得を目指すべきか。
何をポイントに資格を選べば良いのか
3つ、解説していきます。
1:これまでのキャリアを活かせるものを選ぶ
1つ目は
これまでのキャリアを活かせるもの。
実際にあなたが経験してきたこと
他の誰よりも知識が豊富なこと。
これは資格以外に
影響力があるものです。
キャリアがある仕事には
何が増えると思いますか?
資格と言う証明以外に
信頼性が増すとも言えます。
また、話を聞いていても
説得力がありますよね。
資格を取得する以外に
奥行きのある知識や経験は
財産とも言えます。
自分の力量に見合った
資格を選びましょう。
2:なりたい自分・目標を決めて選ぶ
2つ目は
なりたい自分、目標を決めること。
「あれもこれも」と
手探りで取得するのはかえって逆効果です。
何かに特化させることがポイント
になります。
例えば先ほど紹介した
調理師の資格。
調理師免許を手に入れたのに
行政書士の資格も取る。
どちらも単体で見れば
素晴らしい資格ですよね。
ですが、組み合わせた時に
分野が違うので、両方を活かせません。
行政書士ではなく食生活アドバイザーの
資格を取得すれば、どうでしょうか。
調理師として料理の知識と共に
食生活アドバイザーとして
健康面での知識も得られます。
分野を絞ることで
より深く広い視野で副業に役立ちます。
③老後の再就職や起業に有利なものを選ぶ
3つ目は
再就職、起業に有利なものかどうか。
60代以上でも働ける職種か
が、今回のテーマのポイントです。
新しい分野の資格を手にしたとしても
活躍できる世代の問題もありますよね。
老後でも問題なく起業するなら
体力面、精神面の配慮も必要です。
何が有利になるかを
考えて検討してみましょう。
まとめ
今回は定年後の働き方
おすすめの副業資格について
紹介しました。
老後の年金問題
定年退職後の生活への不安
私たちの未来は
不安ばかりが取りざたされています。
そんな不安を元気なうちに、
若いうちに考えておけば
少しは解決する問題も
あると言えるでしょう。
年を取ってから考えるより
今から、何をすべきか考える。
これがあなたの老後に
深く関係していきます。
いきいきと明るく
元気に生活できる
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