仕事ができない人の特徴

大山です、

2500年前から存在する
『イソップ寓話』が好きです。

ってことで、、
3人のレンガ職人の話を。

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3人のレンガ職人
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中世ヨーロッパで、ある旅人が、
建築現場で作業している人に、、

「何をしているのですか?」

と質問した。

1人目の作業員は、

「ボスの命令でレンガを積んでいる」
と面倒くさそうに答えた。

2人目の作業員は、

「レンガを積んで壁を造っている
大変だが、給料がいいからやっている」と答えた。

そして、

3人目の作業員は、

「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている。
神を讃えるためにね!」と答えた。

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さて、、この話を聞き
何を感じたでしょうか?

おそらく、、

レンガ職人として大成するのは
1人目より2人目、2人目より3人目
だと思ったのでは?

なぜか?それは
見据えているものが違うから。

つまり、志の違い。

まず、3人とも「レンガを積む」という
同じ仕事をしているのに、、

「何をしているのか?」

という質問に対する
答えが違います、。

1人目の職人は、
「親方の命令でレンガを積んでいる」と
行為そのものを答えただけ。

やらされている感、満載。

2人目の職人は、
「レンガを積んで壁を造っている」という
レンガを積むことの『目的』を答えただけ。

大変だけど、お金のために
やっているとも言っています。

3人目の職人は、まず
「歴史に残る大聖堂を造っている」という
壁を作る『目的』を答えたあと、

「神を讃えるためにね」と
大聖堂を造ることの
『目的』も付け加えています。

この話から学べることは
たくさんあります。

まず、目的意識をもたなければ
不平不満しか生まれない。

朝から晩まで、
俺はレンガを積まなきゃいけない。

あんたにはわからないだろうけど、
暑い日も寒い日も、風の強い日も、
一日中レンガ積みさ。

腰は痛くなるし、手はボロボロ。。
などね。。

そして、、、

最大の学びは、行動への
目的意識をしっかりもつこと。

僕ら人間の行為は必ず、

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何かのために、何かをする
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という構造をもっています。

1つの目的には、
さらにその目的が存在します。

話を例にとると、、

レンガを積む
→壁を造る
→歴史的な大聖堂を造る
→神を讃える

という構造になっています。

つまり、上の目的が
下の目的を決めてコントロール
しているといってもいいでしょう。

そのためにも、

「なぜ?やっているのか?」
「なぜ?やらなければいけないのか?」
「なぜ?やって欲しいと言われているのか?」

という目的を深く
考えなければいけません。

そうしなければ、
良い仕事(ビジネス)はできません。

言われたからやるのではなく、
仕事だからやるのではなく、
家族を養うために働くのでもなく、

未来のゴールを見据え
仕事(ビジネス)をする。

あなたが今している仕事は、

  • あなた自身の幸福
  • あなたの周りの幸福

と、どう繋がっているのだろうか?

その問いの繰り返しで
未来のゴールが見つかります。

目的を掘り下げていけば

『志がある未来のゴール』が
見つかるでしょう。

良い仕事をするためにも、
あなた自身の夢を叶えるためにも、
行動の目的を掘り下げていきましょう。

いつも最後まで
お読みいただきありがとうございます。

ゼロイチ株式会社
大山祐矢
(福岡・海が一望できる自宅兼オフィスより)

追伸:

実は、「3人のレンガ職人」
の話には続きがあります。

この3人のレンガ職人

それぞれの
10年後はどうなったのか?

・・・・

1人目は相変わらず文句を
言いながらレンガを積んでいました。

2人目は、賃金は高いけど
危険の伴う屋根の上で仕事をしていました。

そして3人目は、、、

現場監督として多くの職人を育て、
出来上がった大聖堂には
彼の名前がつけられたそうです。

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ゼロイチ㍿ 代表┃一般社団法人日本セールスプロモーター協会 代表理事┃YouTube6.4万人┃ゼロ起業副業アカデミー運営┃法人2社経営┃中卒→累計20億┃