【失敗します】稼げそうで実は稼げない副業5選!稼ぐための考え方も解説

こんな風に感じたことはありませんか?
  • 稼げる副業が知りたい…
  • 自分のやっている副業が稼げるのか気になる…
  • ネット上に情報が多すぎて何を信じたらいいか分からない…

現在、副業はブームを起こしています。「流行っているから」「何かと話題だから」と副業を始めている人、また検討している人も多いのではないでしょうか。

しかし、副業は何も考えずに始めると、高確率で失敗します。この記事では、気軽に手を出すと失敗してしまう「稼げない副業」に関して、5つの副業をピックアップして紹介します。稼げない理由と、稼ぐために必要な考え方もあわせて、詳しく解説します。

ぜひ最後まで読んで、参考にしてみて下さい。

稼げない副業①動画編集

動画編集

動画編集とは、文字通り動画を編集する副業です。具体的には、動画素材のいらない部分をカットしたり、テロップやエフェクトを入れたりして、視聴者が見やすいように動画を作る作業といえば分かりやすいでしょう。

「動画の編集スキル」の需要は高まりつつあります。近年、社会的にも圧倒的な知名度を獲得し、中には数億を稼ぐ人まで出てきているYouTube業界の存在は、もはや言うまでもなく「巨大な」市場です。市場が大きくなると、それだけ参入してくる人の数も多くなり、その数に比例して動画の編集者の数も増えてきました。事実、動画編集のスキルだけで大金を掴んだ人も多くいるのが現状です。

「それならさっさと始めたほうがいいんじゃない?」と思った人も多いはずです。しかし結論から言うと、動画編集は稼げません。厳密に言うと「動画編集一本で食べていくのは、非常にハードルが高い」です。その理由をこれから説明していきます。

労働収入という性質

まず、動画編集が稼げないと言われる理由は「労働収入」という性質が原因となっています。労働収入とは、自分の仕事の「量」に応じて報酬が発生していく仕組みになっています。つまり、根本的にはアルバイトの「時給制」と同じです。どれだけの作業をこなそうが、時間が有限である限り、仕事に対する「報酬の限度額」が決まってしまっているのです。

また、自分の「作業効率」も大きく、報酬額に影響を及ぼします。仮に単価の高い仕事を取れたとしても、その仕事に膨大な時間を使ってしまっていては、結果的に給料が低くなってしまいます。

動画編集で、より多く稼いでいくためには、上記したような「稼げない要因」から抜け出す必要があります。例えば、他の人に仕事を発注するのです。自分は営業、つまり仕事を取ってくる側にまわってしまえば、自分自身は労働収入の枠の中で仕事をすることはなくなります。

しかし、説明したような業務委託は、初心者のうちは難しいのが事実です。まずは動画編集の基礎を固めてから、「どのようにしてこの業界が回っているのか」を知った上ではじめて可能になるお仕事です。要は、下積み時代なしには成し得ない領域です。動画編集で稼ぎたいと思うのであれば、これらの事実をあらかじめ頭に入れておきましょう。

単価が安い

動画編集が稼げないと言われるもう一つの理由は、案件に対する単価がそもそも安いという点が挙げられます。

かつては、動画を編集するのは、非常にハードルの高いものでした。高性能なパソコンと編集ソフト、あわせて50万円近くする機材を用意する必要があった時代もあったのです。

しかし、現在はそういった状況ではなくなりました。パソコンと編集ソフトあわせて10万円もあれば、誰でも簡単に始められてしまいます。つまり、動画編集することに対するハードルは下がってしまいました。そして、そのハードルの低さが、単価の安さに繋がるのです。

動画編集の経験がない「初心者」であれば、一本2,000円程度にしなければ仕事が取れないのが現状でしょう。そして、その仕事に2時間以上かかるなら、もはや時給制でアルバイトしていたほうが、多く稼げてしまうくらいになってしまいます。

しかし、もちろん仕事の単価は、積み上げた経験に応じて高くなっていきます。とは言え、動画編集一本で食べていけるくらいの単価を獲得するには、かなりの時間を要するでしょう。

動画編集が稼げない理由に関しては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて読むと、より具体的に動画編集が稼げない理由を知ることができます。

〈動画編集、、実は稼げません。〉

稼げない副業②ブログ

Google AdSense

ブログを収益化させる方法の一つとして、Google AdSense(グーグルアドセンス)があります。Google AdSenseとは、Googleが提供する「クリック課金型の広告配信サービス」のことです。自身で運営しているブログやWebサイトに、Googleが提供している広告を張り、その広告をユーザーがクリックすることで報酬が発生するという仕組みになっています。「1クリックあたり○円」といった具合に報酬が発生し、中にはGoogle AdSenseだけで月に50万以上を稼いでいる人もいます。

事実、Google AdSenseは初心者にも参入しやすいサービスだという理由で人気となっています。Google AdSenseは、紹介した商品が購入されてはじめて報酬が発生する「アフィリエイト」とは違い、広告をクリックしてもらうだけで報酬が発生します。よって、収益までのハードルが低いのです。

参入のハードルが低いのは、初心者にとって嬉しいメリットではありますが、一方で「稼げない」根本的な理由に直結します。その理由をこれから説明します。

広告単価・クリック率が低い

Google AdSenseは、とにかく単価が安いのがデメリットです。そして、その安い広告単価が、低いクリック率によってさらに全体の収益を低くしている状態となっています。

前述したようにGoogle AdSenseでは、広告をクリックされるだけで収益が発生するようになっています。収益までのハードルは低い反面、1クリックあたりの単価は平均して30円程度だといわれており、非常に低いです。

また、Google AdSenseの広告のクリック率は、おおよそ1%程度だと言われています。これは、記事が100回読まれたとしても、そのうちから平均して1回だけ報酬が発生している状態です。そして、その「記事が100回読まれる」までが、非常に大変なのです。

さらには、Google AdSenseだけで食べていくには、100回記事が読まれるだけでは到底足りません。仮に月に30万円稼ごうと思うと、単純計算で100万回も記事を読まれる必要があります。

PV(記事閲覧数)を稼ぐ必要がある

まず大前提として、Google AdSenseはPV(記事閲覧数)がなければ収益を上げることができません。そして、PVを上げるためには「より多くの人の目に触れる記事」を書く必要が出てきます。これが、最初にして最大の難関です。

意識しなければならないこと
  • 誰かの悩みを解決する記事を書く
  • 読者のターゲットを明確にする
  • 記事を随時更新する
  • 記事の信頼性を担保する etc…

これらの、より多くの人の目に触れる記事を書くために意識しなければならないことをまとめて、「SEO対策」といいます。SEO対策に関しては、別記事でまとめて解説していますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

〈【基礎から学べる】SEOに強い記事を書く5つのコツを解説!〉

稼げるようになるまで時間がかかる

Google AdSenseが稼げないと言われる理由のもう一つが、稼げるようになるまでにかなりの時間がかかるという点です。

上記したように、Google AdSenseで稼ぐためには、より記事が読まれるための努力、つまり「SEO対策」が必須となります。しかし、例えSEO対策がバッチリできていたとしても、Google検索エンジンの仕組み上、多くの人に記事が読まれるようになるまでに時間がかかってしまいます。

一般的には、まともにPVが増えるまでには半年から1年くらいを要するといわれ、Google AdSenseは短期で稼ぎたいという人に全く向いていないと言えるでしょう。

Google AdSenseで稼げない理由に関して、以下の記事で具体的に説明しています。より詳しく知りたい方は参考にしてみて下さい。

〈グーグルアドセンスで稼げない理由:もっと効率的に稼げる方法を公開します!〉

稼げない副業③アフィリエイト

アフィリエイト

アフィリエイトとは、自分のブログやWebサイトで、他者のサービスや商品を紹介し、購入へ繋げることで収益を上げる仕組みを指します。一般的に、アフィリエイトで商品・サービスを販売している人の事を「アフィリエイター」と呼びます。

具体的なアフィリエイトで収益を上げるまでの手順
  1. ASPと呼ばれる、アフィリエイト広告案件を取り扱うサイトから、商品紹介のリンクを取得
  2. 自分のブログやWebサイト内で、その商品を紹介する記事を作成
  3. 作成した記事内に、あらかじめASPから取得しておいた、商品紹介のリンクを貼り付ける
  4. 記事を読んだ読者が商品を購入することで、商品の販売額の一部がアフィリエイターの収益として発生する

アフィリエイトが人気な理由は、なんといってもその手軽さです。Google AdSenseと同様、初期投資として必要なものはパソコンくらいのものなので、参入障壁はかなり低いと言えます。

しかし、アフィリエイトはGoogle AdSenseと同じで「そもそも記事がどれだけ読まれているのか」が非常に重要になってきます。

セールスコピーライティングのスキルが低い

アフィリエイトとは、そもそもが「商品」を売るためのサービスです。記事の中で、商品を魅力的に伝えることができなければ、商品が売れることはありません。

アフィリエイターの中には、月に数千万の収益を上げている人もいます。しかし、その人たちは普段どうやって、それほどの収益を上げているのでしょうか。

それは、その人たちが持つセールスコピーライティングのスキルが、収益を上げることができている最大の理由になります。商品のことを調べ尽くし、何をどう伝えれば読者が商品を「購入」してくれるのか、常に分析しているのです。

セールスコピーライティングは、何もアフィリエイトやGoogle AdSenseでのみ活躍するスキルではありません。ビジネスの基本である、「ものを買わせる」技術なのです。

今後お金を稼いでいくために、必ず持っておいて損はないスキルです。以下でセールスコピーライティングに関して具体的に解説しています。詳細を知りたい方は、ぜひ読んでみて下さい。

〈コピーライティングとは?セールスコピーの種類や基本、基礎知識〉

SEOの勉強に時間がかかる

先程、Google AdSenseではSEO対策が必要になってくることを解説しました。これはアフィリエイトでも同じです。記事が読まれなければ、収益は生まれません。Google AdSenseやアフィリエイトで稼ぐには、まず読まれる記事を書くことが最も重要なのです。

アフィリエイトで稼ぐには、SEOについて勉強する必要が出てきます。そもそもSEOについて勉強するのに、かなりの時間がかかってしまうため、手っ取り早くお金を稼ぎたい人には向いていないと言えます。覚えておきましょう。

アフィリエイトが稼げない理由について簡単に解説しました。以下でより詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

〈アフィリエイトで稼げない 原因:挫折理由と対処法を大公開!〉

稼げない副業④ポイントサイト

ポイントサイト

ポイントサイトとは、様々な方法でポイントを貯めて、最終的にはそれらのポイントを現金化して収益を得るサービスを指します。

ポイントサイトが人気を博している理由は、まずはじめに初期投資が全く必要ないところ。今や誰でも持っているスマートフォンに、ポイントアプリを無料インストール、もしくはポイントサイトに無料登録することで簡単に誰でも始められます。

加えて、空いた時間を使ってコツコツ取り組めるところも人気の理由です。例えば、ちょっとしたアンケートであれば、1~2分程度で一つの仕事が完了します。移動時間や待ち時間、寝る前の数分などをうまく活用し、お金に変えている人が多くいます。

しかし、ポイントサイトはどれだけうまくやったところで、大きなお金を稼ぐことは難しいと言わざるを得ません。その理由を具体的に解説していきます。

単価が安い

ポイントサイトは単価がとにかく安いです。ポイントサイトが稼げないと言われる理由はこの一点に尽きます。

実際にポイントサイトで募集中の案件を見てみると分かりますが、ほとんどの案件が一件数円~数十円のものばかりです。これでは、まとまった金額を稼ぐまでに、気の遠くなるような数の案件をこなす必要が出てきます。

そして、これらの案件がなぜこんなに低単価なのかというと、結論「だれでも、どこでも、いつでもできてしまうから」なのです。これらは案件の受注者にとってはメリットにも見えますが、得られる報酬を見てみるとデメリットの方が圧倒的に勝ってしまうでしょう。

しかし、中には1件で1万円といったような高額案件があるのも事実です。とは言え、これらの案件はクレジットカードや月額制のサービスなど、継続して受注していくには向いていないものばかりです。さらにこれらの案件は、そもそも募集されている数が少なく、安定しません。

上記したようなデメリットを考えると、ポイントサイトで大きく稼ぐのは難しいことが分かるはずです。

稼ぐためには友達を紹介する必要がある

ポイントサイトによっては、「紹介制度」を導入しているサイトもあります。ポイントサイトを知り合いや友人に紹介し利用を開始してくれれば、紹介料として紹介した側に報酬が発生する仕組みです。また、紹介された側が収益を上げれば、紹介した側に追加で、歩合の報酬が発生します。

こうすることで、自分が時間を手間を割くことなく収益を上げることが可能です。ポイントサイトを使って大金を稼いでいる人は、このシステムをうまく利用しています。

しかし当然ながら、知り合いや友人の数にも限界があり、それらの人たちがコンスタントにポイントサイトで仕事をしなければ、収益を上げることはできません。結論、ポイントサイトは「安定しない」と言えるでしょう。

ポイントサイトで稼げない理由に関しては、以下の記事でより具体的に解説しています。あわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

〈ポイントサイト【げん玉】が稼げない理由:もっと効率よく稼ぐには?〉

稼げない副業⑤転売・せどり

転売・せどり

転売・せどりとは、商品を安く仕入れて、他の場所で仕入れ値よりも高くして販売することです。

転売・せどりといえど、色々な種類があります。リサイクルショップなどで商品を仕入れて高く売る人や、オリジナルの商品を作って販売している人、家に眠っている不用品を売る人と、その形態は様々です。転売をする人の事を「転売ヤー」と言ったりします。転売ヤーは、Amazonやメルカリ、ヤフオクなどを使い商売をしています。

しかし、ある程度のお金を稼ごうとすれば、やはり難しい部分も出てきます。ここからは、転売・せどりが稼げない理由について、それぞれ紹介していきます。

ライバルが多すぎる

転売・せどりが稼げない理由の1つ目は、ライバルが多すぎるところです。ライバルが多くなるのは、理由があります。それは、転売・せどりを始めるにあたってのハードルが低いからです。

転売・せどりを始めるにあたって必要なものは、皆が持っているスマートフォンくらいのものです。もちろん、転売する商品が必要になりますが、転売・せどりはリサーチから始まるものです。一番最初の段階ではスマートフォン一台あれば十分でしょう。

つまり、誰でも始められてしまうということです。参入障壁が低い分、すでに転売・せどりを始めている人はたくさんいます。そういった人々全てがライバルになるのです。

今後も、Amazonやメルカリなどの通販サイトがある限り、転売ヤーは増えていくでしょう。そして、転売・せどりを始めるのであれば、それらの人と戦っていかなければなりません。よって、これからもっと稼ぐことが難しくなるのです。

コストがかかる

転売・せどりを行うとなると、必ずお金が必要になります。まず、自分で転売するための商品を買わなければなりませんし、規模を拡大するとなると、商品を保管しておく場所の確保も必要です。

転売・せどりで、大きなお金を稼ぎたいのであれば、事前にある程度のお金が必要になることを覚えておいて下さい。

市場調査のノウハウが必要

転売・せどりをするにあたって、市場調査を必ずしなければなりません。何が、どのタイミングで、どれくらい売れるのかなど、市場を多面的に考える必要があります。そして、この市場調査をノウハウを習得するまでには、かなりの時間と勉強が必要です。

先程、転売・せどりには、初期投資が必要だと説明しました。ビジネスとして投資するのであれば、どうにかしてそれらの出費を回収し、最終的にプラスにしなければなりません。

しかし、ここでしっかり市場調査のノウハウを持たないまま仕入れを行ってしまうと、投資は意味のないものになってしまう可能性が高いです。いかに売れる商品を、自分が売ることができる分だけ仕入れられるかがカギになってきます。

転売・せどりで稼げない理由に関しては、以下の記事でより詳しく説明しています。あわせて読んでみて下さい。

〈メルカリ・ヤフオク・Amazon(アマゾン)転売・せどりで稼げない理由〉

まとめ

ここまで、実は意外と稼げない副業について解説してきました。いかがでしたか?

現在、副業を始める人はとても多いのは事実。しかし、「今流行っているから」や「みんなやっているから」と安易に始めてしまうのは危険です。やってはみるものの、続かなかったり、そもそも稼げないという事態になりかねません。

何をするにも、事前の勉強を怠らずに、より稼ぐための可能性を上げる努力は惜しまず続けましょう。初期投資が必要な副業だと、なおさらこの意識は持っておくべきです。

ABOUTこの記事をかいた人

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ゼロイチ㍿ 代表┃一般社団法人日本セールスプロモーター協会 代表理事┃YouTube6.4万人┃ゼロ起業副業アカデミー運営┃法人2社経営┃中卒→累計20億┃