1、コピーライターの仕事内容とは?
セールスコピーライターとは、ぱぱっと文章を書いて多額の報酬を得られる。パソコン1つで世界を旅しながらお金を稼げる。というようなイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、独立したセールスコピーライターの仕事内容や年収のすべて暴露していきます。これまで抱いていたイメージを忘れ、確実な情報である「現実」をお伝えします。
まずはじめに、コピーライターの仕事内容についてお伝えしていきます。コピーライターとは大きくわけ、3つあります。それぞれ、仕事内容・年収まで大きく違ってきます。
1−1、コピーライターの種類
・イメージ コピーライター
・コンテンツ コピーライター
・セールス コピーライター
世の中でコピーライターと呼ばれている人、コピーライターと名乗り、活動している人は大きく分けて3つに分かれます。それぞれ説明していきますね。まず1つ目、
●イメージ コピーライター
イメージコピーライターとは大手企業のCMやポスター、映画などのイメージ力アップを目的とした文章を作成するライターになります。
作品や企業のイメージを主に、一言キャッチフレーズにしていくのが仕事。分かりやすく、図で目指すべきゴールや文例、使用される媒体をまとめました。
博報堂や電通などのコピーライターは、イメージコピーライターといってもいいでしょう。
なぜなら、広告業界の最大手は、クライアントも広告予算をしっかり確保できるので、イメージ広告での文章を求めるからです。
大手企業のキャッチコピーなど目にしたり、耳にしたりすることも多いので、「コピーライター」=「イメージコピーライター」と認識されています。
●コンテンツ コピーライター
2つ目は、コンテンツコピーライター。
コンテンツを直訳すると、「情報のなかみ」という意味ですが、人が得たい・知りたい情報を分かりやすくまとめたものになります。例えば、東京で美味しいお店を知りたいとインターネットで検索した時に、でてくる情報をきれいにまとめて書いている人がコンテンツライターになります。
世の中が知りたいことを分かりやすく、ためになる情報をまとめたものです。
コンテンツコピーライターは一般的に「ライター」として一言で呼ばれることが多いです。
僕もビジネス成功脳のすべてというサイトを運営しています。サイトにアップしているものはコンテンツですので、僕はコンテンツライターでもあるということです。(本業はもちろん、セールスコピーライターです。)
●セールス コピーライター
最後にセールスコピーライターについてです。セールスコピーは別名、レスポンス(反応)コピーとも呼ばれます。
セールスコピーはセールスレター、チラシ、ダイレクトメール、ランディングページ(メールアドレスを登録するページ)インターネットの広告文などの文章に用いられます。
これらの反応というのは、お客さまからの、問い合わせ、来店、注文、資料請求、見積もり依頼などです。
売上に直結するような反応を促し、強い販売力・訴求力の効果を発揮する文章を書くのがセールスコピーライターの仕事になります。
セールスコピーでは取引条件(オファー)の内容をまとめた文章であり、具体的に次のステップである、詳細・購入などという行動を促しています。
セールスコピーは具体的な行動をとってもらうための文章ですので、イメージコピーよりも大きな販売力・訴求力があります。そして、結果に直結するものであり、読み手の反応を得ることが目的です。
セールスコピーライターはまだまだ世に知られていない狭い世界なのですが、イメージコピーライターと同じように、コピーライターとして名乗る方が多いです。
最後に3種類のコピーライターの目的(ゴール)をまとめました。
同じようにコピーライターやライターと言われても、、、目的は全く違います。
1-2、セールスコピーライターに向く人・向かない人
コピーライターは「センス」や「文章スキル」がないと食べていくのは難しいと思われている方も多いのですが、、、僕個人的な意見としては、どんな状態の人からでも身につけられるスキルだと思っています。
セールスコピーライターとして学んだ方が良い、知識やスキルはありますが、向いている人・向いていない人は?と聞かれると誰でもできますと答えます。
「文章構成能力やセンスがまったくありません。。」「文章を書くのが苦手です。。」という方でも、身に付けられるスキルですので、安心してください。
なぜそんなことがいえるのか?もともと僕はそういうタイプの人間でしたから。セールスコピーライターのスキルを学ぶ前は、、
- 文章を書くのが大っ嫌いでした、、
- 28歳まで本を読んだことはありませんでした。(漫画のみ)
- 書くことは自分に向いていないと思っていました。
ですが、今はセールスコピーライターとして活動できています。
なぜ?あなたがセールスコピーライターになりたいと思ったのか?は分かりませんが、、
●世界を自由に飛びながらパソコン1台で億を稼げる
●時間と場所に縛られない自由なライフスタイル
●世の中に必要とされ、まだ少ない職業
など、いろいろ言われているセールスコピーライターですが、そんな魅力に取りつかれ、「コピーライターっていいなー」なんて思った人も多いハズです。
セールスコピーライターに向く人は、、文章を書くのが苦に思わない人。読者が好きで日頃から文章に接している人など、あるにはあるのですが、、そういったことが必ずしも有利に働いたりすることはありません。
東大にいってもフリーター生活をしている人もいます。そういった、学歴などの表面的なことではなく、一番大切なことは、「人生を変えたいと本気で思っているか?」ということが大事なのではないかと思います。
それさえあれば、頑張るではなくやらなければいけない。と変わることができます。
あなたは、、
「人生を変えなければいけない理由がありますか?」
「そもそも、、なぜ?成功したいのですか?」
「なぜ、、セールスコピーライターを目指すのですか?」
このような問いに対し、明確な答えを持っている人は強いと思います。
セールスコピーライターとして活躍できる日もそう遠くないでしょう。学び続けることはもちろん、同時に実践もしていけると思います。
僕の場合だと、結婚し子供が2人生まれたにも関わらずパチンコ店のホールスタッフのアルバイトをしておりました。転職をするにも、知識もスキルも学歴もない、、そういう状況でも、自分で何かをしたい!という欲もありました。
サラリーマンはしたくないという自分の避けたい欲と家族を養わなければいけないという責任が絶対に成功しなければいけない理由となりました。
養わなければいけない家族がいたので、失敗は許されなかったのです。
絶対に成功しなければいけない理由が
明確にある人はセールスライターに向いている
自分と会話してみてください。「人生を変えなければいけない理由があるか?」「なぜ?成功したいのか?」ということを。この答えが自分にはできる・できないということへの処方箋にもなります。
向いている・向いていないというより、絶対にやらなければいけない明確な理由があるか?これが僕が思う、一番大切なことです。
2、セールスコピーライターの年収や報酬形態について
年収や報酬形態は先に説明した3つのコピーライターの種類によって大きく変わります。
ただ、3つのコピーライター(イメージ・コンテンツ・セールス)の中で一番稼げるのはセールスコピーライターです。これは間違いなく自信をもっていえます。なぜなら、セールスコピーライターは売上(結果)にフォーカスしているからです。
エリート営業マンの収入は1000万を軽く超えます。年収1億円以上稼いでいる人もいます。それと同じです。商品やサービスをどれだけ販売できるか?ということは営業マンと同じ役割を担っています。
売上を上げられるセールスコピーライターであれば収入は青天井です。ただ、そうはいってもすぐに年収1億円を稼ぐことは非現実的、、。
何事もそうですが、1つ1つ経験を積み重ね、
段階を踏みながら年収をあげていくのが結果的に成功する最短の道
ちまたでは年収5億円コピーライターや年収1億や2億は当たり前みたいなことをいっている方もいるのですが、あれはかなりオーバーに話しています。
もちろん年収で億を超える方もいるとは思いますが、、限りなく少ないでしょう。年収5億円コピーライターなんて、、嘘っぱちです。。
ここではセールスコピーライターの平均年収や報酬までの流れについて正確にお伝えします。
2-1、ぶっちゃけ年収ってどれぐらい稼げるのか?
気になって気になって仕方ないであろう、年収についてお伝えします。(独立して、フリーランスのセールスコピーライターとして活動していることを前提とします。)
セールスコピーライターは、普通のライター(コンテンツ・イメージコピーライター)の何倍もの金額を楽に稼ぐことができます。
それだけでなく、普通の職業の人が35年から40年をかけ、やっと達成する年収をも上回ることができます。しかも、その人たちよりも少ないストレスでです。
その理由は、「自分の欲しい金額を請求できるから」。
ただし、しっかりとスキルを身につけ、結果(数字)を出せるセールスコピーライターになれればの話です。どれだけ売上に貢献できるか?ということが肝になります。数字を出せないセールスライターであれば年収は300万から500万ぐらいでしょう。
逆に数字を出せるセールスライターであれば、年収は1000万円から2500万円です。もちろん、実績や経験を積んでいけば収入は上がり続けます。
まずは年収1000万円セールスコピーライターを
目指すのが現実的であり、頑張れば届くことが可能な年収です。
ただ、、、年収1000万といっても国税庁の民間給与実態統計調査結果では、日本でたった3.9%しかいないと発表されています。
ですので、年収1000万円で富裕層の仲間入りということも頭に入れておいてください。まずは年収1000万円セールスコピーライターになるという目標に掲げましょう。そして、ここでは数字を出せる一流セールスコピーライターが知るべき情報をお届けします。
2-2、どのような報酬形態なのか?
どのような仕組み(報酬形態)でやっているのか?ということもここでお伝えします。報酬形態は大きく分け、2パターンあります。
1)ライティングのみ
2)ライティング+成果報酬(売上の%)
という形です。
まず1のライティングのみの場合なのですが、例えば、セールスレター1枚で10万円いただくという報酬形態です。
これはレバレッジ(ビジネスにおいて他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること)がきかないので、あなたが書いた分だけ報酬が発生するという感じです。
セールスレターを月に10枚かけば毎月100万円を稼げる計算です。
そして、2つ目ですが、これはレバレッジが効くおすすめの方法です。ライティング料金にプラスし成果報酬をいただくという形です。(成果報酬のみで依頼を受けることもできます。)
例えば、自分が書いたセールスレターからの売上の5%を成果報酬として受け取るとします。セールスレターからの売上が1000万円上がったとすると、その場合の5%は50万円になるので、それが報酬という形です。
そして、そのセールスレターは一度書けば何度も使うことができれば、売上が上がる度に売上の5%が入ってくるという形になります。
不労所得のような形で定期的に安定して報酬を得ることができるというわけです。
ただ、結果を出せなければ報酬は得られませんのでサラリーマンのように会社に行けば、お金を決まった日にお金が振り込まれるということではありません。
僕のおすすめは最初は一本いくら?という単価で経験を積み、
成果報酬型に移行していくこと。
報酬形態はその他にも、クライアントのコンサルタントという形でプロジェクトメンバーに入り月額でいただく方もいますし、それぞれのやり方があるのですが、大きく分けお伝えしたもの2パターンに別れます。
3、知っておいた方が得する知識や
セールスコピーライターの資格について
ここではセールスコピーライターとして身につけて置いたほうが良いと思うスキルや知識をお伝えします。
3-1、必要なスキルや知識とは?
●人間の行動心理
行動心理とは、人間の行動を観察することにより、導き出された学問になります。
アメリカの心理学者であるジョン・ワトソンが1913年コロンビア大学での講演で、「人間の行動にはルールがある」ということを提唱し行動理学を創始しました。
当時は科学的に証明できないということで、批判もありましたが、今では明快な科学的なデータも蓄積できてきており説得力のあるものとなっております。
人が動く理由にルールがあるのであれば、それをセールスコピーライティングに用い購入や申し込みなどの行動に導くことが容易にできるようになります。
セールスコピーライティングで有名な行動心理学を使ったテクニックとしては、「得ることより失いたくない」ということ。
セールスコピーでは、〇〇が得られますという人間の欲求を掻き立てるようなコピーを書く方が多いのですが、人間の心理からいうと、失いたくない恐怖の方が強いです。
例えば、美女と付き合うことができます。というよりもあなたの奥さんや彼女が他の男に寝取られます。と言われたほうが、反応せざる得ない人が多いのです。
100万円手に入りますというより、あなたの銀行口座から100万円盗まれます。と言われたらどちらに反応しますか。割合的に多いのは後者ではないでしょうか。
このような人間の行動心理を理解しているとセールスコピーライティングのスキルにとても活用できます。
●セールス力
次は、「セールス力」です。
コピーライティングの歴史の記事→こちらからでお伝えしたのですが、コピーライティングを一言でいうと、、「セールスマンシップ・イン・プリント」つまり、紙(Webページ)上のセールスマンということです。
最終的に数字を上げるには商品やサービスの販売が必要不可欠ですので、セールス力というのは、必ず必要になってきます。セールスコピーライターとして独立し、クライアントを獲得するためには自分を売り込む必要がありますよね。
自分を売り込むことができなければ、クライアントの商品やサービスを売ることは難しくなります。セールス力がないと、お金を生み出すことは不可能に近いのです。
そして、セールスコピーライティングではクライアントの売上(数字)を上げなければ高収入を得ることはできません。
●マーケティングについて
最後はマーケティングの知識になります。このマーケティングの知識を知っているか知らないかでセールスコピーライターとしても大きな収入の差になってきます。
マーケティングは、人により様々な解釈をされていますが、日本一のマーケッターと呼ばれる神田昌典さんは、マーケティングとはお客さんを目の前に連れてくること。と言っています。
僕が一番しっくりきたのも神田さんの言葉です。もう少し掘り下げていうと、プロジェクト全体の流れを考えるということ。
- どのようなコンセプト(切り口)で打ち出すのか?
- どのような流れでお客さんを集めるのか?
- 誰をターゲットにするのか?
など、お客さん(見込み客)を集める仕組みづくりのことになります。マーケティングの知識を深めると、セールスコピーライティングに大いに活用できます。
●3つの知識・スキルはどこで学ぶべきか?
これまでお伝えした、「人間の行動心理」「セールス力」「マーケティング」についてはどこで学べばいいのか?
ということですが。このサイトですべて網羅していきます。上記3つの知識・スキルはセールスコピーライティングとは
切っても切り離せない家族のようなものです。
ですので、3つの知識・スキルを取り入れたセールスコピーライティングの技術をお伝えしていますので、ご安心ください。
3-2、資格とかってあるの?
セールスコピーライターの資格はあるのか?必要か?ということをよく聞かれます。ここではセールスコピーライターとしての資格について詳しくお伝えします。
最初にお伝えしますが、セールスコピーライターになるための必要な資格などはなく、技能検定などに合格する必要もありません。ただ、コピーライター養成講座などを主催している会社や法人団体が独自に発行している資格や修了書などはあります。それらを活用できるか?というと、、そうでもありません。
僕個人的な意見をいえば、必要ないと思います。
なぜなら、国が定めている資格がないぶん、実力社会になるからです。クライアントも売上をどれだけ上げられるか?しか気にしていません。ただ、、あなたがどこで学んだのか?どういう実績があるのか?ということは最初のアプローチの段階では必要になってくると思います。
ですが、まずは無料で簡単なコピーを書いてあげ実力や反応率を上げた後で契約にもっていくこともできます。セールスコピーライティングの知識・スキル・経験を得ることを第一に考えてください。
まとめると、セールスコピーライティングの資格はありません。実力社会ですが、今日からセールスコピーライターとして独立することも可能です。
まとめ
世の中で認識されているコピーライターという職業には大きく分け3種類あり、それぞれで年収や報酬形態も違ってきます。
3種類とは、
・イメージコピーライター
・コンテンツコピーライター
・セールスコピーライター
であり、一番稼ぎやすいのはセールスコピーライターである。
セールスコピーライターでの向き・不向きはなく絶対に成功しなければいけない理由があるのか?という問いに答えられる
人が成功する可能性が高い。
セールスコピーライターとしてのスキルだけではなく、
・人間の行動心理
・セールス力
・マーケティング
の3つについても知識を持っている必要がある。
セールスコピーライティングの資格はあるが、必ずしも必要というわけではなく、数字での反応を上げられるか?資格より結果である。セールスコピーライターを目指している人は覚えておいてください。
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