悪口・陰口・誹謗中傷

大山です、

現在は、、ネットが普及し
匿名アンチコメントが溢れました。

大山にも、届きます。

「あの人が
こんなこと言ってましたよ」

と人伝えで聞いたり、、

会ったこともない見知らぬ人から
「ネットの誹謗中傷」が届いたり。

恐らく、普通の人よりは
悪口と接する機会が多いです。

ってことで、、

今日のテーマは、「悪口」です。

なぜ？人は悪口を
言ってしまうのか？

大山は悪口や誹謗中傷に対し
どう捉え、対処しているのか？

など、赤裸々に語ります。
（いつもより、長文になります）

まずは、人が悪口を
いってしまう原理について。

人間は、他人と
自分を比べてしまいます。

そして、

自分が優れていると感じたら
「優越感」を抱きます。

その逆に、

自分が劣っていると感じたら
「劣等感」を抱きます。

「劣等感」は強烈な
ネガティブ感情です。

「それを、何とか払拭したい！」

そんな衝動にかられます。

そのひとつの衝動が
「悪口」や「誹謗中傷」です。

悪口や誹謗中傷することで
相手をおとしめることができます。

そうすることで、
相手を引きずり下ろし
己の価値を高めることができます。

それによって、

内なる「劣等感」を
緩和しようという心理が働いてしまう。

人の悪口を言うのは「楽しい」
そう感じている人も多いです。

なぜなら、

悪口をいうと快楽を刺激する
「ドーパミン」が放出されるからです。

いわずもがな、、

「ドーパミン」が出ると
気分はハイ。上々になります。

でも、ドーパミンは
よくばりな脳内物質です。

「より大きな刺激」
を、求めるようになります。

つまり、、

悪口の回数を増やしたり
より過激な悪口を言わないと

新たにドーパミンが出ず、
楽しい気分になれなくなってしまう。

だから、悪口を何度もいったり、
思ってもいないことを言ってしまいます。

悪口を言えば言うほど
泥沼にはまってしまうってわけです。
（アルコール依存症や薬物依存症と同じ原理）

「悪口はストレス発散法です！」

悪口をいわないと、
ストレスが溜まり辛い。。

という人もいるかもしれませんが、
悪口は逆にストレスを増やします。

最悪の場合、脳を傷つけ、
寿命を縮める危険性もあります。

東フィンランド大学の研究によると、

世間や他人に対する
皮肉・批判度の高い人は、
認知症のリスクが3倍。

死亡率が1.4倍も
高い結果になると発表しています。

また、悪口を言うと、
ストレスホルモンである
コルチゾールが分泌されます。

コルチゾールというのは、
ストレスを感じたときに放出されるホルモン。

先ほどドーパミンが放出されると
言ったので快楽を得ていると思いきや、

悪口を言っているときは
同時にストレスも感じているのです。

では、ここから、
悪口から卒業する方法です。

すでにお伝えしたとおり、
悪口を言う人は自己肯定感が低い人。

なので、自己肯定感を高めれば
悪口は自然と減っていきます。

その、いちばんの近道は
「自分を褒める」こと。

自分で自分を褒めてください。
独り言で、かまいません。

「今日は1日、
ポジティブな気持ちで過ごせた」

「子供にあたらずにすんだ」

「ネガティブな言葉が減った」

など、小さなことでいいです。

自分で自分のことを
褒めちぎってください。

「そんなのバカみたいでやりたくない」

という人は、

ネガティブを
ポジティブに変換しましょう。

この方法は、大山も
毎日のように使っています。

例えば、、

●怒りやすい→「素直」
●暗い→「落ち着いている」
●孤独→「自立している」
●八方美人→「社交的」

一見、ネガティブに思えることを
ポジティブな意味づけに変換する。

こうして、
自分の中でポジティブな
言動を積み上げることで、

自己肯定感が高まります。
怒りや嫉妬、不充足感が満たされます。

最終的に、ネガティブな
感情を抑えることができます。

その結果、悪口や誹謗中傷から
卒業できるってわけです。

最初は、難しいでしょう。
でも、根気強くやってみてください。

あっ、、そうそう、
1つ聞きたいことがありました。

そもそも、、

====================
あなたは、
人の悪口を言いますか？
====================

その悪口を、
その人の前でも言えますか？

メッセージ（文章）でも、
電話でもなく、目の前にして悪口を言えますか？

そう聞くと、

「言えない」

と、答える人がほとんどです。

だとしたら、僕は
悪口は言って欲しくない。

そう、思っています。

その人の前でも言えるなら
陰口・悪口を言ってもいい。

でも、本人の前で言えないなら
僕は言わないというルールを作っています。

たぶん、、、そこで
人が見えるんだと思います。

「本人がいないから
悪口を言っても大丈夫」と思っていても、

「よく悪口を言う人」と周りに
ネガティブな印象を植え付けてしまいます。

いつ自分に矛先が
向かうかわからないので

周りの人たちは悪口を言う人を
心から信頼しないでしょう。

ただ、、本人の前で言うなら、
解決に向かうと思うんです。

もちろん、
口論になるかもしれません。

でも、それでいいと思うんです。

僕ら人間は十人十色。
まったく同じ考えの人なんていません。

それぞれの意見が正解で
常識だと思っています。

だからこそ、
話し合いをする必要があるんです。

本人の前で言えない
陰口・悪口は自分のストレス解消のため。

本人の前で言えることは
相手の為になること。

●自分を守りたいだけか？
●相手を思っての言動か？

これが、大きな違いです。

言葉は、人を生かしも殺しもする。

口から発する言葉には
十分に気をつけて生きたいですね。

心の傷は根深いですから、、。

僕も悪口に対し、
完璧に対処できるわけではないので、
己に言い聞かし、精進します。

いつもありがとうございます。