ランディングページの目的は、お客さんの情報を入手したり、商品を注文したりしてもらうことです。
そのためには、お客さんにストレスを感じさせず、最後までランディングページを読んでもらう必要があります。
そこで重要になってくるのがデザインです。「人は外見が命」と言いますが、それはランディングページにも当てはまります。
いくら中身がよくても、外見(デザイン)が悪いとそれだけで読んでくれません。つまり、デザインがおろそかなランディングページは反応を得ることが出来ないのです。
そこで本記事では、売れるランディングページのデザインに必要な9個のポイントについて、詳しく説明したいと思います。
ペルソナを設定する
ペルソナとはお客さんの人格です。これをしっかりとイメージし、「どのような人物に」「何を伝えたいのか」ということを考え、ランディングページをデザインする必要があります。
設定するのは主に以下の項目です。
・性別
・年齢
・住んでいる地域
・所得
・職業
・家族構成
・趣味や関心
このペルソナをしっかり設定しないと、誰の胸にも刺さらないブレたデザインになってしまいます。
たとえば、「体を鍛えたい・強くなりたい」という男性に向けて、プロテインを紹介するランディングページを作成します。
そのページが小動物のイラストでちりばめられた、かわいらしいでデザインであればどうでしょう。当然ペルソナの目的と合っていないので成約率は低くなってしまいますよね。
重要なのはペルソナの気持ちを考えることです。この場合、強くなりたいと考える男性の将来像をイメージしてみましょう。
たとえば、筋骨隆々の外国人男性の写真を使った、ダークな色合いのデザインであればどうでしょうか。
強くなりたい男性の胸に刺さると思いませんか?
色を統一する
ランディングページ内の色を統一し、読みやすいページを心がけましょう。
1ページ内にたくさんの色が混合すると、読みづらくなってしまいます。そうなるといくら内容が良くてもお客さんは読むことを辞めてしまいます。
統一する色は、企業や商品のイメージに合った物がいいでしょう。
たとえば、赤や黒は、強さ・怒りをイメージさせるので、格闘技関連のランディングページにピッタリです。オレンジや緑は、健康的なイメージを与えるので、健康食品やサプリのランディングページに合うでしょう。
このように、各商品のイメージに合った色で統一してみましょう。お客さんが違和感を抱かずにランディングページを読むことに集中してくれます。
補色を使う
補色とはその色の正反対に位置する色のことです。
一例を示すとこのような感じになります。
・白の補色は黒
・青の補色はオレンジ
・緑の補色は赤
補色はとても目立つので、注目させたい箇所に使うと抜群の効果を発揮します。
たとえば、緑を基調としたランディングページであれば、注文ボタンは赤にしてみましょう。そうすると無意識にお客さんは注文ボタンで目が留まるので、成約の確率も一気に上がります。
余白をいれる
文章には程よい余白を入れてください。
普段から読書に慣れていない人からすれば、文字がギュウギュウ引き詰められたページは、それだけで読む気がうせてしまいます。
程よい余白は読んだ人の頭を整理させるので、内容をしっかり理解させる意味でも重要なのです。
また、注目してほしい文の直前に余白を入れると効果的です。
文章にリズムがあるとすれば直前の余白は「タメ」になります。しっかりタメを作った後のパンチが効くように、タメを作った後の文章は読んだ人の頭に強く残るのです。
しかし、余白の多すぎは逆効果です。余白が多いと一見スカスカなページに見えてしまいます。またページ自体が無駄に長くなってしまうので、お客さんが離脱してしまいます。
あくまでも読みやすさに重点をおき、程よい余白を心がけましょう。
フォントの種類
ランディングページのフォントは形のきれいなものにしてください。
フォントにはオシャレなものから、派手なものまで様々な種類があります。しかしランディングページの目的は、お客さんに行動してもらうことです。しっかりと内容の伝わる、わかりやすいフォントでなければいけません。
おすすめは以下のフォントです。
・メイリオ
・游ゴシック
・游明朝
・ヒイラギ角ゴシック
・Noto Suns CJK JP
これらのフォントはとても読みやすいので、お客さんが読み間違えることがありません。内容を伝えるという意味で最適ですので、フォントの種類に悩んだ場合は上記のものを選んでみてください。
文字を統一する
文字にも統一感を出しましょう。文字のサイズや色がバラバラだと、読みづらいランディングページなってしまいます。
まず文字のサイズですが、「見出し」を大きくしてください。
見出しはお客さんの興味を引き付ける重要な箇所となります。他の箇所よりサイズを大きくしメリハリをつけましょう。
文字のカラーはベースの文字カラーと、強調したいときの文字カラーをしっかり決めましょう。カラーは3色くらいが好ましいです。
またサイズ、カラーは各箇所で一定にしてください。サイズにしてもカラーにしても種類が多すぎたり、使い方がバラバラだったりすると気が散ってしまいます。
ここでも重要なのは読みやすさです。お客さんに違和感を与えないシンプルでわかりやすい見た目を心がけましょう。
行の揃え方
ランディングページは各箇所によって行の揃え方が異なります。見出しや、強調したい箇所は「中央揃え」にしましょう。真ん中に大きく表示することでより読んだ人に強い印象を与えます。
他の長文は、「左揃え」にしてください。長文を中央揃えや右揃えにするとバランスが崩れ、読みづらい文章になってしまいます。
また、ブレット(箇所書き)も左揃えにしてください。ブレットはテンポが重要です。左揃えに統一し、一定のテンポでリズムよく読ませることを心がけましょう。
顔写真で信頼感を与える
ランディングページには文字だけではなく、画像も挿入してください。
文字だけのランディングページでは、お客さんの目が疲れてしまいます。つまり画像は、休息という意味でも有効なのです。
使う画像は、顔写真が良いでしょう。
生産者が顔出しすることで、責任をもって仕事をしている証拠になります。食品などの健康に影響がでる商品には更に効果的です。
またお客さまの声の欄にも、顔写真があると説得力が違います。
「顔と名前を出している人間が、適当なことを言わないだろう」
という安心感を与えることができるので、成約率を上げる手助けとなってくれます。
証拠を画像で示す
文章や言葉で売上の自慢をしても、お客さんは完全に信用してくれません。人間を説得するには、データで証拠を示すのが一番です。
そこで重要なのが、グラフや表といったデータを示す画像です。
たとえば、商品の売り上げを示す時、
「この商品は100億円売上げました」という文章を書くよりも、100億円の売上表を挿入したほうが、はるかに説得力があると思いませんか?
簡単に偽造できてしまう文章や言葉よりも、表やグラフでデータを示すほうがお客さんは信用してくれます。
また数字は文章で説明すると複雑になってしまいます。そういう意味でも、一見すれば理解できる画像が重要なのです。
証拠をしっかりと示されれば、どんな疑い深い人間でも信用せざるを得ません。画像は見栄えで判断するのではなく、「いかに証拠を示すことができるか?」という点で選んでください。
まとめ
今回はランディングページのデザインに焦点を当て、お伝えしました。
ランディングページは、あなたの感覚だけでデザインしても反応を得ることはできません。お客さんの視点に立ち、お客さんの要望にしっかりと応えるデザインにすることが重要です。
そのためには、「誰に何を伝えるのか」をしっかり考え、お客さんにとって読みやすいページになるよう意識しましょう。
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